国際日本文化研究センター トップページ
怪異・妖怪伝承データベース
データベース検索ページ 更新情報 お知らせ 怪異・妖怪とは データベース検索 異界の杜 製作者
データベース検索ページ

検索対象事例

ミコシ
1978年 新潟県
7月7日に谷口の人が江野神社に行かないと、祇園祭にならないという。昔、谷口の人などいなくてもいいと言ったら、突然みこしが重くなって担げなくなった。谷口の人たちを頼むと、みこしが軽くなったという。

類似事例(機械学習検索)

テング,(ゾクシン)
1972年 岐阜県
7月17日の権現さんの祭りを祇園祭りという。かがり火をたかないと、天狗が祟るといわれている。
類似事例

ニコガミサン
1978年 岡山県
美甘家2軒と谷口家は、古い時代の本文家で、同じカブウチに属している。3軒とも昔はそれぞれの家でミコ神さんを祀っていたが、子供の口のへりにミコ神ガサがしばしば出て困るので、神官の藤田家へ神を預けてしまった。それ以来カサが出ることはなかった。毎年一緒にミコ神さんの祭りに参加していたという。旧12月13が祭りの日だったという。
類似事例

タノカミサマ
1984年 新潟県
7月7日は田天王・田の神のゴウオロシ・田の神アガリ・田の神の作シラベ・田の神様の祭りといい、この日は田の神様が田から上がって田におられない日であるといって、田圃の仕事をしない。
類似事例

ミコシ,タタリ
1935年 神奈川県
7月14日に江の島で行われる天王祭の御輿は、明治以前は塗りのものだったが、神仏分離の影響によって白木の御輿に作り替えたので、塗りのみこしは売り払われた。しかしそれを運んだ舟の持ち主父子は間もなく死に、また売買に立ち会った名主も発狂したり不幸が続いた。これは天王様の祟りだろうと言われた。
類似事例

タノカミサマ
1984年 新潟県
7月7日は田天王・田の神のゴウオロシ・田の神アガリ・田の神の作シラベ・田の神様の祭りといい、この日は田の神様が田の中におられる日であるといって、田圃の仕事をしない。
類似事例

テンノウサマ
1984年 新潟県
7月7日は田天王・田の神のゴウオロシ・田の神アガリ・田の神の作シラベ・田の神様の祭りといい、この日は天王様が田もりをする日だから水口をまたいで田に入るなという。
類似事例

トウフ,イミ
1937年 山形県
黒川村の王祇祭で豆腐を作るとき、産死の忌の人が来ると豆腐が固まらないとされている。
類似事例

イシ,ナンヨウノヘビ
1967年 福島県
昔、伊勢参りの帰途、下駄に小さな石が挟まったが、どこまで来ても取れないので不思議なこともあるものだと思いながら、お伊勢参りからついてきたのだからと、家に持ち帰り神棚に上げておいた。ところが石はだんだん大きくなり、やがて一抱えもある大石となった。不気味に思い、紫の布に包み、柏神社と名づけお祀りした。この石の正体は南洋の蛇が変わったものだということで、この石がたくさん子を産んで、その1つが新沼に祀られているという。柏神社の祭りでは、罪ある者がみこしを担ぐと必ず身が縮まり、罪ない者が担ぐと、どんな大石でも楽に担げるという。
類似事例

タノカミサマ
1984年 新潟県
7月7日は田天王・田の神のゴウオロシ・田の神アガリ・田の神の作シラベ・田の神様の祭りといい、この日は田の神様が田ごとに収穫量を振り分ける日といって、田圃の仕事をしない。
類似事例

ウジガミサン
1965年 高知県
氏神さまを信仰したおかげで助かった人がいる。室戸から大きな漁船に乗ることになり、出立の朝にヤナギカケを作った。しかしその皿が引っくり返り、気持ちが悪いのでやめにした。次の日には、お宮の前で扇子を忘れたのを思い出して取りに帰った。出直して、またお宮の前でハンカチを忘れたのに気づいたが、そのまま出航した。しかしどうにも気持ちが悪いので、女房が引返すように電報を打ち、須崎から帰って来た。その船はそのまま行方不明になってしまった。
類似事例

タノカミサマ
1984年 新潟県
7月7日は田天王・田の神のゴウオロシ・田の神アガリ・田の神の作シラベ・田の神様の祭りといい、この日は田の神様がツクリに実を入れていて、その音を聞くと死ぬから田へ行くなという。
類似事例

アカガメ
1984年 新潟県
村の南側のはずれにある赤亀神社は、洞門のある「赤亀岩」にまつられているが、それは、昔、海老家の先祖が漁師衆を集めて船で沖へ漁に出ていると急に深い霧につつまれて帰る方向がわからなくなってしまい困っていると、大きな赤亀が浮かんできて、この亀に導かれて赤亀岩のところまで無事たどりついたというからであるという。以降9月1日(旧8月1日)に海老家が代々モリ(鍵取り)をつとめて祭りを行う。
類似事例

テンノウサマ,アクビョウガミ,ウシノエカミ
1982年 新潟県
7月14日は各地で天王さま、祇園さまの祭りをする。天王様は疫病神で病気にならないようにと初生りの胡瓜を供え、各家では縁側に簀をさげ、悪病除けに杉の小枝に幣束をさげてさし、牛の絵紙を逆さにして入口に貼る。牛の足をあげておくと悪病神がきたときに、すぐ蹴り飛ばされるといわれている。
類似事例

アンバサマシンコウ
1964年 福島県
あんばさまの祭日は旧7月19日であるが、それ以外に臨時であんばさまをまつることがある。その辺の家から手ごろのお宮をみつけてきて、各自の船から一番大事なもの(たとえば艪)をもち出して積み重ね、その上にお宮をあげる。こうすると船を出すことができないので船止めとなり、浜は休みとなる。
類似事例

キツネ
1938年 長野県
明治7年頃の冬のある日、先生がお供に魚を背負わせて歩いていると、急にお供が体が重くて仕方ないと言い出した。お供がとてもゆっくり歩くのでどうしているかと見ると、踊りを踊りながらやってきて、肴を取り上げても止めようとしない。近くの村の人に来てもらうと、お供は急にばったり倒れた。あとでは何も覚えがなかったという。
類似事例

フシギノイド,コウボウダイシ
1914年 京都府
むかし祇園祭の折に、井戸の水を御輿に捧げていると神輿が動かなくなった。そこに乞食のような僧がやってきて、水を汲んで御輿に捧げると神輿は動くようになった。後で聞くと、乞食坊主は弘法大師だった。水が汚れていたから神輿が動かず、弘法大師が清めたので動くようになったという。
類似事例

カッパ,カッパノゴクウ
1977年 神奈川県
7月25日に催される石神神社の祭りは御供流し、或いは河童の御供あげなどと呼ばれているが、これはその名の通り、海にいる河童を祭るものであり、そうしてからでないと海で泳いではならないのだという。
類似事例

(イセダイジングウノレイケン)
1977年 三重県
伊勢大神宮の霊験は著しい。この春に江戸の者30人ばかりが、大神宮にて神楽を行おうと松坂明野にやって来たところ、数人が病気もせずに死んでしまい、大雨が石を流して風が木を抜くほどだったが、それは松坂の南側だけだった。そして6月に杣入の行事がある時、大きな材木が必要な御戸木を、前回と同じく所々に探し尋ねたが、まったく見つけることができなかった。そこで神人が山に入ったところ、普段は見ることのできないほど大きな檜が立ち並んでおり、人々はこれを神異であると言った。
類似事例

(ゾクシン)
1978年 新潟県
谷口の神様は位が高いので、谷口で生まれた人たちは出産で死ぬことがないといわれている。
類似事例

カッパ,ヒヤウスベ,イシ,スイジン
1914年 佐賀県
潮見神社に祀られている澁江氏は代々河童の主で、社の側に河童の誓文石がある。その由来は、昔、澁江氏が河童に「もしこの石に花が咲けば人を獲っても良いが、咲かない限りは人を襲ってはいけない」と約束させたことによる。そのため、潮見神社は水難にあったことがない。毎年5月5日になると、澁江氏が河童に筍をごちそうすることから、水神に筍を供するようになった。
類似事例

国際日本文化研究センター データベースの案内