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怪異・妖怪伝承データベース
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検索対象事例

ライジン
1921年 長野県
信州高遠保科肥後守の家来で鷹匠頭井深九郎兵衛が大茅原に棲んでいる大蛇の首を切り落とすと、切り口から白気が立ち上り雷電が四方に鳴り響いた。

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ダイジャ
1974年 長野県
保科肥後守が知行していた頃、伊那郡蓑輪の大茅原に大蛇がいた。その事を聞いた人が見届けようとそこに行くと大蛇が寝ていた。首を斬ると急に天気が悪くなり大雨が降った。その人は病気になったが回復した。信州国が洪水になった。
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ダイジャ
1960年 石川県
大蛇ヶ谷に住んでいる大蛇を村中の人が集まって退治することになった。柴を刈り、四方から火をつけると、大蛇は首を上げては倒れ、また首を上げては倒れた。その時の響きで村中の鍋釜がみんな割れたという。
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ジョチュウ,ボウレイ
1982年 島根県
妙見谷の奥の茅原という家の女中が皿を割り首をくくった。その亡霊を鎮めるため法華経を埋めたのがお経の松である
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イヌガミサマ
1984年 長野県
夜になり猟師は野宿した。愛犬が激しく鳴き、不思議に思ったが何もない。それでもうるさく鳴くので、愛犬の首を切り落とすと、その頭と共に大蛇が落ちてきた。犬が大蛇に噛みついていたのだ。危ないところを助かった猟師は犬の首を持ち帰って供養した。
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カイジョ
1978年 東京都
寛政11年3月22日雨の強く降る夜、四ッ谷大番町のある武士の家来が美しい女子と会った。以来その女子は夜な夜な家来の下を訪れるようになった。主人が見咎め家来を見張っていると、寝ていた家来がうなされていたので抜刀した。すると猫ほどの大きさの黒いものが軒下に逃げた。
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マオウマル,オニ
1936年 岩手県
魔王丸という鬼が棲んでいた所を鬼屋敷といい、坂上田村麻呂によって征伐され、首を切り落とされた後、その刀を洗ったところを洗い田という。
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ゲンコギツネ,キツネ
1931年 北海道
昔、松前家が7代の公広公のときの話である。殿様は帰途家来を連れていたが、先を歩くものがいたので不審に思って家来に尋ねると、玄古という狐だという。殿様は、殿様を守っているのだからという家来の進言を聞き入れずに目障りだから打ち取れと命じたが、弾はまったくあたらなかった。殿様が羽織を家来に渡し、それを肩にかけた家来が「君命なるぞ」というと、狐は手を広げて腹を打たせたという。その狐を祀ったのが玄古稲荷神社である。
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ヤマブシ
1974年 長野県
信州高遠にたくさん子供がいる人がいた。子が病気になると夢に山伏が現れ、子を連れ去ろうとするので、引き合い、負けそうなところで目が覚め、子が死ぬという事が続いた。最後の子の時も同じ夢をみたが山伏に勝った。すると子は回復した。
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タタリ
1976年
ある人の家来が、さしたる罪が無いのに、主人に手打ちにされることになった。家来は、死後、祟りをなして必ず取り殺すと宣言したが、主人は笑って、その証拠を見せろ、首をはねた時に首が庭石に喰らいついたら信じようと言った。家来を手打ちにすると、首は庭石に喰らいついた。しかし、その後何の祟りもなかった。ある人がそれについて尋ねたところ、主人は、死ぬ時に石に食いつこうとのみ強く念じたから祟りの心を忘れたのだと語った。
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イシノヤジリ,イシノホコ
1976年
出羽国菅田川郡の西浜で、仁明天皇承和6年、長雨が降り、雷電が鳴り響き15日間続いた。晴天になったとき、それまで石の1つもなかった海岸に、様々な色の石の鋒が落ちており、その先は西を向いていた。
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ロクロクビ
2001年 茨城県
ある百姓が白犬を殺した祟りで娘が轆轤首になり、夜中井戸の周りにいた抜け出た首を、白犬が噛み殺した。
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ダイジャ
1939年 千葉県
久留里の城山には大蛇が棲んでいるという。
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ダイジャ
1956年 東京都
大蛇が悪戯したので三島明神が家来に退治させた。大蛇の頭は八丈島に飛んで蝮に、胴体は御蔵島に飛んで青大将に、尾は大島に飛んで縞蛇になった。刀を作ったのが打出明神、私がやると言った家来が差出明神。
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カッパ
1974年 青森県
雷電宮には河童の伝説がある。昔汐立川の上流に姫がいたが、ある日その姫の姿が見えなくなってしまった。ある夜城内の殿の夢に河童が現れ、「私は姫を川に連れてきた河童だが、雷電様の怒りに触れて川が火の海になってしまった。以後こういうことをしない」といった。
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ダイジャ
1990年 福島県
沼沢湖に大蛇がいた。蘆名家の家来の佐原十郎義連が退治に行き、大蛇に呑まれたものの刀が刺さったか、兜につけた観音様の威光かで大蛇の腹が裂け、退治することができた。その時ついた地名がキリドオシに蛇ぬき。大蛇の頭か骨を祀ったのが沼御前神社。
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ダイジャ
1939年 大阪府
ある場所の木の空洞に棲んでいる大蛇を見た者は、必ず死んでしまうという言い伝えがある。
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ダイジャ
1972年 埼玉県
山仕事をしているとザワザワと音がして、胴回り3寸の大蛇が出た。持っていた草刈り釜で首を切り落とし、胴体を4つくらいに切断したが、2日ほどして見に行くと、影も形もなかった。
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ダイジャ
1993年 香川県
お殿様が弓の名人である別子八郎に大蛇退治を申し付けた。八郎は矢を射たが、大蛇は釣鐘をかぶっていたから、体を通らなかった。最後の矢が当たり、大蛇は立ち去った。鐘は城下にもち帰ったが、「国分寺へ帰る」と鳴り響くにで、国分寺へ返した。
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クビヅカサマ
1982年 宮城県
首を切られた坊主の首が川を溯っていった。それを祀ったのが首塚様。
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クビキリダ,モウジャ
1987年 長野県
石舟の下に首切り田という場所がある。夜中にそこを通ると,亡者がでたり,首を切り落とす音がするという。
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ダイジャ
1978年 高知県
武将の犬が動かなくなったのでその首を切ると、首が飛んで木の枝に飛びついた。木の枝は大蛇であった。大蛇は普通の銃では撃てず、八幡大菩薩の弾で撃つと死んだ。しばらくすると、大蛇の死体の場所に流れ着いた。武将が大蛇の骨を足でなでると、大蛇の骨が足にたひ、それがもとで病床についた。大蛇の祟りで武将は死んだ。
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