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怪異・妖怪伝承データベース
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検索対象事例

カケヅノ
1976年
懸角は犀角でできており、百鬼邪気瘴気諸毒を解する功にすぐれている。貴人の座右には必ず置くものである。

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オニ
1968年 青森県
5月の節句に菖蒲で角を作ると鬼が来ない。
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ヒョウスボ,カッパ,ダイジャ
1992年 宮崎県
ひょうすぼに尻を抜かれることに決まっていた子どもが角巻きを持って川に行った。ひょうすぼが角巻きの角に見とれているうちに村の人に助けられて子どもは救われた。以来、5月5日には角巻きを作る。
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カッパ
1975年 高知県
河童は鹿の角を嫌う山師や猟師は鹿の角を携行する。川へ1人で行くと河童に肝を抜かれるので、行く際は鹿の角を持っていく。
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シカノツノ
1991年 愛媛県
ある夫婦が山で鹿の角を拾ったら、妻の腹が病んだ。鹿の角を返したら治まった。
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オニ
2004年 徳島県
鬼が法然の教化を受け,角に名号をかけて身を投げた。後に鬼骨寺が開堂する。法泉寺にその名号と三尊仏御影,鬼角,西福寺には鬼の歯などが伝えられている。
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カイイ
1976年
僧や巫者で怪異をなす者は、その法力によりなすのではなく術によってなすものである。術とは狐穴に犀角を置けば狐が帰ってこなくなるなどといったもので、太平御覧に様々な例が記載されている。
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ジンカク
1974年
額に2本角がある子供が生まれた。
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ジャキ
1968年 佐賀県
邪気とは女性が持つ強い呪いの力。邪気を持つ人が誰かを恨むと、恨まれた人は病気になる。病気になった人がお払いをしてもらうと、邪気を持つ人が病気になり、その後治るという。
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ツノ
1943年 福井県
飯を食べてすぐ寝ると額に角が生える。
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コウロベサマ,ウマノクビ
1956年 東京都
馬が娘を見込んだ。母親が娘が欲しければ角をはやして御覧と言ったら、馬は頭に一本角を生やした。馬は娘を突き殺した。馬の角はまだその家にある。馬の首は正月24日の夜、村中を飛び回る。
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ヤスオニ
1967年 茨城県
額に両角のある鬼となった婦人安鬼がいた。嫉妬深いので婿も嫌になり家を出た。追いかけてきた安鬼は親鸞聖人にあった。聖人は気の毒に思った読経を続けると、角が折れ、柔和になり家庭も円満になった。安鬼はそれから急に亡くなったが、埋葬した所が安塚である。
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ユウレイ
1988年 長野県
幽霊は生前の怨みをはらすために出るものである。現れる場所は犀沢の谷である。
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エンコ
1991年 愛媛県
エンコは鹿の角が大敵。
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ウマ
1956年 東京都
母親が「言うことをきかないと馬にくれるぞ」と言って娘を育てたので、馬が娘を見込んだ。馬が「娘をくれ」と言って頭に角を生やした。馬は娘を蹴り殺したので、馬を殺して角を取った。馬の角はまだその家にある。
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エンコ
1991年 愛媛県
あるおばあさんがエンコを助けたら、お礼に毎朝家の前の鉤に川魚が掛けられた。その鉤を鹿の角に変えたら、エンコが来なくなった。エンコは鹿の角が苦手。川に行くときは鹿の角を身につけると良い。
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ツノ
1974年 広島県
寛政4年に備後国芦田郡常村の農夫が80歳を過ぎたところで額に角が生えた。そして翌年には角が落ちたという。
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ウナギ
1982年 宮城県
熊ん堂の川には、角の生えた鰻が棲んでいる。
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オニ
1958年 香川県
角がはえて生まれてきた赤ん坊は鬼子と呼び、鬼が迎えにきたのだという。
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チョウジュ,ホラガイ
1931年 青森県
天明2年5月、角左衛門という行商人が宿泊した家にいた女は、寿永の頃、幼い帝が落ちのびてきたという話をした。何百年も前のことなので角左衛門が不審に思っていると、女は自分の身の上を語りだした。話によると、病気をしたときに食べた法螺貝が原因で年を取らなくなったのだという。その後、角左衛門は女の話したとおりの場所で女の子孫を見つけ、この話を詳しく語ってやったということである。
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イヌガミ,タヌキツキ,サルガミ
1936年 徳島県
犬神は女の生霊であり、また、嫉妬深い女の邪気によるものだという。
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バカクサン
1931年 和歌山県
馬角さんは漁労の神で、紀州徳川家初代の頼宜公の馬に生えた角を家臣の某かが藤白権現に奉納したものであるといわれている。三葉葵の紋が入った厳重な5重の箱に入れられ、大きさは1寸弱の蛹くらいに見える褐色物であり、牙には見えない。魚の取れないときに馬角さんを漁場に持っていくと魚が集まると信じられており、遠くからもこれを迎えることがあったという。
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