国際日本文化研究センター トップページ
怪異・妖怪伝承データベース
データベース検索ページ 更新情報 お知らせ 怪異・妖怪とは データベース検索 異界の杜 製作者
データベース検索ページ

検索対象事例

ロウオキナ
1956年 秋田県
天平二十年(748年)、清吉は大盛山の麓で獅子のごとき異人に会った。異人に言われた沢に行って輝く石を探し当てた。数日後訪ねてきた老翁に聞くとそれは黄金だった。以後清吉は多くの金塊を得、朝廷に褒められた。

類似事例(機械学習検索)

イジン
1956年 秋田県
和銅元年(708年)、朝廷の命令で奥州の国司が土民に銅鉱を探させると、大盛山の麓で獅子に似た異人が空中に現れ、魔力で梵天を巻き上げ、束ねて谷間に投げ去った。梵天の刺さった場所から銅が出た。
類似事例

イジン,テング
1978年 長野県
ある信心深い人が、普通の人では登れないという諏訪のある山に登ったところ、異人が現れて蹴落とされた。それでもかまわず登り続けると、異人に声をかけられ柄のない鎌を与えられた。それ以来特に剣術に秀でるようになった。天狗か何かがついたのだろうか。
類似事例

イジン
1992年 宮崎県
行縢山の布引の滝の中間に岩屋があり、その中に異人が籠って修行していた。異人は髭は延び放題の老人で、朱杖を持ち、仙術を用いて空を飛んだという。
類似事例

イジン,ジュモン
1940年 愛媛県
凶作で民衆の絶食が続いたとき、一人の異人がやってきて、航行中の船に米穀を乞うた。相手は拒んだが、異人が呪文を唱えると、米俵が次々と飛び立っていき、船主の男もついに屈した。
類似事例

アリノオウコク
1973年 富山県
きこりが黄金に輝く谷を見つけ、そこで十日くらい遊んで帰ってくると、五十年たっていた。そこはアリの御殿であった。
類似事例

ナガツムリジマ
1956年 宮城県
大昔に、背が低く頭の長い、寿老人のような異人が住んだという。
類似事例

トシダマ,モチ,トシドン
1937年 鹿児島県
元朝に子供にひとつずつくれる丸餅、もしくは年越しの深夜に年殿(トシドン)という異人に扮した人がよくいうことをきいた子に持ってくる餅を年玉という。これを食べないと年をとることができない。
類似事例

コマジシ
1928年 京都府
石の高麗獅子に性が入って宙を飛び、町に行った。そこで獅子は悪さばかりして暴れまわった。浪人がその獅子の足を切ると、獅子は倒れたがすぐ立ち上がって逃げていった。翌朝見ると、高麗獅子の足が切れ、血がにじんでいた。
類似事例

(キエタオンナ)
1981年 東京都
玉置清吉が提灯も持たずに麻布古川の辺りを歩いていると、前から40歳ほどの美しい女性が歩いてきた。おかしいなと思いつつ通り過ぎようとしたところ、女が道を尋ねたので教えたが、女は返事もせずに去っていった。数間ほどして振り返ると、その女はおらず、どこからか変な笑い声が聞こえたという。
類似事例

キツネ
1972年 千葉県
狐が家人に化けて、山仕事をしているところに訪ねてきた。後で聞くと、行っていないと言われた。
類似事例

ジュウニサマ,ヤマノカミ
1982年 新潟県
十二様は山の安全を守ってくれる山の神で男性とされている。また、豊作を祈る神様でもある。2月12日は十二講の日だが、この日十二様が山から下り、秋に稲刈りが終わると山に帰るといわれている。
類似事例

コヌカムシ
1972年 長崎県
実盛は白髪だったが髪を染めていた。ある人が実盛かどうかを確かめるために田の水口に頭を持っていった。その際に足を使って乱暴に確かめたので、それを非常に残念がった実盛はこぬか虫になって出てきたという。
類似事例

ユメ,アオイヒカリ,オウゴン
1937年 長野県
山の陰に黄金が埋まっているという夢を3年連続で見た主人の話を聞いて、家来がそっといって掘ると本当に黄金が出たが、青い光になって飛んでいってしまい、返ったら主人の家が黄金に埋もれていた。
類似事例

メスジシノネン
1964年 秋田県
権現様はAさんの内神。この内神の御神体はささら獅子の1つである雌獅子の念が移った石であるという。その獅子は八津ではささらを上演しないので堀之内に返すことになったが、どうしても行きたくないといって道端の石に腰を下ろしたときにその石に雌獅子の念が移ってしまった。
類似事例

バケネコ
1931年 沖縄県
猫は年を取ると化ける力を得るという。しかし、狐や狸の話は聞かない。
類似事例

シシガミサマ
1975年 愛媛県
200年ほど前、無相上人という高僧が大雪の日に奈良原山で小獅子を助けた。西ノ岡の瑞鹿山で修行した後に諸国修行の旅に出られたが、その時に獅子の世話を総代に頼んだ。総代は初めは面倒を見ていたがそのうちに怠りがちになり、獅子は田畑を荒らすようになったので、村人は獅子を鉄砲で撃ち殺した。以来、部落の者が祟られるようになったので、神に祭ることにしたという。
類似事例

ロウオキナ
1956年 岩手県
五三郎という若衆が一夜を明かしていると、一人の老翁が来たので栗餅を分けてやった。その時鶏が鳴き、翁は黄金が時を知らせていると告げて立ち去った。黄金を探して三年目の大晦日についに黄金の玉を見つけ領主に献上し、莫大な褒美を手にした。
類似事例

メシ
1976年 奈良県
天平13年6月、日夜京中に飯が降る。
類似事例

アオジシ
1989年 長野県
京から仏師がやって来て、仏様を彫らせてくれと頼んだが、住職は信用せずに獅子舞の獅子を依頼した。仏師は滝に打たれて製作し、やがて獅子はできたが不出来だったので滝壺に投げ込んだ。すると獅子は真っ青になって浮き上がり、うなりをあげた。鍋が割れ、雷鳴がとどろいて豪雨になった。後、ここを鍋割といい、青獅子は雨乞い獅子になった。
類似事例

キツネ
1976年 山口県
女の人が「肩が引っ張られる」と言って、数日後に姿を消した。5,6年後、山中で発見された。
類似事例

シシ
1972年 千葉県
お宮の下の獅子口というところを、生後100日未満の子どもが通ると、獅子に首を抜かれるという。
類似事例

国際日本文化研究センター データベースの案内