国際日本文化研究センター トップページ
怪異・妖怪伝承データベース
データベース検索ページ 更新情報 お知らせ 怪異・妖怪とは データベース検索 異界の杜 製作者
データベース検索ページ

検索対象事例

クチイレ,カザホー,カゼ
1956年 鹿児島県
カザホーという呪文を唱えると病気や怪我が治る。カザホーは用途によって様々なものが使い分けられる。

類似事例(機械学習検索)

(ゾクシン)
1938年 兵庫県
歯痛のときや腹痛のときなどに唱える呪文多数掲載。
類似事例

(ハノカミサマ)
2000年 新潟県
風邪や疳、耳痛、歯痛など、さまざまな病気を治してくれる。
類似事例

カサゴツト,テンテンゴツト
1941年 富山県
ガマは術を心得ているからカサゴツトとかテンテンゴツトの神とかいって、神にしている。生命の危機に際してこの神に祈ると、ガマの術で助かることがあると言われている。
類似事例

(ゾクシン)
1982年 新潟県
切傷に関する呪的療法。「いろはにほへと」と書いた木の葉を貼ると血が止まる、など。
類似事例

テング
1930年 新潟県
天狗の爪をカゼのときに削って飲むとたちまちなおるという。
類似事例

カサガミサン
1941年 広島県
海龍寺境内に祀られている瘡神サンに、カサだといって願を掛けると、どんな病気でも治るという。治ったら、金属製の鳥居か新樽一丁をお供えすることを予め約束するという。
類似事例

イズナ
1992年 茨城県
イズナの使った術には、予言や治病やイズナを憑けて不幸に陥れるというものがある。また、イズナ使いには自覚しているものとイズナが神だと信じるものがいる。イズナに食料を与え、大切にしておくと、予言が当たるようになるという。
類似事例

イタミドメノジュホウ
2000年 富山県
痛み止めの呪法。患部に添付資料のような文様を墨で書くと、解毒の作用があるという。その際の唱えごともある。
類似事例

ハザコ
1983年 岐阜県
母親の病気に効くという噂があるハザコを2匹つかまえる。そのうちの1匹で、ハザコの妻を食べた者は罰を被り、供の者が消える。3つの鳥居を作ることを引き換えに病気を治す。
類似事例

(ゾクシン)
1979年 静岡県
シャクジ神様は首から上の病を治す神様である。特に、口の中の病気に効くといわれている。お参りに行って、祠に供えてある石を1つ持ってきて、治ったら2つにして返すという。しゃもじを供える場合もあるという。
類似事例

ミコガミ,カサ
1975年 岡山県
ミコガミカサができると、法印に拝んでもらいこの神を送ったり迎えたりする。また他の方法として3軒ボエト、7軒ボエトといって、カサの出た本人か母親が3軒または7軒乞食をして歩くと言うものがある。その材料で赤飯を炊いてミコ神に供えるとカサが治ると言う。
類似事例

タヌキ
1975年 高知県
人形使いの嘉代次は狸も使うと評判であった。病人が床につき、嘉代次の台詞を言う時は、その周りで念仏を唱えると病人は嘉代次の家の方へ突然走り出し、ばったり倒れるが快癒する。嘉代次が村を出ると、夜中に一つだけ鳴っていた氏神様の太鼓も鳴らなくなった。
類似事例

キツネ
1922年 福岡県
稲荷信仰の厚い人には狐が乗り移って奇跡や予言を行なうという。普通の人が狐に憑かれると狐に化かされる。うまいものを持って歩くと石ころや馬糞などとかえられる。こういう時には怪しいものが自分の前や後ろを歩いていて、つまずいて転んだりするとかえられる。恨みがある相手に狐をつけようと思う時には、狐んの住んでいる穴に行って油揚などをやって頼むといい。また疱瘡を病んで寝ている者がいると、狐は見舞い客に化けて疱瘡を食いに来る。もし疱瘡を食うと、狐は千年の寿命を得て、病人は落命する。
類似事例

オヤクシサン,(ゾクシン)
1961年 愛媛県
お薬師さんはイボを除いてくれたり、乳を出してくれたりするといわれている。願掛けをして病気が治ったら、タコの絵を描いて供えるといわれている。
類似事例

マブヤー,(ゾクシン)
1932年 沖縄県
子どもが転んだときは、そこの砂を3度体に付けて「マブヤーマブヤー、ウーテクーヨー」と唱える。マブヤーとは霊魂のことで、転んだり驚いたりすると体から転げ落ちるので、この呪いをする。
類似事例

オンタケギョウジャ,(キトウシ)
1989年 長野県
祈とう師のことを御嶽行者という。病気平癒を願うという。祈とうをして、病人の患部を刀で指す。すると、その指示された部分に刀のあとがついて、病気が治るという。
類似事例

(ゾクシン)
1981年 福岡県
タンバイロに関する俗信。タンバイロは悪病除けの行事である。タンバイロに出てくる獅子に、頭にカサのある人や皮膚病の人は、三回頭をかんでもらうと治るという、など。
類似事例

クダギツネ,イヅナ
1916年 岐阜県
病気を治す薬を教えてくれる婆がおり、タダ狐使い、イズナ使いと一般に言われていた。
類似事例

ヤマノカミ
1967年 大分県
カゼをひいて熱がでた時は、山の神にカゼ熱全快のお願いをたて、熱がひいたら山の神のある場所以外の土地の土を一握り竹の皮または紙に包んでお礼参りをする。
類似事例

サカウタ,クチ
2001年 鹿児島県
口説に蟹口説というものがあるが、蟹は他人からサカウタ(呪い歌)やクチ(呪い言)を掛けられたときに噛み切って無害にするという機能をもつ。サカウタは歌掛けの相手に呪いを掛けることが出来る歌のことである。サカウタを掛けられると霊力が弱くなりついには死に至る。故に他集落では無闇に歌掛けをしてはならない。
類似事例

国際日本文化研究センター データベースの案内