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検索対象事例

イズナ
1992年 茨城県
夕方頃まで遊んでいると、イズナに化かされるので、早く家に帰るようにといわれた。繁殖力が高く、イズナ使いが手におえない事も多い。イズナに入られると、悪戯されてどこかへ隠されてしまうということである。

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イズナ
1988年 岩手県
イズナは動物の中でも位が高く、それが人に憑くと気が狂ったようになるというが、昔はイズナを持っている別当がいて、人に頼まれると金を取って苦しめたい相手にイズナを憑けたり、落としたりした。イズナは小さいほど優秀で、大きくなると霊力が強くなりすぎて人間が負けてしまうので、篩にかけて残ったものを川に捨てたという。
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イズナ
1922年 茨城県
世人の恐れる「イズナ使い」と称するものがいる。これは家に沢山のイズナを飼養して、これを他人の家に放ち、人を苦しめる。このイズナは小さな狐の一種というが、誰も実際に見たものはいない。
類似事例

イズナ,(ツキモノ)
1989年 長野県
イズナが人に憑くことがあるという。憑かれた人は、人間離れした仕草や行動を取り、変わったことを喋った。祈とうして離すという。
類似事例

イズナ,(ツキモノ)
1989年 長野県
イズナが人に憑くことがあるという。譫言を言ったりやたらと食べたり、見境のない奇行をしたりした。叩いたり、生の松葉をいぶしたり、大声で怒鳴ったりして離した。ホーゲンサマが大声で呼んだりした。
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イズナ,(ツキモノ)
1989年 長野県
イズナが人に憑くことがあるという。憑かれた人は気が狂ったようになり、神様の前に行くのを嫌がった。神主に祈とうしてもらって離したという。
類似事例

イズナ,(ツキモノ)
1989年 長野県
イズナが人に憑くことがあるという。憑かれた人はあらぬことを口走ったり、ふさぎ込んだり、異常に乱暴な振る舞いをしたりした。離すために、祈とうをしてもらい、家内にゴフを貼ったという。
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イズナ,(ツキモノ)
1989年 長野県
イズナが家を狙って憑くことがあるという。そうすると、家人が病気になる。憑かれた病人は、とりとめもないことを言うようになったという。
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イズナ
1992年 茨城県
イズナの使った術には、予言や治病やイズナを憑けて不幸に陥れるというものがある。また、イズナ使いには自覚しているものとイズナが神だと信じるものがいる。イズナに食料を与え、大切にしておくと、予言が当たるようになるという。
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イズナ,(ツキモノ)
1989年 長野県
イズナが人に憑くことがあるという。イズナは家に憑くともいう。
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ムジナ
1984年 山梨県
ムジナは若い娘に化けて若い衆をばかす。そのムジナが化けた若い娘に夜じゅう山の中を連れまわされて途中でうっちゃられる。
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カッパ
1987年 岐阜県
遅くまで川で遊んでいると河童が出る。河童の出す油が川に広がると人は川から出られなくなり、尻から中身を抜かれて殺されてしまう。遅くまで川で遊んでいてはいけない。
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アズキババア,カクシババア
1982年 群馬県
夕方になるとアズキババア,カクシババアが子どもを連れて行くので、いつまでも外であそんでいてはいけないという。
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キツネ,エジナ
1983年 岩手県
エジナには年寄りや病人が憑かれやすい。見えるはずのないものが見えたり知れたりする。怒鳴ったり、四つんばいになったり、犬のように小便したりと、異常な行動を取り出す。高熱や頭痛がして、命を落とすこともあり、キツネより性質が悪い。エジナは足から這い上がって憑くといい、桐の燃えさしで憑かれた人の足をつつくと、エジナがついた状況を喋るという。
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イズナ,オイズナサマ,(ツキモノ)
1989年 長野県
イズナが人に憑くことがあるという。憑かれると病気のようになり、頭もおかしくなる。食事は沢山食べる。医者にかかっても治らないことが多いので、お祓いをした。オイズナサマという神の社を造ってお祓いをしてイズナを社に放つと、憑かれた人は軽くなる。あとで布団を調べると、毛が落ちていたという。
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クダキツネ,イヅナ
1954年 長野県
クダ狐はイヅナとも言い、信州の飯綱権現の使いで、これを飼って使い慣らすと色々なことをピタリと当てるところから、占い師などが飼っていることもあるという。繁殖力が強く、1人では飼いきれなくなるので、人に憑けるのだと言われ、これに憑かれると落としようがないとして恐れられる。
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イズナ,(ツキモノ)
1989年 長野県
イズナが人に憑くことがあるという。人が憑かれると、戸間口の戸を開けて人が入ってくると、馬鹿丁寧に「出て行け」と言ったり、目つきがきつねかたぬきのようになった。馬が憑かれると、いつもは食べない草を食べるようになり、よじけるようにして歩いた。イズナツカイという人に来てもらって幣束を切って祈とうしてもらった。そうすると人の体や馬から離れていくと言った。
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カクナシバアサン
1982年 群馬県
夕方になるとカクナシバアサンが子どもを連れて行くので、いつまでも外であそんでいてはいけないという。
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ムジナ
1966年 埼玉県
ムジナは狸に似ており、娘に化けてミミズや糞などの変な物を食べさせたり、肥溜めに浸からせる。山の中で光を放ち、その光につられたため一晩中山から出られなかった人がいたという。
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キツネ,イヅナ,イイナワ
1969年 長野県
イヅナ使いは行人であり、狐使いとも言う。イヅナ使いの感情を害すといづなに憑かれる。イヅナが憑いた人はとてつもないことを言ったり、素足で山を歩き回ったりする。イヅナに憑かれた場合は行人に落としてもらう。
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アズキトギババア
1982年 群馬県
夕方子供がいつまでも遊んでいると、アズキトギババアが出て来てさらうので、早く帰れと言われた。
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