ウマドシ 1956年 宮城県 午年は蚕の出来がよいと言う。
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バトウカンノン 2001年 青森県 北の地へ落ち延びた藤原是實公は藤原正善と名を改め、自分は午の歳、午の日、午の刻生まれであるから、死後に一宇を建てて馬頭観音を祀れば、馬に関する願いは叶えると遺言して午の歳、午の日、午の刻に亡くなった。ある者が多くの馬を授かるようにと祈願すると、夢に馬頭観音が現れてその願いがかなったと言う。
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ウマ 1993年 岩手県 午の日に馬が畑で倒れる事があちこちで続いたので、馬頭観音を祭って、午の日には田に入らないと決められた。
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ヌケガラ,クワノキ,ヒトノカワ 1976年 新潟県 6月1日をムケの朔日ムケノツイタチという。この日は年内に死ぬ人の皮が桑の木に下がる。また、桑の木の下で人の皮を見ると死ぬ。それでこの日は朝早く桑の木の下に行ってはいけない。
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シノヨチョウ(ゾクシン) 1970年 福島県 午の日に田植えをするとくわない人(死ぬ人)ができる。
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ウマドシウマレノヒト 1956年 宮城県 午年生まれの人に蚕を扱ってもらうと、蚕の出来がよくなると言う。
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(ゾクシン) 1974年 滋賀県 初めての子のエナは、桑の木の下に捨てるという。なぜならば、桑の木の下には神さまがいないからだという。
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ヌケガワ,クワノキ 1976年 新潟県 6月1日をムケの朔日ムケノツイタチという。この日は人間の皮の剥ける日で、その皮が桑の木に下がる。この皮はその年死ぬ人にしか見えないので、この日は朝早く桑の木の下に行ってはいけない。
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クワ(ゾクシン) 1938年 鳥取県 桑は不浄木として嫌って薪としない。桑の木の根に御産の時の穢物を埋める。女の月経を根にうめる不浄の木。桑の木で御飯はたけない。
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ヌケガワ,クワノキ 1976年 新潟県 6月1日をムケの朔日ムケノツイタチという。この日は人間の皮の剥ける日で、その皮が桑の木に下がる。自分の抜け皮が下がっているのを見てしまうと、その年死んでしまうので、この日は朝早く桑の木の下に行ってはいけない。
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クワ 1974年 秋田県 桑の木から落ちると3年以内に死ぬ。
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クワノキ,シ,(ゾクシン) 1916年 滋賀県 桑の木から転落すると3年目に死ぬ。
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クワ 1931年 岩手県 桑は落雷を避ける植物である。
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ヘビ,クワノキ 1976年 新潟県 6月1日をムケの朔日ムケノツイタチという。この日はヘビの皮の剥ける日なので、朝早く桑の木の下に行ってはいけない。
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トゴノドウジノゾウ,エキジン 1983年 京都府 昔、雲慶2年に天下に疫病がはやり、万民が多く死んだので、土午をつくって疫神を祀ったという。そこで今でも、大寒の日には夜半に陰陽師たちが土午童子の形を作り、門々に立てるそうである。
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キツネ 1971年 岐阜県 ある人が桑摘みに行って道に迷い、仕方なく道端で藤を切ってまた桑摘みをしていた。そういうときは狐は足もとにいて化かしているという。
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トシガミ,クワガミ 1977年 神奈川県 1月1日には、年神や桑神などに雑煮を供える。
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カミサマ,カマイタチ 1983年 岩手県 6月1日には桑の木に神様がいるので登ってはいけない、怪我をしたり、カマイタチにあったりするという。
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ウブメ 1979年 山形県 話者が17才の時、蚕の桑が不足したので親族の家に桑をもらいに行く途中に、棒木を積んだ川原から橋を渡ろうとすると、女が棒木に腰をおろして子供を抱いており、手を振ってきた。不思議に思いながら通りすぎると「今晩は」と挨拶してきた。その女は縞の着物を着ていたのがはっきり見えた。帰りにもその女はいて、恐ろしくなり逃げ帰ったという。
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ナナフシギ 1920年 長野県 諏訪神社の七不思議。湖水の神幸・元旦の蛙狩り・正月十五日五穀の筒粥・三月酉日の高野の耳割鹿・六月朔月の御田植の新木・葛井の清水・午の日午の刻宝殿の点漏。
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キツネ 1982年 宮城県 狐が人間に化けて医者に往診を頼み、医者はオートバイで駆けつけて桑の木に注射をし、絆創膏を貼って帰った。礼金は桑の葉だった。
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