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検索対象事例

オカゲマツリ,カミサマ
1988年 福岡県
文化13年2月12日に台風が村を襲ったとき、白庭神社付近だけは全く被害がなかった。これは神様のおかげだと言うことで、無事を感謝し、今後も災害が起こらないようにと始めたのがおかげ祭である。

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ニヒャクトオカノカゼマツリ
1965年 岩手県
台風の被害を避けようと、二百十日を休日にして、風祭りを行った。
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ミツホタロウ,ヤマノカミ,ソセンシン
1983年 岡山県
勝田郡にある那岐山の麓の村では、初冬の頃に降る氷雨を「三穂太郎」と呼ぶ。三穂太郎は那岐山の山の神であり、山麓の武士団の祖先神とされていたが、この祭りをその氷雨を待って行ったことに由来しているのだろうと思われる。
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(カミノタアソビ)
2000年 新潟県
畑野町大久保の白山神社では、1月3日に田遊神事が行われるが、昭和初期に大雪で神社へ行くことが出来ないので行事を止めた。すると村中に聞こえる程の大きな音が神社から聞こえた。これは神自身が田遊びをしたのだと言い、その年は村に病気が流行った。
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ユミハチマン
1937年 福井県
普段は雷が落ちないといわれている八幡神社の境内に、雷が落ちたので不思議に思ってみてみると、弓に矢をつがえて空に向かっている神様の弓が切れていた。村人はそれをすぐに直した。
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カコウ,シンミョウ
1934年 長崎県
元亀元年、夜中暴風雨が襲来し、河は氾濫し、田も水没したが、水の上に、点々と火光が現れ、翌日稲は助かっていた。人々は神明の御加護によるとして鎮祭した。
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ライジュウ
1979年 岡山県
昔虚空蔵山に雷が落ちた。虚空蔵菩薩が雷獣をつかまえて「今後この地に落ちたら返さない」と叱りつけた。それ以後雷は落ちなくなった。村人は喜んで毎年旧正月13日にお祭りをして参拝する。大原には虚空蔵菩薩様が祭ってあるので雷は落ちないという。
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アマゴイ,リュウオウサマ
1993年 広島県
昔、日照りが続いた時に村中のものが昼過ぎから夜更けまで雨乞いの踊りをした。様子を見に来たほかの村のものも踊りに参加した。すると季節外れの雷雨が始まった。そのことを感謝して現在の場所に社殿を造営した。
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カミナリ
1921年 徳島県
阿波国板野郡大津村大幸には雷が落ちたことがない。古くから天照皇大神をお祭しているからだという。落雷の時太鼓をとられたのでその後おちないともいわれる。
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トオヤマサマノタタリ
1983年 長野県
村に異変があると遠山様の祟りだと言う。霊を鎮めるために遠山八幡様をつくり、毎年祭りをした。今では衆生の心願をかなえる神様となっている。
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ショウゾク
1983年 京都府
この村には装束の社という小社があり、古来から装束を神体としている。いつに作ったものかは不明だが、汚れや破れはないという。向日神社の祭礼の時に、夜雨が降ると言っても、装束を脱いだままで社へ納めても、明年出してみると必ずたたんであるという。
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〔オオカグラヤマ〕
1987年 長野県
群馬県との境にある。昔,山の麓で木こりが数人木を伐っていたところ,人気のない山なのに山の頂でかねや太鼓の物凄い音がしたという。驚いた木こり達は相談の結果,神社を建ててお祭をすることになった。その後は不思議なことや物音は起こらなくなった。また,この山に雨乞いすれば必ず雨が降るとされる。
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シンバツ
1928年 鹿児島県
大島本島が大暴風雨に襲われ、農作物がすっかり吹き飛ばされたことがあった。北部にある笠利村にある部落の一つでは、暴風が農作物を荒らしたのは夏の踊りを怠ったことに対する神罰であるといい、神の怒りを静めるために村中のものが集まって幾日か踊り狂ったことがあるという。
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キカズドウロクジンサマ
1987年 長野県
長久保の町外れにある道祖神。魔物や疫病が入りこまないようにしてくれる神様で,2月8日におはぎを供えてあんこをお顔に塗ると良縁が得られると信じられた。孫の耳が聞こえないのに悩んだおじいさんが毎日道祖神様にお参りしていたが,100日にもなろうかという天気のよい日,孫とお参りを済ませて帰ろうとすると南の空が俄かに曇り,雷が落ちた。孫を助け起こすと「でっけえ雷の音でおっかねえ」と言ったのでおじいさんは喜び,お礼として,家宝にしているお椀の底に穴を開け紐を通して差し上げた。以後,耳の病気にご利益があると信じられ,「きかずどうろくじん」と呼ばれた。
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イナダヒメ,カイコウ
1928年 長崎県
元亀元年、田結村は大海嘯に襲われた。刈りつけられた稲が流出しそうになったとき、稲田姫の神霊が現れ、夜陰の嵐の中、点々と怪しい光を見せた。その翌朝には風がやんで、水は引いた。そのとき、村の稲はことごとく竹で結び付けてあったという。
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カメトウナギノカッセン
1956年 宮城県
ある年の二百十日の暴風雨の夜,白衣の大男が鉄杖を鳴らし,一本歯の下駄を鳴らして村人に大洪水来襲を警告した。このため村人は難を逃れた。これは川の主の鰻の恩返しであったという。その後,村人は鰻を食べることを禁忌にした。
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シロギツネ
1986年 長野県
隣家から火が出て火事になった。しかし白ぎつねが現れて火を防いでくれたという。だから屋敷神として白ぎつねを祀っている。
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テンテコマツリ
1939年 愛知県
旧暦正月13日に行われるテンテコ祭では、42歳厄年の村人が赤い着物で腰に男根に見立てた大根をぶら下げ、年行事区長の家から神社本殿に行き、神殿前で燃やした藁灰をふりかけられてから拝殿へ駆け上がり大根を神前に納める。この大根を貰って大黒柱にかけておくと、雷が落ちないという。また、この大根を酢もみにして食べると、夏病みをしないという。神事の際にふりかけられる藁灰を被ると、夏病みを免れるという。
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ゴウシャスワジンジャノアキマツリ
1942年 岩手県
郷社諏訪神社の秋祭りに雨が降ると、和賀郡下の村祭りはほとんど雨降りになる。
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カミサマ
1929年 富山県
暴風の時に舟が遭難して海をさまよい、陸の漁村も流された。舟が陸に帰ることもできず海に浮かんでいると、一点の光を見つけたので、そこにたどりついた。以前は湖であったところに陸ができていて、人々は生地と呼んだ。神様がかがり火を炊き与えて下さった地だからと、お礼に毎年8月19日には、火をたき舟にえびす様をのせ、神輿に大黒様を乗せて、共に浜を行く祭りをする。
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ミョウジン,ヘビカミサマ,ムラサメシンメイグウ,シラアメダイミョウジン
1971年 愛知県
ある日内海の船頭への託宣で「私は内海に住む明神也。昔そこに在った社に鎮座しておった。ふたたび社の再建をなせば村中を繁栄させ水をさずけん」と出たが当初何のことかわからなかった。それはおそらく蛇神様のことでありこの機に社を建立しようと、村人は再建を重ね、村雨神宮と尊称し万延元年の雨乞い祈願では雷雨強く、白雨大明神の霊験と拝した。
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