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怪異・妖怪伝承データベース
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検索対象事例

カモメ
1964年 福島県
四八社神のお使いであるというかもめはとって食べない。ある人がしけにあい命をおとしそうになったとき、かもめが2羽やってきた。人々は喜び、あかを吸い取らせて助かった。

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ウミユウレイ
2001年 愛知県
師崎では旧12月31日には船を出さない。この日に船を出せば船の周りに船幽霊が現れて、「あかとりくれい」といって近づいてくるという。あかとりとはひしゃくのことで、ひしゃくを投げると船幽霊は幽霊船のあかをどんどんかい出してこちらの船へ入れるという。そんなときには底の抜けたあかとりを海に投げ込んでやるという。
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カミエ,ヒダルガミ
1963年 宮城県
三本道に来たときは咳払いするものである。しないとカミエにあう。あるいはヒダル神にあう。あうとだんだん体が重くなってくる。
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(ゾクシン),トケイ
1998年 静岡県
四時四十四分四十四秒に時計を見ると死ぬ。
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オンナ
1991年 秋田県
ある年の冬の初め、若いマタギが7人で山に入った。その夜から吹雪になった。2日目の暮れ方に女が小屋にやって来て泊めてくれといった。その晩女は6人の男の魂を吸い取ったが、最後の1人は起きていたので山刀を突き立て命が助かった。
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アカトリ
1967年 石川県
しけの時、あかとりが海の中から「柄杓をよこせ、よこせ」という。柄杓の底を抜いて渡さないと水を入れられて船が沈む。
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(ゾクシン),ユウレイ
1998年 静岡県
部屋の角に四時四十四分四十四秒に立つと幽霊を見る。
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イヌガミ
1986年 愛媛県
犬神がとり憑く前は天井の方がぞろぞろいい、気味が悪くなるという。そうなると家の誰かがとり憑かれている。そうなると、「さあいぬるぞ」といって、戸口で死んだように倒れ、犬神が抜けるときもあるが、そのまま戻らないときもある。
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ニジュウサンヤサマ
1964年 福島県
23日にたいへんなしけに見舞われたとき、月が出たら助かった。それから船乗りは夕食を終えると立ち通しで戸外にて拝む。
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(カワタロウ)
1980年
川太郎は、牛や馬を水中に引き入れ、尻から血を吸い取るという。
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ハス,ツル
1973年 愛知県
三河国渥美郡鷲田村の百姓磯八が、6月11日に蓮の葉をとり、瓦野という場所で干していた。すると翌日4時頃から葉が次々と浮かび上がり、9時頃には150枚ほどにもなった。もはや上の方は見えなかった。その中から白い鶴が1羽降りてきて虚空に上がり、その後東から白鶴が3羽来て1羽は虚空へ、2羽はまた東に飛び去ったという。
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ヤマカガシ
1915年 愛知県
ヤマカガシが雷鳴のするとき天に昇っていくのを見たという話がある。また、神様のお使いだともいう。愛宕の使いとも、山の神の使いだともいう。
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ケンムン
1996年 鹿児島県
ケンムンはタコが嫌いである。吸い付いて頭の皿の水を吸い取ってしまうからだという。
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ニワカラス
1989年 山梨県
奈良田に限り、2羽烏という。これは孝謙天皇が民を惜しんで2羽に封じ込めたからであるという。
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クワズニョウボウ,クモ
1977年 神奈川県
ご飯を食べない女房を欲しがっていた男のところに、蜘蛛が娘となって嫁にきた。夫はその蜘蛛に連れて行かれそうになったが、近所の人々に加勢を頼んで助かった。
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トウハチゴンゲン,テング
1995年 静岡県
天狗になった藤八を祀った藤八権現は戦時中、出征者の無事を祈願する人々で賑わった。日中戦争の時に大陸で道がわからなくなった人が、藤八権現のお告げで導かれて助かった、などという話がある。その人は北海道の人だった。
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ジョフク
1978年 山梨県
徐福たちの魂が3羽の鶴になって留まっているといわれる大原で、元禄11年3月29日、1羽の鶴が死んだので、役人が検分に来てその羽と肉を江戸へ献上し、骨を福源寺に葬った。寛政6年3月に2羽の鶴が自分で羽を抜いて落ちてきたが、その場所はわからなかった。
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テング
1981年 和歌山県
天狗は秋葉の神のお使いである。
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ダイコクサマ
1966年 山形県
12月9日は大黒様のおとしやで、大黒様が年をとる日である。
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ヒトギツネモチ
1922年
人狐持ちから憎まれたらすぐに取り憑かれる。その使いは人狐で、取り憑かれた人は人狐そのものになり、種々のことを喋る。狐持ちが狐を通じて自分の考えを言わせるのだという。四つん這いになって狐のまねをし、狐の好きそうなものを喜んで食べる。
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オニビ
1977年
戦場の跡によく現れる。出たり消えたりしながら人の精を吸い取る。これを防ぐには馬鎧を叩きながら声を出せばよい。
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(シノヨチョウ),ツキカゲ
1956年 宮城県
旧正月14日の夜、月影に身を映したとき、身体の影だけ映って頭の影が映らないと、その人は年内に命をおとす。
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