シ,ソウシキナドノゾクシン 1956年 宮城県 正月に人が死ぬと、五月または九月にも身近な人が死ぬという。また、年の始めに家族の中で女性が亡くなると、その年は死人が多いという。身近に不幸が続くと三つ目の不幸が来るなどの俗信がある。
類似事例 |
|
(ゾクシン),シ 1935年 鹿児島県 1人死ぬと、その初七日の間に2人死ぬ。
類似事例 |
|
トリノヒ 1939年 千葉県 酉の日に女性が亡くなると、後を引くという。
類似事例 |
|
(ゾクシン) 2004年 香川県 年の初めの寅の日に人が亡くなると、死者が続くといって寅伏せを行うという。
類似事例 |
|
(ゾクシン) 1984年 新潟県 毎年巣を作るツバメが来ないとその年に死人が出るという。
類似事例 |
|
(ゾクシン) 1989年 鹿児島県 人が死ぬ時は下げ潮の時で、また、その時に生まれた子は長生きしない。
類似事例 |
|
カゲ 1968年 青森県 旧正月の年越しに自分の影が薄ければその年に死ぬ。
類似事例 |
|
(ゾクシン) 1975年 山口県 厄年に関する俗信。「厄まけ」と言って、厄年に死ぬことが多かったという。女性の厄年である33歳でお産するのは後が産まれないから危険だとも、この年にお産をすると厄を逃れるので良いともいう。結婚して、50年の祝いをすると死ぬといわれていて、昔は祝わなかったという、など。
類似事例 |
|
オンナノヒトノクビ 1992年 山形県 天井から女の人の首が落ちてくる。それが自分の首だった場合、その人は必ず死ぬ。
類似事例 |
|
ウブメ 1987年 山形県 お産で死んだ人がいる家には、旧暦の1月15日にウブメが出る。
類似事例 |
|
ハカイシ,シノヨチョウ 1946年 愛知県 早く墓石を立てると死人が続く。三回忌、七回忌に建てるとそういうことがないと言われている。
類似事例 |
|
(ハトナキ) 1986年 埼玉県 夜に鳩が鳴くと女が死ぬ。
類似事例 |
|
ウシノヒ 1977年 秋田県 丑の日に誰かが死ぬと、また誰かが死ぬ。
類似事例 |
|
ワラウチボウ 1956年 宮城県 一年に二人の死者が出た時、その家に三人目の死者が出ると言って恐れ、三人目の代わりに人形を埋め、または二人目の棺の中に藁打棒を入れて葬るという。
類似事例 |
|
ウブメ 1987年 山形県 旧暦の1月15日の夜には便所にウブメが出るので、みな便所に行かなかった。ウブメ罪なく殺された女の人が化けて出たもの。
類似事例 |
|
ミョートバカ 1935年 大阪府 1人死ぬと、続いてまた死ぬので、こういう。
類似事例 |
|
メオトバカ 1937年 京都府 大井村の共同墓地では、男の人が死ぬとすぐ女の人が続いて死に、女の人が死ぬと続いて男の人が死ぬという。
類似事例 |
|
(フホウ) 1986年 埼玉県 人が死ぬ時は、戸をたたくような音が聞える。表からすれば男、裏からすれば女だという。
類似事例 |
|
コソダテユウレイ 1976年 高知県 臨月近い女が死亡すると、開腹してから埋葬する。そうしないと、母が子育て幽霊となって出てくるといわれる。
類似事例 |
|
ソウシキ 1980年 和歌山県 葬式の行列が早いと、次の死人が早く出る。
類似事例 |
|