メオトイシ 1987年 長野県 この石にあがると怪我をする。
![](../../YoukaiDB3/parts/spacer.gif) 類似事例 |
|
フナ 1941年 新潟県 田の中央に水溜りがあり、赤池と呼ばれている。底には浮島があり、年中水が濁っている。この池に住んでいる鮒は、全て片目である。
![](../../YoukaiDB3/parts/spacer.gif) 類似事例 |
|
カミ 1973年 富山県 10月31日から11月30日までは神が出雲へ行かれるので、村の子供が宮の前で火を焚いてお送りする。白煙があがると、この煙で出雲へ行かれたという。
![](../../YoukaiDB3/parts/spacer.gif) 類似事例 |
|
ハラノウチヨリモノイウモノ 1976年 京都府 烏丸四条の近江屋吉某という職人の妹が烏丸綾小路の藤某へと嫁いだ。とても良い嫁であったが、藤某が思いを寄せていた人がいたので離縁し、その女を迎えた。吉某の妹はその後行方不明になり、その頃より藤某の後妻が怪しい病に罹った。応声虫のように腹のうちから物を言うようになった。声に答えなければ女が苦しんだ。医薬祈祷を尽くしたが験が無くやがて死んでしまった。藤某も狂乱になり、仕方なく檻に入れた。その後も藤某は生きているという。
![](../../YoukaiDB3/parts/spacer.gif) 類似事例 |
|
コイ 1982年 東京都 池に人を食べる鯉が住んでいた。17,8才の娘が「お父さんが池の主に食べられてしまった」と言うので、村人は池の水を抜いて鯉を退治した。鯉は3匹いた。
![](../../YoukaiDB3/parts/spacer.gif) 類似事例 |
|
タキビ,(ゾクシン) 1936年 兵庫県 焚火にあたる時「煙あっち行け。火の玉こっち来い」と唱えると煙は向こう側に行き、自分のほうに火が燃える。
![](../../YoukaiDB3/parts/spacer.gif) 類似事例 |
|
カソウシタケムリ 1986年 愛媛県 滝本福之氏が4、5歳のとき母親が亡くなり、西の岡で焼いているとその煙が実家へ帰るように流れていたのを覚えている。火葬すると煙は家に帰るといわれている。
![](../../YoukaiDB3/parts/spacer.gif) 類似事例 |
|
コイ 1957年 愛知県 玉金の池の主は鯉。ある男が鉄砲で撃ち殺して食ったら中風になった。鯉がいると教えた男は口が曲がった。それ以来この池では魚を捕らず、6月に生き鯉を白山神社で祀って放す。日照りのとき、池を掃除すると雨が降るという。
![](../../YoukaiDB3/parts/spacer.gif) 類似事例 |
|
ミサキ,ミサキバナシ 1983年 岡山県 新墓供え物を烏がとらないとミズノコ(鉢に水を入れて野菜などを浮かべたもの)があがらないという。ムズノコがあがらないのは亡者にミサキが憑いているからであると考えられ、僧や法印に拝んでもらってミサキバナシをする。
![](../../YoukaiDB3/parts/spacer.gif) 類似事例 |
|
カネダマ 1951年 兵庫県 某家の台所の屋根から5寸もある丸くて赤い光り物が飛び上がった。その頃から某家は困窮するようになった。村ではこれをカネダマといい、これが出ると都合が悪くなると言っている。
![](../../YoukaiDB3/parts/spacer.gif) 類似事例 |
|
ロクブ,タタリ 1976年 宮城県 上久保は旧家。昼日中黒煙が上がるので村の人が駆けつけると何事もないということが何度かあり、石の雨が降ることもあった。六部を殺した祟りではないかという。
![](../../YoukaiDB3/parts/spacer.gif) 類似事例 |
|
コイ 1931年 長野県 500~600年前、百姓が用水池の主の鯉を捕らえてその尾を切り、池に捨てた。鯉は悲しみのあまり老松の下蔭で泣いた。その百姓の家には間もなく病気が襲い、死に絶えてしまった。今も鯉の泣き声が聞こえるという。
![](../../YoukaiDB3/parts/spacer.gif) 類似事例 |
|
オクリビ 1937年 愛知県 人がその辺を通ると提灯らしき火が前後ろに来たりして離れない。金沢村の某家の前まで来ると榎へ消え去るが、その木が切られてから出なくなったという。
![](../../YoukaiDB3/parts/spacer.gif) 類似事例 |
|
ハゼコイ 1960年 三重県 大きな鯉が釣れた。ところが鯉には足があり、陸の上をのっそりと歩いた。この鯉ははぜ鯉と言い、山椒魚のことである。はぜ鯉を取った途端、村から水が少なくなった。そこではぜ鯉は神社の守り神で祟りではないかということになり、はぜ鯉を川に放した。そのため、毎年山椒魚が、お礼のために鯉に化けて来るという。
![](../../YoukaiDB3/parts/spacer.gif) 類似事例 |
|
オシラサマ 1999年 宮城県 某家のオシラサマは、もともと舞根集落の家にあったが火事で中井集落に飛び、そこの家でも火事にあって某家に飛んできたと言う。あるとき話者(オカミサマ)が足が痛くなったので、某家のオシラサマを拝みに行ったところ、オシラサマの足にスガリ(蜂)がたかっていた。其れを知らせたのだろう。
![](../../YoukaiDB3/parts/spacer.gif) 類似事例 |
|
チンショウ 1974年 長野県 七曲りの渕の沈鐘は大勢の人で引き揚げようとしてもあがらず、松原の諏訪様へでもあげてゆこうとつぶやくと難なくあがり、今は松原の神社の境内にあるという。
![](../../YoukaiDB3/parts/spacer.gif) 類似事例 |
|
プンプクチャガマ 1957年 新潟県 某家ではプンプク茶釜で役人を接待して、他人の土地を踏まなくてもいいほどの土地を貰った。この茶釜を黒岩の某家にあげたところ、プンプクプンプク転がって戻ってきた。「なぜ戻った」と言って火箸で叩いたらツバが割れ、戻らなくなったが、家によくないことが続いた。今は熊谷の寺の宝物になっている。
![](../../YoukaiDB3/parts/spacer.gif) 類似事例 |
|
ヒトダマ 1932年 熊本県 海軍あがりの人が死去した夜にヒトダマを見たという人が何人も現れた。その後、その家には深夜必ず火が出ると噂され、それを見て病みついたとも伝えられている。
![](../../YoukaiDB3/parts/spacer.gif) 類似事例 |
|
イルカ 1975年 新潟県 人間のことばを話し、舟べりに寄ってきて「某居るか」とはっきり言うイルカが出る。某の部分には人の名前が入り、旅人を騙して舟にのせ、沖合いで殺して金品を奪ったといわれる資産家や旧家の場合が多い。「某はいない」と言うとイルカは海中に姿を消す。
![](../../YoukaiDB3/parts/spacer.gif) 類似事例 |
|
ヒカヒシ,ピダマ 1931年 沖縄県 人玉が人家を焼いて半焼した際には、家の四隅から屋根茅を集め、それで小さな家を作る。それを燃やし、その煙に火玉を乗せて天に昇らせ、各人が煙鐘を打って追い払う。
![](../../YoukaiDB3/parts/spacer.gif) 類似事例 |
|
オウカガイ 1985年 山梨県 Aさんの小さい頃、観音寺のそばにあるお地蔵様のようなもののなかの、首のないもので一部の年寄りがオウカガイをたてることがあった。自分のことを占うのだが、願い事がかなうときは軽くあがり、かなわないときは重くてあがらない。
![](../../YoukaiDB3/parts/spacer.gif) 類似事例 |
|