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怪異・妖怪伝承データベース
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検索対象事例

アキバサンノサンジャクボウ
1919年 静岡県
秋葉山の三尺坊は名高い大天狗。あるとき秋葉山もふもとで大砲を打った男がその音と同時に自分も跳ね飛ばされて信州諏訪の衣が崎へ落ちた。三尺坊は寝ていたのを邪魔した罪を許してやるといい、ついでに不二を見せてやるというなり不二山の絶頂へ来ており、元も場所に返された。

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ヤマンバ
1983年 静岡県
山姥は3人の子持ちで、追われて秋葉山に棲んだ。山姥は天狗様(三尺坊)の衣を山頂の水場付近で織ったため、その場所を機織井という。小祠の棟札には弥都波能売神とあり、後に水神に転化したのかもしれない。
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サンジャクボウ
1995年 愛知県
明治の神仏分離たで遠州秋葉寺が廃寺となったとき、僧侶の奥平寛山が盗み出してきたのが今井の三尺坊だと言う。寛山が贋金作りをして警察に捕まったあと、三尺坊は名古屋の古道具屋に売られたが、その前後に今井で火事が頻発し、御嶽行者の行中に三尺坊が現れた。区長が名古屋まで行って古道具屋から三尺坊を買い戻し、御嶽講の人たちに祀ってもらったら、火事は治まった。
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テング
1996年 山梨県
木曽御岳には六尺坊天狗がいて、その前方の八海山には大頭羅坊天狗、三笠山には朷利天坊天狗、阿留摩耶山には、アルマヤ坊天狗がいるという。
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テング
1992年 長野県
古くから多くの行者が修業した木曽御嶽山には、御岳権現の化身と言われる六尺坊を首長に、アルマヤ坊、朷利天坊、大頭羅坊などの大天狗がいる。
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アキバヤマノサンジャクボウ
1919年 静岡県
飛脚が三河岡崎あたりで大きな僧に白雲神社に届けるようにと額をあずかった。非凡な手蹟が胡麻火の灰でかかれ、裏には秋葉大権現の護符が貼ってあった。秋葉山の三尺坊様の仕業であるという。
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(ゾクシン),シャクトリムシ
1935年 栃木県
尺とり虫に尺をとられてしまうと、死ぬという。
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ヤマノカミ
1941年 岐阜県
山の神を呼ぶとき「山のこの三千坊、ササヤレ、ワイワイ」という。
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(キッテハナラナイキ)
1966年 鳥取県
秋葉山の木と吉川神社の木は、神様が宿っているので伐ってはならない。
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テング,グヒン
1974年
日本全国の深山に天狗というものがいる。また狗賓ともいう。山操(やまおとこ)、五通七郎というのも同類である。天竺の日羅、唐の善界、日本の栄術は天狗の首領である。八天狗というのは、愛宕栄術太郎、鞍馬僧正坊、比良の次郎坊、飯縄三郎、大山の伯耆坊、彦山の豊前坊、大峰の善鬼坊、白峰の相模坊である。
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テンゴンボー
1956年 神奈川県
天狗坊渕で釣りをしていて、何心なく「天狗坊・・・」と言いかけたら釣った魚がすべて木の葉に変わった。
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コテング
1954年 三重県
上野市愛宕神社は小天狗が建立したといわれ、その中に大福寺という宮坊があった。小天狗は坊の衆に忍術のことなどを尋ねたという。
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サンニンニサンドマワラレルコト
1915年 和歌山県
三人に三度回られると、死ぬ。
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グヒン,アキバシンカ
1975年 静岡県
遠江国秋葉山から夜、玉のような火が空を飛び沖の方へ行くことがある。その地の人はこれを狗賓が漁に出たという。これがあると二,三日は不漁になる。
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ヒトヲマワルコト
1980年 和歌山県
三人に、三回回られると死ぬ。
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アオテング,カラステング
1995年 静岡県
岩岳山は秋葉山の青天狗(烏天狗)が開いた。
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ヤマンバ
1981年 静岡県
天徳年間、久良畿山に山姥がいて、3人の息子はそれぞれ竜頭嶺、戸口村神沢、山住奥院の主になった。山姥は退治されて秋葉山に去った。毎年彼岸の日に山姥を祭る。秋葉山には山姥の遺跡がある。
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ヒノタマ,トビモノ
1956年 福島県
2尺くらいの火の玉が飛んで落ちた。そのあたりの人が死んだという。
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オテングサマ
1953年 埼玉県
若い男が、お天狗様に山に連れて行かれた。三年後帰って来たが、その男は何一つせず、笛ばかり吹いているようになった。
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ダイダラボウ
1992年 茨城県
水戸にダイダラ坊伝説がある。この巨人はみんなに好かれていて、仲も良かった。村は高い山によって日が差してこなかったので、ダイダラ坊は頼まれて山を動かしてやった。ダイダラ坊の指で作った池や、手を洗った所だという伝説もある。
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カラトイシ,ウツクシイオンナ
1982年 新潟県
青白色で長さ1丈5尺、幅9尺もある楕円形で土の上に6尺ばかりも見えている大石が鷲ノ巣の上手の深い森林のがけの上にあって、カラト石とよばれていた。昔から、旧暦6月25日には一人の美しい女がこの石の上で赤い衣をほすと伝えられ、それを見た物は珍しい悪病にかかるといい、ふもとの村々では山止めになっていたという。
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テング
1991年 神奈川県
丹沢の大山は天狗の山として有名で、その親分は伯耆坊という天狗で、伯耆大山から移ってきたのだという。元は相模大山には別の天狗、相模坊がいたが、平安末期に讃岐に移された崇徳院を慰めるため、山移りしたという。
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