ジョウドキツネ 1956年 神がかりの異称。意識的に神がかりの状態に入るもののほかに、覚えず神気に触るという場合もある。
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ジゾウアソビ 1956年 神がかりの異称。意識的に神がかりの状態に入るもののほかに、覚えず神気に触るという場合もある。
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サイキヨウネズミ 1956年 神がかりの異称。意識的に神がかりの状態に入るもののほかに、覚えず神気に触るという場合もある。
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ヤマンバアサン,ミサキサン 1957年 山の神の異名は、山の大王とか山ん婆とか、祀られている地名からミサキさんなどと呼ぶ程度しかない。
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ヤマノカミ 1967年 栃木県 朝、2人で山に入って仕事をしながら、山の神は本当にいるかいないかと言い争いをしていたら、帰り道に、背負っている籠を後ろから山の神様に揺さぶられた。
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ゲジョノモリ 1960年 青森県 川倉に椀を逆さにしたような山がある。ここに下女盛(ゲジョノモリ)という女の神様が住んでいたが、誰かが禁を破って山に悪戯をしたので、怒って雲に乗り岩木山に行ってしまった。だから岩木山には女神がおり、女性が山に登るのを嫌う。
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ヤマノカミ 1960年 三重県 山の神は女。火やくになった女を見て、山の中に入ったものとも言う。
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ヘビ,ハチリュウジン 1988年 茨城県 ある人が山に落ち葉拾いに行き、シイタケだと思って触ろうとしたら、それは蛇だった。その蛇は神様で、10年に1度姿を見せる。それを見た人は、10日ほども寝込むという。
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ヤマノカミ,ヨルノマモノ 1984年 福井県 山の神講には、新築の家に子ども達が集り、裸で大日堂まで走っていく。大日堂へ着くと、大将が腰に巻いたしめ縄を太いマツの木の根元におき、後の子どもたちも次々とツトを置いていく。それがすむと大日堂の中へ入って、持ってきたシトキ(水に漬けておいた米をすりつぶし、酒でこねたもの)を体に塗って宿へ帰る。このとき身体にシトキを塗るのは、お地蔵さんになるということで、山の神は「夜の魔物」だから、いたずらされないようにという。
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ノリワラ 1954年 福島県 大谷吉重氏は、10歳の時からお籠もりに出て、17歳の時の初めて神が憑くのを経験した。彼の部落にはのりわらがいなかったため、以来、彼は部落のりわらを勤めることになった。神が憑くと自然とぼーっとなり、自分の意志は働かなくなるという。体調の悪いときでも、祭の時には自然に神懸かりの状態となり、ひとりでに身体が動くという。
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ヤマノカミ 1961年 島根県 ある人が山の中で山の神さんにあって気違いになった。山の神さんは天狗のような格好で羽が生えていたそうだ。
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モッケヤミ 1956年 神の祟りの異称。物の怪病みからか。神仏の罰を受け、そのために病気になったりする。全国的にはカミサワリ(神触り-清浄な場所を穢したりすると、神の怒りに触れて病気や精神異常を起こす)とわれる。
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ヤマノカミ,テング 1937年 石川県 山の神はすなわち天狗のことである。山へ入ってはならないとされる日には、一切の作業を休むことになっており、これを無視すれば必ず怪我をするなどよくないことが起こる。
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ネエーシ,カミジケ,カミガカリ 1949年 鹿児島県 宝島の5人の神役のうち男性3人はオヤシュと呼ばれる。女性2人はネエーシと呼ばれる巫女に相当する神人で、祭のとき神ジケという神憑りをする。神役以外の普通の女性でも神ジケする者が20人位いた。生まれて初めて神ジケをすると神様をいただいといいお祝いをする。彼女たちは神の恩恵をいただいた者として信心深い生活をしている。神ジケするのはネエーシ同様祭りの日だけであるという。
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ユタ,ヤーキザス 1986年 沖縄県 宮古島大浦部落では、神役であるウプラダシ、マジルカミの2人は、神がかりをするヤーキザスと呼ばれているという。
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ヤマテング 1936年 山の神の類が夜網を打つ人にシラセをする。網を打つと遠くでも網を打つ音がする、投網を投げたらたちまちボロボロになって跳ね上げられ天狗が笑う声がした、大石が水に落ちる音がしたのに波がまったく立たない、大坊主が夜焚きの火の向こうに現れ睨む、などである。
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カワミサキ,ヤマミサキ,ドウロクジン 1943年 徳島県 七人みさきは一種の霊魂と考えられていて、川ではカワミサキ、山ではヤマミサキ、道ではドウロクジンだともいう。あるいは、鳥のように飛ぶ神だともいう。川へ行って急に疲労を覚えたりするとカワミサキにつけられたという。
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ヤマノカミサマ 1965年 長崎県 山の神様が通る時は、頭の上に足半(あしなか)を乗せる。汚れた品なので人間とは見られず、したがって何もされない。
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ヤマウバ,テング,キツネ 1978年 石川県 昔、山うば・天狗・きつねが山で人を化かして、探しに行くと、化かされた人が気が触れたようになっているのを見たことがある。
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ヤマノカミ 1989年 静岡県 山の神の祭りの日に山に入ると、神風に吹き飛ばされる。
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