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怪異・妖怪伝承データベース
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検索対象事例

シロイモノ,フシギナツメタイモノ
1999年 栃木県
冬の夜に1人で道を歩いていたら、空から何か白いものが降ってきた。それが当たると、とても冷たく体が冷えた。手でつかもうとしても、手の中につかんだはずなのに何もなかった。

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ヒカリダマ
1992年 奈良県
夜道を1人で歩いていたら、山の上のほうから、光玉が飛んだ。赤い色がだんだん柿色になった。高い所を飛んでいたのだが、自分に近づいて来るようで、力が抜けて座り込んでしまった。
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(ユウレイ)
1983年 新潟県
人が亡くなったことを触れ歩く告げ人が、夜、雪や氷の上を歩いていると、誰かがついてくるような気がした。
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ヤマノカミサマ
1974年 栃木県
寒い冬の深夜に炭焼きをしていたら、黒いものに喉をつかまれた。山の神様だろう。
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ヒカリダマ
1963年 秋田県
夜山道を歩いていると赤い玉が光りながら飛んできたので、笠で地べたに伏せて押さえつけておいた。翌朝来て見ると赤い土の塊になっていて、その同じ日に人が死んでいた。
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イッタンモメン
1956年
夜道で白い反物のようなものが目の前に現れて、ひらひらして人の目をくらまして人を襲う。
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モウヒトリノカゲ
1999年 栃木県
12月の寒い日、日が暮れて真暗な時に友達と2人で帰っていた。月が出ており2人の影がはっきり見えるのだが、その後ろにもう1人の影が見える。けれども振り向いても誰もいない。振り向きながら歩くと影は前に回り、立ち止まると影は消えてしまう。怖くなって家に走って帰った。
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シロイモン,ロクブ
1975年 高知県
山を下りていくと、白いものに出会った。浜に出ると、再び2つの白い物が待っていたが、また逃げてきた。別の浜でもまた会って、一晩に三度も同じものを見たことになる。
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ヒョウチュウ
1976年
正徳年中のある寒い日、突然高さ5,6丈で中空の氷柱が出現した。数日後に溶けてなくなった。
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〔シラゲ〕
1975年 秋田県
空から白毛が降ってきた。翌年、ある人がその白毛を持ってきたので、よく見てみると、白馬の尾のような色で、長さは5,6寸ほどのものが7,8筋あった。
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ホゴツリ
1978年 愛媛県
夜道を歩いているとほごつりが空から落ちてきて、人をほごに乗せて天に吊り上げてしまうといって、恐ろしがった。
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イヌガミサマ
1964年 鹿児島県
祭の晩に足音だけが聞こえたので、犬神かと思い声をかけたが返事はない。草履で空を切ってみたが、姿は見えないのに何かが横を通りすぎたような気がしたという。
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ヒノタマ
1992年 鹿児島県
青白く光るものが山の方から浜へ降りてきて、ジッとこちらをうかがう。立ち去ろうとすると後からついてくる気配がするので小石を投げるとピタッと止まる。小走りで家に帰った。
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シロイモヤモヤ,ヒトノカタチ
1999年 栃木県
家で白いもやもやが現れて人の形になり、しばらくの間そこにあるように見えて消えた。
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ミエナイモノ
1992年 山形県
夜道を1人で歩くと、後から見えない物がスウーとつけてくる。
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ホシ
1937年 秋田県
吹雪の日、鰯を買って家へついたと思ってふと上を見ると、星が見え、気がついたらまだ河原にいて鰯はとられていた。
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キツネ
1931年 長野県
夜明け前、薄暗い林の中の近道を歩いていたら、足元から急に黒いものが飛び出した。それから道に迷ってしまった。腰をおろして目をつぶって気を静めてから目を開けてみると、すぐそばに松本街道があった。
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アソビダマ,タマシイ
1952年 兵庫県
昭和26年初夏の宵、明石川に蛍狩りに出かけると、ある家の棟からマグネシウムを焚いたような丸い光物が上って真っ直ぐに降りた。一週間位してその家の主人が病気で亡くなった。
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ミコシニュウドウ
1996年 東京都
小学校3・4年頃、白いものがふあーっと立ち上がるのを見た。見越し入道だと思ったら、薪を背負ってその上にワイシャツをひっかけた男だった。
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ムヂナ
1938年 岐阜県
道の真ん中に笠が落ちているので拾おうとするとひとりでに2,3間先に飛んでいった。狢の仕業だろう。
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イジュウ
2000年 新潟県
山の中の小屋で、夜中、火にあたっていたら、赤い髪をして体は灰色のものが火にあたりに来た。
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