国際日本文化研究センター トップページ
怪異・妖怪伝承データベース
データベース検索ページ 更新情報 お知らせ 怪異・妖怪とは データベース検索 異界の杜 製作者
データベース検索ページ

検索対象事例

カベ,カオノヨウナカタチ
1986年 東京都
公園の坂で三輪車で遊んでいる時、転んで壁に頭をぶつけ、壁に血がついた。怪我が治ってから行ってみると、壁に顔のような形がついていた。

類似事例(機械学習検索)

キツネ
1995年 長野県
葬式の帰り、夜に親沢峠の上から石がゴロゴロ転がってきた。狐に化かされたかと思ったけど憶えがなくなり、うちへ帰ると血だらけだった。
類似事例

イギョウ,カイイ,キカイ
1974年
ある夏の暑い日、疲れて仕事から家に帰ったところ妻や下女の顔が馬に、子の顔が鬼に見えた。斬り殺そうと思ったが思いとどまりしばらく横になり休んでから再び見たらもとに戻っていた。
類似事例

ジンメンソウ
1993年
ひざの下にできた腫れ物が人の顔のようになり痛んだ。人面瘡の絵もあり。
類似事例

サル
1991年 静岡県
必ず自転車が横転する場所があり、転んだものは口の周りに怪我をするので坊さんに見てもらうと、そこは昔猟師が猿を撃ち殺した場所で、その悪霊が祟っていた。坊さんは祈祷を続けて、自分の命と引き換えに悪霊を鎮めてその場所での事故はなくなったが、祟りは猿を殺した家におよび、その家では代々不幸な子どもが生まれたという。
類似事例

ヒトカゲ
1985年 茨城県
車で走っていると、横切った人をはねたと思い、慌てて車外に出て確認した。そこに人の姿はなく車に戻ると、座席が水でびっしょり濡れていた。
類似事例

カマイタチ
1991年 栃木県
8・9年前、友人が単車で転倒し、股に大怪我をしたことがあった。人々はその傷口が大きいわりに血が出なかったことから、カマイタチにやられたのだと噂した。
類似事例

カヤ
1975年 愛媛県
ちょうかんさんが雨が降っているときに帰っていたら、頭をなでるものがいた。つかまえてみるとかやだった。千切っておいて朝になってから行ってみると、かやから血が出ていた。
類似事例

(リンシタイケン)
1982年 群馬県
脳溢血で倒れて、ふと気付くと河原を走っていた。向こう岸はお花畑で女が手招きしている。渡ろうとしたらムラの人に大声で引きとめられた。気付くと正気に戻った。
類似事例

マムシ
1989年 静岡県
交通事故で子どもを亡くした。亡くなったホトケは日金山に行く、日金山に参ればなくなった人が一本に極楽に行けるというのでお参りしたら、マムシが出てきた。亡くなった子が姿を変えて出てきたと思った。
類似事例

クチガミミマデサケタヒト
1977年 神奈川県
ある老人が親類の家に行った帰りに坂を登っていると、きれいな女の人がかぶりをして後ろから登ってきたので、夜も遅いから気をつけなさいといって見送った。その後に男の人が来たので、この先に女の人がいると伝えた。すると、男はその人はこんな顔ではなかったかと振り向いた。その顔は、口が耳まで裂けていた。
類似事例

ゴリントウ
1987年 広島県
ある人が病気になったとき、裏山の五輪塔の頭が落ちていたのを直したら病気も治った。
類似事例

カマイタチ
1957年 新潟県
山仕事で風が吹いた後、三日月ような切り傷ができることがある。決して痛くなく、血も出ない。鎌いたちにあった、と言う。
類似事例

サンジン,イジョウナバケモノ
1983年 岐阜県
2人で釣りに出かけて友人の顔を見ると、異常な化物になっていた。相手も私の顔を見て変形しているので驚く。急いで帰宅した。泊まっていたところが山神の住居だったから人の進入を嫌がってやったと言われたが、実際は山と谷の日受けによって異形に見えたのだろう。
類似事例


1993年 静岡県
子どもが外で怪我をして帰ると、トマグチで頭にすり鉢をかぶせ、その上を帚で払う。魔を入れないため。
類似事例

カマイタチ
1974年 和歌山県
何もないところで転んだりすると、鎌の形に切れていることがある。あまり痛みはないが、それはカマイタチに切られたのだという。
類似事例

ガッパ
1975年 長崎県
きれいな道に見えたが、そこを通ったら足が血だらけになった。そこで「ばかされた」と気付いた。
類似事例

オニ
1993年 静岡県
顔にあるお灸の跡のような傷を「鬼にツカレタ跡」という。「親の言うことを聞かないと鬼にツカレルぞ」ともいう。
類似事例

カマイタチ
1998年 新潟県
外で泣き声がしたので見に行くと、娘が田圃の脇で足を踏み外していた。引き上げると、出血はしていなかったが肉が切れていた。かまいたちのせいだろう。
類似事例

カベノアナ
1980年 京都府
清朝の鄭瑞が京都に居た時、ある壁に向かって昼寝をしていたら、いつも壁の上に人の顔が出てくる。不思議だと思っていると、それが穴になったという。その穴の中を見ると、人馬が往来し賑やかだったので、壁の穴の中に入って大いに楽しんだ。家人が起こすと普通の壁だった。狐狸の類か。
類似事例

カマイタチ
1974年 埼玉県
不意に皮膚が裂けて出血したり、通り風の気に触れたとたんに鎌状の傷をうけるのを「かまいたち」と称し、その原因を「イタチ」の一種の妖魔の仕業と考えていた。
類似事例

国際日本文化研究センター データベースの案内