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検索対象事例

クリゲノウマ
1915年 福島県
蛭田姓の家は栗毛の馬を飼わない。もし飼うのならば、まず改姓する。改姓をせずに栗毛の馬を飼えば、災難が来ると信じ、恐れられている。明治後もこのため改姓した者がすでに3名いる。

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コミミョウジン,シンメ,イシ
1944年 福島県
古市を氏とする一族で古箕明神を祀る。この明神様は栗毛の馬でこの地にきた。この地を日中と呼ぶ。宮の下に神馬が石になったという馬の形をした石がある。同氏では栗毛の馬を飼わない家例である。
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ウマ
1967年 福島県
出棺するとき、飼っている馬がいななけば、その家の人が死ぬという。
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グンダリサン
1979年 山梨県
軍刀利神社の祭神、グンダリサンは、馬を飼っており、そこをマケエクボ(馬飼い窪)と呼んだ。
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ウマ,サル
1953年 熊本県
阿蘇地方では馬は元来猿が飼うものと信じられ、人間は猿にならって馬を飼うことを学んだといい、土地の人は決して猿を殺さなかった。
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ウマ,イシ
1967年 福島県
古市という家の氏神の古箕明神は、昔、栗毛の馬に乗って日中に入ってこられた神様だと言い、この明神様が乗っていた馬が石になったという石が祠の下に残っているという。
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ウジガミ
1943年 静岡県
氏神が鶏を嫌うので、飼わない。飼ったら鶏が病気になったり、その家に不思議なことが続いて良くないという。
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ダイバ,ギバ
1956年
馬の災。一種の魔物が馬の鼻から入って尻に抜けると、即座にその馬は倒れて役に立たなくなる。馬を飼う地方ではきわめて怖れられていた。
類似事例

ダイバ,ギバ
1956年
馬の災。一種の魔物が馬の鼻から入って尻に抜けると、即座にその馬は倒れて役に立たなくなる。馬を飼う地方ではきわめて怖れられていた。
類似事例

ダイバ,ギバ
1956年
馬の災。一種の魔物が馬の鼻から入って尻に抜けると、即座にその馬は倒れて役に立たなくなる。馬を飼う地方ではきわめて怖れられていた。
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キツネ
1981年 長野県 
不幸が起こると「あの家ではきつねを飼っている」などと言われる。
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イヌ,イナリ
1949年 大分県
稲荷を祀っているので犬を飼わない。飼ったために火事起きたと言って、飼い主から罰金をとっていましめた。
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イヌ,イナリ
1949年 鳥取県
氏神様が稲荷のため犬は飼わない。村に赤痢が流行したとき、村はずれの家で犬を飼ったからだといわれ大騒ぎになったことがある。
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クダキツネ,イヅナ
1954年 長野県
クダ狐はイヅナとも言い、信州の飯綱権現の使いで、これを飼って使い慣らすと色々なことをピタリと当てるところから、占い師などが飼っていることもあるという。繁殖力が強く、1人では飼いきれなくなるので、人に憑けるのだと言われ、これに憑かれると落としようがないとして恐れられる。
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クダギツネ
1955年 神奈川県
横須賀の婆さんで、狐を飼っていて、狐を使う人がいた。普通の者には見えないが、マッチ箱に狐を2匹飼っているという噂だった。また、年寄りで狐を飼っているという人がいた。重箱を持ってその家を訪れた際、重箱の中身を狐が食ったという。
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バトウカンノン
1984年 山梨県
話者宅で馬の調子が悪くなり、祈祷師に見てもらったら、以前飼っていた馬が今の馬をねたんで苦しめているので馬頭観音を祀れといわれた。
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マメダヌキ,トマッコ
1969年 岡山県
憑いたりだましたりする狸は山にいる狸ではない。人に憑く狸は豆狸とかトマッコといって群れを成している小さいやつである。実際にはこれはいたちの一種という。狐が憑くのとは違い、精神異常にはならずに腹痛がすると言う。昔はこれを飼っていると伝えられる家があり、良く飼うと家が富み、飼い方が悪いとすぐに貧しくなると言う。
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イズナ,キツネ
1961年 茨城県
イズナという狐は祈祷者が使う。昔はこの狐を飼っている家もあった。
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イヌ,ウジガミ
1949年 新潟県
犬を飼うと氏神の神罰がある。この禁を破って三、四軒の家が犬を飼ったところ、主婦がいずれも病気になったり死んだりしたという。
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キツネ
1983年 岩手県
イタコなどがエジナやキツネを飼って、人に憑かせることがある。キツネを飼っていそうな人がいても、口に出して言ってはいけない。憑けられる。人にキツネを憑かせると、飼っているキツネが1匹増えるという。
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メドチ
1980年 青森県
とりのうみの淵でメドチがさんだん栗毛という馬を引こうとして、逆に厩まで引っ張られた。川の石が真っ白になるまでいたずらしないという約束で放してやった。
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ジンメンイヌ
1992年 山形県
ある古い家では、人面犬を3匹飼っている。
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