ヤマノカミノツカイ 2003年 青森県 烏は山の神の使いだと信じられている。
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ニワトリ 1980年 鶏(庭鳥)は神代の故事にも登場する鳥で、神事にも使われる神聖なものである。神社に放たれた鶏は、雌もやがて雄となる。
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オシラサマ 2002年 岩手県 美しい娘と馬が恋をして夫婦になった。しかし父は怒り馬を桑の木に吊し殺す。馬の首を切り落とすと、娘はその首に乗って天に昇った。オシラサマはその時からなった神だという。
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ヤマノカミノツカイ 1938年 徳島県 四十雀は山の神の使いだという。猟師が殺生に行くときに、四十雀がハナシバをくわえて飛んでくると、その日はマンが悪いといって行くのを忌むという。また、山の神の使いは首に輪がついた小さな蛇だともいわれている。
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イチョウ,ウトウ 1935年 青森県 允恭天皇のとき、烏頭中納言安潟は勅勘を蒙ったが 高倉の霊夢により外ヶ浜についた。安潟の死後、どこからかひと番の異鳥が飛んできて、雄がうとうと鳴けば雌はやすかたと鳴いた。ある時猟師がその雄を捕らえると、メスはそれを悲しんで啼いたが、まもなく猟師も非業な病に倒れた。里人は恐れて塚を立てて祀った。後に勅使が下って三角相という桶にこの善知鳥安潟をとらえ、大神宮に祀ったという。一説にはこの鳥は海鳥で、砂の中に巣をつくり雛を養育し、母鳥がうとうと呼べば、子鳥がやすかたと答えるという。
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カラス,(ゾクシン) 1932年 沖縄県 烏は不吉の鳥である。烏が鳴くときは「ヰークトゥカタリ」(好い事語れ)と言う。
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ソナエモノ,カラス,フショウ,(ゾクシン) 1915年 宮城県 神仏に供えたものを烏が啄むと必ず不詳なことが起こるという。
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〔イツクシマノカラス〕 1982年 山口県 周防国の岩国稲荷が遣わした烏の内の2羽は、厳島弁天が孵したもので、他の鳥は厳島には棲まないという。この烏には雄と雌がおり、春を迎えて子を産み、6月15日に弁天社の上を親子4羽で啼いた後、親烏は厳島を発って岩国へと飛び去り、子烏は厳島に残ったという。
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オシラカミサマ 1963年 宮城県 オシラ神様は蚕の神様で女だという。昔子供のない人が蚕を飼い、自分の子供のようにかわいがって育てた。この人を祀ったものという。
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カラス 1935年 三重県 烏は熊野のお使いで、これを害さない。
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カラス 2003年 山口県 志度石神社付近の山には翼の下に白い紋のある烏がいて,神様の御手飼だとされる。正月11日御鳥喰と言う神事を行い,この烏に食物を与える。烏が供物を啄ばまない年は凶作だと言う。
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カラス 2003年 福井県 正月元旦早朝,センジキと言う神事を行う。千敷場という岩の上に「カラス餅」を供えると雌雄2羽の烏が山から舞い降りて持ち去っていく。この2羽は日天子と熊野権現の使いで,親鳥から子鳥にカラス餅を持ち去ることが伝授されているという。こうしてカラス餅が持ち去られるとその年は豊作・豊漁だといい,持ち去られないと不漁になると心配される。
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イチキシマヒメ 1978年 広島県 佐伯鞍職が大野の瀬戸で釣りをしていると、うづぼ舟が近づいてきた。そこから女官が現れ、自分はこの島の神だが、お前にこの島内のよい所に宮居を決めてほしいと行った。佐伯鞍職は新しい舟に姫を乗せて浦々を祈祷しながら廻った。養父崎に来ると弥山から烏が飛んできて先導し、脇の浦まできて消えた。姫はここを宮居と定めた。
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ナイジマノカミサマ,オオキナヘビ 1979年 長崎県 内院地区の納島の神は女神だが男嫌いで蛇を婿にして頭に巻いている。またこの島には大きな蛇がいるといって畏敬の念をこめて語られる。
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カラス 1983年 岡山県 烏が現れるのを神の来臨と見る風習は広くある。玉野市碁石の当屋祭では、入り江の岩の上の供え物を2匹の烏が現れてついばむ行事があった。
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リュウジョ 1956年 宮城県 白山神社の神霊が美麗な童子となって現れたが、山に住む二頭の龍女が山を奪われることを嘆き、老女と若い女の姿で現れて障りをもたらした。神霊は怒り二頭の龍を池へ封じ込めた。この伝説の故か、神事を行う神男に不思議なことが起こるが、翁の面をつけて勤めると不思議なことは起こらなくなった。
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ウマノナキゴエ,ウマニノッタシンタイ,ヨブコエ 2001年 青森県 松林家の祖先が馬を連れて草を採集していたところ、北方から馬の鳴き声が聞こえたので行ってみると、神服を着て馬に乗った神体を見つけた。ある馬が病になった際、この神体に祈ると平癒した為、馬の病の全快、繁殖等をめぐる信仰が広まった。ある時、この神体がなくなったが、夜に外から「キンナンソウニアリ」と呼ぶ声がした。その声の通り南方を探すと見つかったので、一宇を建てて祀った。
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(ゾクシン),カラス 1933年 栃木県 烏に髪をくわえて持って行かれると、その人は気違いになって早く死ぬ。
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ヤマノカミ,テング 1956年 長野県 山犬は山の神の御使いとして敬われ、猿や猪も神使としてあがめられた。山の神は気が荒く、天狗の化身であり祖霊とは考えない。
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ヤマガミ,テング,ヤマンバ 1957年 山の神を天狗だという人は男神であると信じ、山姥という人は女神であると信じている。農民が信仰している。
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