イタチ,ヨチョウ 1946年 愛知県 いたちが右から左に抜けるとよいことがある。ふところの方へ入ってくるとよいことがある。
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ナガレボシ,シノヨチョウ 1950年 千葉県 流れ星があると人が死ぬ。
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(リュウセイ),(ナガレボシ) 1982年 貞享2年2月22日、流星が辰巳の方から戌亥の方角へ流れた。その音は雷のようであった。
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シシャ,リョウ,ナガレボトケ 1949年 愛知県 死んだ人の話をしたり、聞いたりすると漁が多い。不幸は漁師にはいいものという。流れ仏が南へ流れていくのを見ると大漁だが、北へ流れていくのをみるとよくない。
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ヒノタマ 1932年 愛知県 火の玉が自分の方向へ向けば運が良い。
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ヒノタマ 1960年 鹿児島県 火の玉は昔からあちこちでよくでる。火の玉が出て行った所では良いことが起こり、入っていった所では凶事が起こるという。
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(ゾクシン) 1986年 埼玉県 箒星は吉事の前兆。大水が出る。
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シタイ 1935年 兵庫県 漁の時、死体が流れてくると、左舷から拾い上げ、右舷から流すと、げんがよく、豊漁になる。
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シビト,ナガレボシ 2003年 山梨県 流れ星が海岸寺の近くに通ったら、死人が出る。
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(ホシニカンスルゾクシン) 1964年 福島県 星の飛ぶ日はなぎ、月のかさは3日の雨、近星が出ると人が死ぬ。
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テンピ 1932年 熊本県 流星でもない、天から降りてくる火。赤かったり青白かったりし、尾を曳かずに空中を飛ぶ。もし人家に落ちれば必ず火事になる。
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オニババ 1983年 岡山県 普通、臼は右に回すものだが、これを左に回すと鬼婆が出ると言われている。
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(ゾクシン) 1986年 愛媛県 出産に関する俗信。おりどこが右にいると男の子、左にいたら女の子が生まれる。神さまにお供えをするときにもんもりとご飯を盛るときれいな子どもが生まれる、など。
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マンチョウ,カンチョウ,ウンメイ,(ゾクシン) 1960年 愛媛県 子供が生まれた時が満潮であれば運命は良く、干潮であれば悪いという。
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ユメ 1914年 大阪府 美人で仲の良い姉妹がいた。ある日、互いの昨夜の夢の話になり、姉は太陽が昇る夢を見たと言い、妹は月が西山に没する夢を見たと言った。すると姉は、逆夢といって良い夢を見ると実際は悪いことがあるだろうと言い、妹は反対に正夢として悪いことがあるだろうと、共に悲観した。そこで夢の交換をしたところ、妹は出世したが、姉は一生不遇だった。
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ニワトリ,ウグイス,スズメナド(トリニカンスルゾクシン) 1956年 宮城県 鶏が真夜中に鳴くと火事か凶事がある。鶯の声を左の耳で聞くとよい事がある。鶯の初音を右の耳で聞くとその年の収入が多く、その反対(左の耳で聞くことか?)は出費が多い。雀が室内に入ると不幸不吉といわれる。鳥が戌亥の方向で鳴くと不吉、など。
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ホシ 1956年 宮城県 三大星(オリオン座の三ツ星)が冬至に上れば翌年は作柄が良い。星が流れた方角に翌日風が吹くという。ほうき星が出ると戦争が起こるなどの俗信がある。
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トリ 1931年 沖縄県 鳥が家の中に入ってくるのを忌む風習がある。もし、鳥が家の中に入ってきたときには、捕まえて放してやる。このとき、東に飛び去れば読み国からの先祖の使いであると信じ、卜者に占ってもらう。西のほうに飛び去ったときには妖物だったのだといわれる。
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ボウレイセン,フナモウレン 1937年 和歌山県 流れ仏が出たときには天気の悪い夜に、死んだ人が乗っていた船が亡霊船になって現れる。これを本物の船と見間違えると難船するといわれているが、よく見れば間違う事はない。強風のときに自分の船の反対方向から帆が走ってきて、それが船の前を横切ったらそれが亡霊船であるといわれている。
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テング 1974年 天狗は災禍を司る。しかしこれは天狗星の類ではない。天狗は一種の鬼神であり、福が満ちている事を自慢する者を妬み災禍を加える。天狗の災いには必ず理がある。
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