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怪異・妖怪伝承データベース
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検索対象事例

ビジュツシツノモナリザ
1986年 東京都
夜、ある女子生徒が忘れ物を取りに、小学校の美術室に行った。すると中から泣き声が聞こえてきたので怖くなりかえった。翌日朝早く美術室に行って忘れ物を捜していると、モナリザの手が伸びて女子生徒の首を絞め始めた。驚いた女子生徒は、傍にあった花瓶でモナリザの手を打ち払って逃げた。後で行ってみると、モナリザの手にアザが残っていた。

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チノツイタテクビ,フシギナネイロ
1996年 栃木県
ある山奥の分校で先生が夜遅く見回りをしていると、12時ごろ音楽室からピアノの音が聞こえてきた。音楽室に行くと急にやんでしまった。おかしいと思い見張っていると、またピアノが鳴り始めた。ピアノを引いているのは血のついた手首だった。翌日、前からこの学校にいる先生に聞いてみたら、昔音楽室で手首を切って死んだ人がいたのだという。
類似事例

ムジナ
1953年 埼玉県
学校の宿舎に新しい先生が初めて泊ったら、猫が入ってきた。追うと逃げた。夜中には娘が三人モンペ姿で入ってきて、「どうせ死ぬのだから殺してくれ」と言って消えた。後になって、犬に噛み殺されたムジナが見つかった。1貫400目もある大ムジナだった。
類似事例

クチサケオンナ
1986年 東京都
小学校に口裂け女が出た。口裂け女はマスクをしていて「私きれい」と聞く。ブスと答えると殺される。ポマードというと逃げる。学校の下駄箱に口裂け女の指紋がついていた。
類似事例

シタイヲカジルオバアサン
1986年 東京都
ある学校で、夜中の0時ごろ、女の先生が職員室にいたら足音が聞こえてきた。音のする方に行ってみると、学校の裏の墓場でお婆さんが死体を掘り出してしゃぶっていた。先生は怖くなって叫ぶと、お婆さんが追いかけてきた。先生は職員室に逃げたが、おばあさんは追いかけてきて、正体を見た先生を殺して食べた。
類似事例

チャンチャンコ,チ
1999年 栃木県
高校の吹奏楽部の女の子が放課後に1人で3回のトイレに入っていたとき、外から「チャンチャンコいりませんか」と何度も聞こえてきた。それで「一つください」と言ったら、女の子の首が切られ血がチャンチャンコの形になった。そして「ほぉら、チャンチャンコでしょ」という声が聞こえたという。
類似事例

オンネン,ウメキゴエ,ナマクビ
1996年 栃木県
ある生徒が運動会の前夜、体育館に忘れた鉢巻を取りに行った帰り、ドアに首を挟まれてしまった。生徒にうめき声が聞こえてきたり、目の前に生首が現れたが、しばらくすると開放された。実は体育館が建つ前は首切り場で、今でも怨念が残っていて、夜になると生首が現れることがあるのだという。
類似事例

ナマクビ
1990年 神奈川県
藤沢市のある中学校では、部活動中に、部室のある棟の階段に腰掛けていたところ、急に金縛りに遭い、誰かに髪を引っ張られたという。やっとの思いで後ろを振り返ると、そこに血を流した生首が浮かんでいたという。この事例は、話者の友人の実体験であり、現場に話者も居合わせたという。
類似事例

トイレ
1986年 東京都
小学校の一番端のトイレに入ると「何色の紙がほしいか」と聞かれる。赤い紙と答えると血だらけになる。青い紙と答えると首を絞められて顔が青くなる。白い紙と答えると何もされない。
類似事例

トイレ,アカイチャンチャンコ
1986年 東京都
ある学校で女の子がトイレに入ると「赤いチャンチャンコ着せましょうか」という声が聞こえてきたので、怖くなり逃げ出した。翌日、警察官と婦人警官がそのトイレを見張っていた。婦人警官がトイレに行くと同じように声が聞こえてきた。婦人警官が「着せて」と答えると、婦人警官は首を切られて死に、飛び散った血で服が赤いチャンチャンコのようになった。
類似事例

タヌキ
1985年 愛媛県
生徒がいなくなったので探していると、四日目に見つかった。正気に戻った子供は、手の爪が全て無くなっていた。その生徒は蟹を食べていたのだと言った。おそらく狸に騙されて連れて行かれたのだろう。
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ジョウハンシンダケノオンナノコ
1986年 東京都
運動が盛んで、試合前は生徒がよく教室に泊まる女子高があった。ある時、女の子が夜中に起きて、教室に対角線を引き、その中心の上で首吊り自殺をした。それ以後、夜に1人で廊下を歩くと、下半身がない上半身だけの女の子が手で這いつくばって追いかけてくるという。
類似事例

コエ
1990年 神奈川県
藤沢市の小学校では、女子職員トイレの右から5番目に入ると「赤いマントをかぶせましょうか」とたずねる声が3回聞こえてくるという。「おことわりします」と答えると、天井に12本の剣が背中にささった人が浮き出てきて、マントの形に赤い血が流れ落ちてくるという。この話を先生は知らないが、生徒は誰もが知っていて、こわくて誰も近づかないという。
類似事例

モナリザ
1986年 東京都
図書館の壁に夜になるとモナリザの姿が映った。気持ちが悪いので、壁を壊して作り直した。
類似事例

キツネ
1990年 長野県
野菜を作る畑にシシが出るので、それを追うために小屋を建てて毎晩泊まっていた。あるじい様が小屋で寝ていると、「寝たか」と言ってばあ様が鼻の辺りに手をかざした。不審に思ったじい様が朝にきたばあ様に尋ねても知らないと言うので、きつねが化けて出たのだと短刀を持って寝ていた。するとまたばあ様が来て手をかざしたので、小柄で突いた。すると悲鳴を上げてきつねの姿で飛び出したので、朝に血の跡をつけていくときつねが死んでいた。
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アオイドレスヲキテヒヲモッタオンナノヒト
1986年 東京都
中学校の音楽部の生徒が夜遅くまで練習をしていた。帰る時に屋上を見ると、青いドレスを着て火を持った女の人が学校の裏手の墓を見ていた。女子生徒は家に帰った後、熱を出してうなされた。
類似事例

キツネ
1976年 新潟県
学校の先生が夜、狐クボというところを通ると、若い女が出てきたので、狐だと思って殴りつけた。女は裁判に訴えると言った。翌朝、先生は松の木の下で頭を下げて謝っていた。法廷にいるつもりだった。狐に化かされていた。
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ツツジノムスメ,マショウノケシン,アタタカイモチ
1987年 長野県
若者は,毎晩毎晩細い身で険しい山を越えてくる娘に疑いを抱き,魔性の化身に違いないと思うようになった。娘と関係を続けると,いずれ食い殺されてしまうのではないかと考えた若者は,娘の殺害を決意する。山中の断崖で待ち伏せしていると,娘が疾風のような速さで通り過ぎようとした。若者が踊り出て娘の体をつくと,娘は叫び声を上げながら谷底に落ちていった。その後,娘の落ちた辺り一面に真っ赤なつつじの花が咲き乱れるようになった。娘の血が花と化したものだという。
類似事例

トイレ
1986年 東京都
小学校の1階の女子トイレに入ると中から手が出てくるという。そのため怖くてトイレに入れず、もらした子がいた。
類似事例

キツネ
1991年 奈良県
昔、ある子供が学校に行く時に、いつも狐の巣をつついて悪戯をしていた。ある日のこと、その子が帰ってこなくなった。それでみんな大騒ぎをして、山へ探しに行った。缶を叩きながら名前を呼んで探した。そうしたら、穴に埋められて死んでいる姿で見つかった。
類似事例

カッパ
1975年 茨城県
月のきれいな夏の宵、百姓の美しい若女房が田んぼの見回りの帰り道に10歳くらいの男の子に遊びに誘われた。気味が悪いので石を投げつけると真菰に消えた。次の夜も男の子が現れたので用意していた包丁で手を切った。
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