シティイシノカミ 1986年 沖縄県 シティイシノカミは墓の下部の石の神である。
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ミナガ,シロウチ 1986年 沖縄県 墓壙は厳しく閉じた世界である。入り口からはいったところのミナガ(庭)には生者も入ることとが出来るが、遺骸や骨を収めるシロウチと呼ばれる墓壙内には狭い入り口を通って入るようになっている。普段は漆喰で固められ、めったに開くことはない。このシロウチをカミガミが四方八方から守護していることになる。
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ウヤイシノカミ 1986年 沖縄県 ウヤイシノカミは親石、または上石の神である。
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シツノカミ,グショーハツコウノカミ 1986年 沖縄県 墓域に存在するカミには、墓域を守護、あるいは支配する土のカミ(白保ではシツノカミという)のほかに、グショーハツコウノカミが存在するとされる。
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キタイシノカミ 1986年 沖縄県 キタイシノカミは口石の上部の神である。
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バケモノ 1955年 山形県 土用になると化物が土を掘り返したり災いをするというので、お墓には三本木に鎌と石を下げたサンシキというのを立てる。
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モンイシノカミ 1986年 沖縄県 モンイシノカミはミナガ(庭)に入る門の石の神である。
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マユイシノカミ 1986年 沖縄県 マユイシノカミは前石の神である。
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パライシノカミ 1986年 沖縄県 パライシノカミ(腹石)は柱石の神である。
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ヒノタマ,(ボチニデルヨウカイ) 1989年 長野県 墓地にはヒノタマが出るという。
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ヒノタマ,(ボチニデルヨウカイ) 1989年 長野県 墓地にはヒノタマが出るという。
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ヒノタマ,(ボチニデルヨウカイ) 1990年 長野県 墓地にはヒノタマが出るという。
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カマ 1939年 福島県 墓を獣類に荒らされないために、墓には鎌を差しておくという。
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タマシイ,(ボチニデルヨウカイ) 1990年 長野県 墓地にはタマシイが出るという。
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ジーチヌカミ,ニジリヌカミ,ヒジャイヌカミ,ウフヌシガナシ,ウフヌシガナシノトゥジ,チョウブ,アミダプトチ,ウジョーバンヌカミ,ウヤファーフジヌカミ 1986年 沖縄県 桜井徳太郎によると、墓壙内にはウフヌシガナシ(グソーの大主)、ウフヌシガナシノトゥジ(ウフ主の妻)、チョウブ、アミダプトチ、ウジョーバンヌカミ(門番の神)、ウヤファーフジヌカミ(先祖の神)、墓域内にはジーチヌカミ(地の神)、ニジリヌカミ(右の神)、ヒジャイヌカミ(左の神)がいるという。
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ミサキ,ミサキバナシ 1983年 岡山県 新墓の供え物を烏がとらないとミズノコ(鉢に水を入れて野菜などを浮かべたもの)があがらないという。ミズノコがあがらないのは亡者にミサキが憑いているからであると考えられ、ガマ(小祠)を墓の後ろに祀り、僧や法印に拝んでもらってミサキバナシをする。
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ボチニデルヨウカイ,ヒノタマ 1987年 長野県 墓地にはヒノタマがでる。
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カイハカ 1953年 石川県 幽霊出現の噂が耐えない墓石がある。石の表面の模様が人型大の奇妙な姿をしており、遠目で見ればまるで幽霊が出たように見え、雨の日には一層凄みを増す。現世に未練のある墓主の死霊が未だ留まっているのが原因だといわれている。
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オイヌサマ 1974年 山梨県 猟師が山で鳥を撃っていたとき、オイヌさまが死人を掘り返したのを担いでチリチリチリと音を立てて行くのを見て、気づかれてのどを食いきられて殺された。オイヌさまは青目がギラギラ光り、牙が鋭い。墓を掘るときはオイヌさまに掘り返されないように深く掘らなくてはならない。
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ノガマ 1976年 徳島県 祖谷山では埋葬した墓の上によく鎌を立てる。これをノガマという。また山で仕事をしていて転び、切り傷などができるとノガマに切られたと言う。ノガマは埋葬してしばらくは墓の上に置くが、始終山野を飛んでいると言う。ノガマに切られたときの為の呪言がある。
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