タベナイヒト 1988年 埼玉県 お六所様の日(5月始めの卯の日)に田植えをすると食べられない人(死者)がでるという。
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ミノヒ,ミソ,(ゾクシン) 1915年 宮城県 6月の巳の日が3つあるときに味噌を煮ると、死んでしまってその味噌を食べないものが出るといわれている。
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オニ,(ゾクシン) 1932年 大阪府 大阪府三島郡豊川村では、煎り大豆の皮をむいて食うと、地獄で鬼に石の皮をむかされる。
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ミノヒ,ミウマ,タツミ 1975年 旧12月はじめの巳の日に仏壇に豆腐や餅を供える。四国でも各地により多少相違はあるが、この日は死霊が訪れてくる日だと信じていた。
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イヌガミモチ 1922年 山口県 寒餅を搗いている時、犬神持が通りかかるとその餅は忽ち糊のようにトロトロになり固まらないことがある。そのときはその犬神持の家に餅をやればよい。
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ルニン,エノキ 1934年 東京都 豆腐を買いに行った流人が、豆腐を盗んだかどで捕らえられて、首を斬られた。死に際して流人は、自分が死んだ後、墓地から榎が生えるであろうが、それは自分が潔白だったと言う証だと言い残した。そして生えた榎が「なぞの榎」だと言い伝えられている。
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ハカ 1941年 朝鮮 大同江に羊角島という島があり、その近くに大岩がある。ある人が子孫の幸福のために、母親をその岩の上に葬り墓を作った。すると付近の町の味噌・醤油の味が不味くなった。その墓をよそに移すと味が元に戻った。今でもそこに死体を埋めると物の味が悪くなると信じている。
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(ゾクシン) 2004年 香川県 お産に関する俗信。お産は母屋の納戸でするが、箒を立てて神祭りをして箒の神様を集めた。箒の神が集まらないとお産ができないという。また、妊婦が箒を踏むと箒の神様が怒ってお産ができないという。妊娠中に葬式を見ると生まれた子どもの肌に黒いあざができるという。へその緒を煎じて飲むと夏病みに効いたり、雷避けになるという。産まれる前から産着を作っておくと、弱い子になるという、など。
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コトオサメ 1940年 三重県 志摩の俗信。師走八日は事おさめといって、豆腐を食べる。これ以後は、たとえ死人があっても、ミド坊主でも決して鉦を打てなかった。
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オニ 1958年 香川県 節分の豆を炒る時は普通に炒る時よりも少し焦げめに炒る。黒い部分が少ないと、その家の娘が鬼にさらわれる。娘が鬼にさらわれるのは豆の実がなるころだという。
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イヌガミモチ,コウボウダイシ 1954年 高知県 高岡郡黒岩村の伝承では、憑物は弘法大師が印度から麦種を持ち帰るときに日本に入ってきたとされ、麦を作る家には必ずいて、祈り不足の家から出ると言われていた。また、原因不明の病人が出たり、絶え間なく病人が出たり、豆腐を作るときに大豆が煮えなかったり、籾ずりの最中に唐臼が廻らなくなったりすると、犬神に憑かれたと言う。
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テングハン 1973年 富山県 山神祭の日には炭焼きが集ってゴヘイモチを天狗ハンに供え、ブリの刺身で祝った。ある日、さる人がこの日に山入りしたら木がはねて睾丸を打ち、死亡した。
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ミコシ 1978年 新潟県 7月7日に谷口の人が江野神社に行かないと、祇園祭にならないという。昔、谷口の人などいなくてもいいと言ったら、突然みこしが重くなって担げなくなった。谷口の人たちを頼むと、みこしが軽くなったという。
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(ゾクシン) 1978年 新潟県 女性は月経の時に味噌をさわれない。味噌が悪くなるからだという。人が死んだときに死者にさわった人は、味噌を出してはいけないという。
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サクモツキンキ,トウモロコシ,(ゾクシン) 1916年 千葉県 宗像神社の神官の分家では玉蜀黍を作らない。作れば不吉なことがあるという。その家から別家した母が玉蜀黍を作ったら、その年の暮れに父が急病で死んだ。
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カナヤゴサン 1947年 広島県 ある家に金屋子さんが宿を求めたが、産があったからと断られた。次の家では死人があったが快く泊めてくれた。そのため、金屋子さんは産を嫌い、死を好むのだと言われている。
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カナヤゴサン 1947年 島根県 ある家に金屋子さんが宿を求めたが、産があったからと断られた。次の家では死人があったが快く泊めてくれた。そのため、金屋子さんは産を嫌い、死を好むのだと言われている。
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カナヤゴサン 1947年 島根県 ある家に金屋子さんが宿を求めたが、産があったからと断られた。次の家では死人があったが快く泊めてくれた。そのため、金屋子さんは産を嫌い、死を好むのだと言われている。
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ガキ 1955年 山梨県 厳道峠を越す際には石宮様に油揚げを供えないと、ガキに取り憑かれるという。峠で乞食がのたれ死んだり、石見やで親子が餓死したこともある。
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(コクソンノカミノタタリ) 1991年 高知県 黒尊様は肉が嫌いだという話がある。愛媛の宇和島から魚の行商にやって来ていた加賀城庫治郎という人が、牛肉を運んできたところ転落した。黒尊の神の祟りと思って昭和7年に手水鉢を奉納した。
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