国際日本文化研究センター トップページ
怪異・妖怪伝承データベース
データベース検索ページ 更新情報 お知らせ 怪異・妖怪とは データベース検索 異界の杜 製作者
データベース検索ページ

検索対象事例

キミテズリ,アヲリ
1974年 沖縄県
琉球国にキミテズリという神が出現し、その前に国上の深山にアヲリという物が出た。五色鮮やかで荘厳なものであり、三の岳に3本出たという。これは非常に大きく、一山を覆い尽くすほどだった。10月に必ず出たという。

類似事例(機械学習検索)

キンマモン
1986年 沖縄県
海神キンマモンは毎月出現し、カヤを持って御嶽にこもってオモリを謡ったとある。これは君真物出現の神事が琉球王府の宗教行事として実修されていたこをと意味し、印判ノロ統御下の奄美のノロ達によるウムケー・オーホリも琉球宗教政策の一環であったという。
類似事例

シネリキユ,アマミキユ
1974年 沖縄県
むかし琉球国に人間が居なかった時、天からシネリキユという男とアマミキユという女が降りてきた。彼らはまだ小さな島だったこの国にタシカという木を植えて山として、シキユという草と阿檀の木を植えて国の体とした。また彼らは風を縁にして3人の子を生み、それぞれ主・祝・土民の始祖となった。また竜宮から火を得て、国を完成させたという。人間が増え、守護の神が現れた。キンマモントという海底に居する神である。
類似事例

アラフリ
1931年 沖縄県
沖縄の海岸域では、あらふりといって、神女(君々・祝々)が海の中に神となって現れることがある。
類似事例

ヤマノカミ
1982年 三重県
山の神様は女の神様で、3月から7、8月までは海にいて、それ以外には山にいる。
類似事例

オモトオオアルジ,カミ
2000年 沖縄県
ハツガネとタマサラという兄弟の妹、オモトオナリに神が乗り移り、私こそがこの島の守護神であるという宣託をした。ハツガネがそれを疑って、神の姿を見せてみろと言った。於茂登岳の上で神が示現し、ハツガネの上に糠を降らして神の姿は消えた。
類似事例

オモトオオアルジ,カミ,ハツガネ
2000年 沖縄県
ハツガネとタマサラという兄弟の妹、オモトオナリに神が乗り移り、島の守護神であるという宣託をした。ハツガネがそれを疑い、神の姿を見せてみろと言った。於茂登岳の上で神が示現し、ハツガネの上に糠を降らして神の姿は消えた。その後ハツガネには虱がわき、半死となった。そしてオナリを刺して自らも死んだ。
類似事例

ヤマノカミ,オオヤマツノミコト
1971年 山梨県
山の神はオオヤマツミノミコト。老人で白いひげをはやして、長い衣装を着て杖を突いているという。威勢がよく、恐い顔で荒っぽいと考える人もいるが、山で仕事をする人や山に入る人を守るという。
類似事例

(ホウライサン)
1982年 広島県
享保11年4月16日昼9ツ時、安芸国厳島の沖に蓬莱山が出現した。あちこちが金屏風を立てたように見え、岩は5色できれいなものであった。時間は2,3歩の間見えた。海老浦の役人が注進に及んだと言う。
類似事例

オオフグリノカイジン,ウミリノロウシン,マユンガナシ
1986年 沖縄県
奄美大島の大フグリの海神やウミリ海神は琉球王朝成立以前の古い神であり、それらの神は必ずしも女神ではなく、両性もしくは男性であったという。伊平屋島のマヤノカミと、石垣島の来訪神マユンガナシは同根の神と思われるが、これもノロ・ツカサ文化以前の古いものである。
類似事例

ニジュウゴニチサマ
1956年 東京都
飢饉の時、カジ山で男がカツラ(藤の実)を掘っていると三味線や太鼓でチャンキリチャンキリ赤い襷姿の者が来る。二十五日の神だった。「ガシドキだから25日に来てくれ」と言ったら戻っていった。男は間もなく死んだ。
類似事例

オモトオオアルジ,カミ,ハツガネ,イシ
2000年 沖縄県
ハツガネとタマサラという兄弟の妹、オモトオナリに神が乗り移り、島の守護神であると宣託をした。ハツガネがそれを疑い、神の姿を見せてみろと言った。於茂登岳の上で神が示現し、ハツガネの上に糠を降らして神の姿は消えた。その後虱がわいて死んだハツガネは、名蔵野で石となって今も残っている。
類似事例

ヤカジ
1956年 東京都
ヤカジという、5丈余りあるものが山から出てくる。足元を見ても見えない。嵐のようなものである。
類似事例

ヨウカイ,ヤマノカミ,アヤシイコエ
1977年 鹿児島県
月の夜の12時を過ぎた頃、山の麓の部落から三味線の音が聞えてきた。丑三ツ時にはワァイ、ワァイという、男か女かわからない声がした。近くへ降りてくるような気配がしたが姿は見えない。山には恐ろしい声をかける山の神というものがいるらしい。
類似事例

シオノミ
1973年 富山県
夏から秋に多く、海辺で光っている。まらなどにも着いた。守山の山の方で光るものはミオノシという。これは南西風の前兆である。
類似事例

カミ
1978年 東京都
1人前のウカガイになると神の姿が見えるようになる。和田の山の神は蛇の姿、大沢の山の神は小さい蛇、もう1つの山の神は嫁いだ身で大きな腹をしている。村境の道睦神は火の神でもあり、後光が差している。オズスナ様(産土神)は不動の姿をしている。
類似事例

ヤマノカミ
1961年 島根県
ある人が山の中で山の神さんにあって気違いになった。山の神さんは天狗のような格好で羽が生えていたそうだ。
類似事例

コンジキノフドウミョウオウ,チショウダイシ
2002年
智証大師が強風のため琉球国(人食いの国)に漂着する。そのとき風がやみどこにも行けなくなる。陸の上を見れば数十人が鉾を持って徘徊している。大師が一心に不動尊を念じると、先に日本で現れた金色の不動明王が現れる。すると辰巳の風が吹いてきて、戌亥を指して飛ぶように進んだ。
類似事例

カッパ,ガロ,カワタロウ
1959年
九州の山の神はカッパ的色彩が濃い。指宿市上西園部落では、山の神はガラッパで、春の彼岸に川に下って水神となり、秋の彼岸には山に登って山の神になるという。カリコボやヤマワロなども同様である。
類似事例

テンジンサマ
1966年 愛知県
久村の住人、松左衛門が海岸で「もく」(藻)を拾ったら、その中より金色燦然たる天神様をみつけた。その後、夜毎に枕辺に現れ、大泊の地に移りたいとのお告げがあったので、現在の山海の一部にお祭りした。
類似事例

タケノノボリ
1987年 長野県
昔,日照りが続いたとき,村人達が夫神岳と女神岳に「大雨を降らせてくれればあらん限りの供物をささげます」といって祈願した。そして長い布を竹の先に張って竜神をあらわし,幾つかの幟を立ててまず夫神に登って祈った。すると不思議なことに,夫神岳の上空に九頭竜のような形の霊体が現れて女神岳の上空に進み,山を包んだ。すると間もなく大雨が降ってきて村人達は助けられた。
類似事例

国際日本文化研究センター データベースの案内