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検索対象事例

ハネノアルコ,リョウマ
1941年 朝鮮
中和郡水山面木里の傍の三月山の麓のある農家に、脇の下に羽根のある男の子が生まれた。そのような子は天子の位につくといわれているので、後難を恐れた両親が羽を焼いてしまったら、その子は死んだ。また羽のある人が生まれると、龍馬という駿馬が出てきて乗馬になるというが、龍馬が農家の裏に現れ、3か月鳴き続けて姿を消した。それが三月山の由来である。

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リョウマ
1987年 山形県
龍馬山には白馬の龍馬がいて、60年に1度姿を現した。新庄の殿様が鉄砲で撃ち、それから龍馬は出なくなった。杉沢集落に行く途中の山に、龍馬の蹄の跡のついた岩がある。
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リョウマ
1987年 山形県
龍馬山には龍馬がいた。龍馬は頭が龍で体が馬の生き物で、60年に1度姿を現した。新庄の戸沢公が「そんな生き物がいるはずがない」と言って見に来たら姿を現したので、鉄砲で撃った。それから龍馬は出なくなったという。
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リョウマ
1987年 山形県
龍馬山には白馬の龍馬がいて、日露戦争の頃には姿を見せた。神様が鉄砲で撃ち、それから龍馬は出なくなった。
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メドチ,カッパ
2001年 青森県
馬がめどちの子を孕んだ。生まれた子馬は、体は馬だが、顔はめどちそっくりであった。その子馬は間もなくして死んだので、野原に捨てておいたのだが、その死体はいつの間にかなくなっていた。母馬も死んでしまった。
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リュウ
1941年 朝鮮
平南中和郡唐井面斗井里の村端に池があり、ある時村人は、龍が池から昇天するという話を聞いて門口で待っていた。しかしある老人が龍が昇天するときは農作物に被害が出るから阻止しなければと言い出したので、馬の頭を切り池に祈り投げ入れた。そして龍は現れなかった。それ以来この地域を馬井という。
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リュウ,ゲキリン
1972年 茨城県
雄龍と雌龍という龍が山の神様であった。あるとき、この龍が女に化けて池に現れ、若侍と出会って、恋仲になった。しかし若侍だけがこの場で死んでしまった。この山を削ると、2頭の龍を分けることになるので、山津波が起こる。これを山上の龍が鱗を逆立てたと言う。
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キツネ,(ゾクシン)
1939年 和歌山県
狐が鳴いて出ると人が死に、鳴いて入ると子供が生まれる。
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ウメワカノナミダアメ
1956年 宮城県
三月十五日の雨のこと。梅若丸が人買いにかどわされ、隅田川のほとりで三月十五日に死んだという。
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ジョフク
1978年 山梨県
徐福たちの魂が3羽の鶴になって留まっているといわれる大原で、元禄11年3月29日、1羽の鶴が死んだので、役人が検分に来てその羽と肉を江戸へ献上し、骨を福源寺に葬った。寛政6年3月に2羽の鶴が自分で羽を抜いて落ちてきたが、その場所はわからなかった。
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リョウマ
1987年 山形県
龍馬は杉沢集落で生まれて、狭いので棲むところを探して不動山に登った。明採にそのときの足跡が残り、石の鳥居で昼寝をした。龍馬が住み着いたので不動山を龍馬山というようになった。
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リュウ
1941年 朝鮮
大同郡龍淵面検浦里の西の方の村から1キロ程離れた所に小池がある。昔、農夫の馬が凶作で飢えて、池の傍で座り込んでしまった。そこで馬の首を切って池に投げ入れて、豊作を祈った。数年後、池から龍が出て黒雲の中に頭が隠れ、尾だけ垂れて見え、田畑がよく稔ったが、病気が流行った。村の名の龍淵面はこの池のことから起こっている。
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リョウマ
1987年 山形県
宮集落のある家が放し飼いにしていた馬に龍馬が種付けして子が生まれた。その仔馬は屋根に上ったり、杭の上を猫のように歩いたりできたので、新庄の戸沢公に飼われたという。
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ウマレカワリ
1984年 福島県
亡くなった人の足の裏に墨で名前を書いておくと、赤ん坊に生まれかわったときに足の裏に名前のある子が生まれる、生まれかわりの人には痣がある、という。
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リョウマ
1987年 山形県
山の頂上で白い馬が跳ねていたので、龍馬山というようになった。
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テングノハネノオト
1983年 岡山県
苫田郡富村大には、山中の経験を克明に記憶している老練な猟師がいた。その話すところによれば、「天狗の羽休め」という木があり、そこを通ると天狗の羽の音がするのだという。この羽の音が聞こえなくなったら、猟はやめなければならないのだという。
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タツノコマ
1992年 宮崎県
冬には、龍房山の西麓の秋切集落の龍之玉という石神の水流に、龍房山の神馬「龍の駒」が水を呑みに来たと言う。
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(ゾクシン)
1969年 岐阜県
死んだ人の魂は生まれ出てきたものになる、という。たとえば死んだ後に猫が生まれると、死者は猫に生まれ出たことになる。
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ダイジャ
1976年 和歌山県
大蛇が男に化けて娘のもとに通って来て、子が生まれた。その子はタライ3杯の多数の蛇の子であったという。
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(ゾクシン),ウマ
1935年 栃木県
葬式の時に馬が鳴くと、その家の人が死ぬという。
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ユキ
1956年 宮城県
種籾に三回くらい雪がかかる年、三月の節句に小原山に雪が三こごりある年、三月に木の股が裂けるくらい雪が降る年は、作が良いといわれる。
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カミカクシ,テングサマ
1938年 福島県
親類が神隠しにあった。夜には村の山にいたが、夜明けごろになると子馬のようなものが現れて一緒にこいというので、これについていくと、隣村の山に入った。天狗様が現れて、ここにいては悪いから村へ帰れと掴まれて投げられた。
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