アラガミサマ,オカマサマ 1958年 東京都 荒神様には36人の子供がいる。そこで10月晦日には米1升で36個の団子を作り、1升桝に入れてオカマ様(荒神様)に供える。これをオカマの団子という。
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オカマサマ 1968年 群馬県 オカマサマには子どもが36人もいるために、出雲には行かずに留守をしている。よって旧10月の適当な日にダンゴをあげる。この日をオカマノダンゴという。家によってはコウジンサマとオカマサマを同一視していずれも台所に祀っている。
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オサン 1980年 和歌山 三十七歳の時に七人目の子を産むと親が死ぬ。
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コウシン 1964年 島根県 庚申さんは36人子供がいて、女神様は8つ手になって一生懸命働いたが、男神様は1年に3日ほどしか働かなかった。しかし年末に清算したら、男神様のほうが3文多く稼いでいたので女神は男神を頭上に載せたという。
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ウジガミサマ 1982年 群馬県 7つより前の子どもを叱るとウジガミサマが怒る。子供が小さいうちは、ウジガミサマが遊ばせてくれるという。
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ヤマノカミ 1964年 岩手県 1年に12の子を産む女神を山の神としている。
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カミサマ,ゴミソ 1967年 青森県 青森県八戸市のある女性は14歳で養女に出され、17歳で結婚し12年間に9人子供をなした。29歳のとき授乳中に突然具合が悪くなり失神状態となり、急に「カミサマだ」と叫びだした。それ以後彼女はカミサマとなった。それ以来言うことが良く当たり、大勢の人が相談に来るようになった。しかし妬む人もいるので修行をした。様々な相談が持ち込まれるが、祈祷をすると神が彼女の口を借りて喋る。
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オブスナサマ 1964年 群馬県 オブスナサマは六車の神で家の神。
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オダイシサマ 1964年 秋田県 11月24日はお大師様の日で、オデェシコという。小豆粥を煮て長い萱の箸を添える。それは、お大師様には24人もの子どもがいて、その子どもたちを養うために使うのだという。
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オオカミ 1982年 群馬県 話者の祖父の5代前のお婆さんが熊野神社の峠からの帰り、オオカミに行き会った。オオカミがお婆さんをくわえて橋の下に連れて行くと、40頭ほどのオオカミが続いてぞろぞろ通っていった。
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オカマサマ 1983年 茨城県 9月28日はオカマ様の命日で、この日はウルチを1升洗って粉にして36個の団子を作る。この団子はオカマさまが出雲にムラの婚姻を決めに行く時の弁当である。また、これとは別に小さい団子を作り神棚や仏壇に供えた。これはオカマ様が出雲に帰る途中に諏訪の峠でボタ餅のくらべっこをするという。10月28日にはまた家に帰ってくる。
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オニ 1983年 大阪府 九鬼谷には、父鬼と子供の9人が住んでいたと伝えられている。
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オカマサマ 1960年 宮崎県 オカマサマは荒神と同じく火を守る神である。
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オカマサマ 1958年 大分県 浜崎ではオカマサマは女神で火の神様だという。供物は女しか食べてはならず、大竈の上に供える。富来ではクドに供え、供物を食べると子供が12人もできるという。松原ではクドの上に棚を設け、若い者は供物を食べてはいけない。
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オゴジョ,マドウモン 1995年 群馬県 オコジョはオーサキと同じでマドウモンである。何十匹と出て、家のためになるときもあるが、仇になることもある。
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ゴミソ,キシボジン,ユメ,カミサマ 1967年 秋田県 秋田県能代市のある女性は、4人の子供がいるところへ嫁へ来て、自分も7人の子を為し、大変困っていた。そんなときに夢に鬼子母神が毎夜のように現れ、お告げや教えを授けた。こうしてカミサマになり30年くらいになる。太鼓を叩いて神を呼び出し、ローソクの火を見て判断する。
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オデアシコ,ヤクジョウガミ 1937年 秋田県 御大師講で3尺あまりの萱の箸を使うのは、御大師様に24人の子供があって、それを育てるために苦心され、長い箸を使われたことから、子供が安全に育つようにという意味である。
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オシラサマ 1915年 岩手県 ある家のオシラサマは、数は4体、1つは馬頭、1つは烏帽子、他の2体は普通の形で、家の者のために耕耘を助けたといわれている。
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(キダン) 1976年 ある人に兄弟が10人いた。兄から、年の順に死んでいった。その妻達もまた同様であった。
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シクマ 1972年 岐阜県 シクマとは、クマとムジナの合いの子だという。
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