サケノオオスケ 1987年 山形県 1月の16日には「鮭の大助今通る」という声がするから、それを聴かないうちに寝る。
類似事例 |
|
サケノオオスケ 1987年 山形県 旧暦の11月の15日には「鮭の大助今のぼる」という声がするが、この声を聴くとよくないことがあるので、子どもたちは耳を手で塞いで聞かないようにした。
類似事例 |
|
サケノオオスケ 1987年 山形県 12月の5日には「鮭の大助今のぼる」という声がするが、この声を聴くと悪い。
類似事例 |
|
サケノオオスケ 1987年 山形県 11月の15日には「鮭の大助今通る」という声がするが、この声を聴くと死ぬ。
類似事例 |
|
サケノオオスケ 1987年 山形県 11月の15日には「鮭の大助今のぼる」という声がするが、この声を聴くと3年以内に死ぬというので、声を聴かないように皆で騒いだ。
類似事例 |
|
ショウガツノカミサマ 1982年 鹿児島県 12月29日、30日に子供が泣き騒ぐと、「正月の神様があそこまで来ている。静かにしないと神様はお前に年をやらないぞ」と、親が子供をおどかすという。
類似事例 |
|
サケノオオスケ 1987年 山形県 旧暦の10月の15日には鮭の大助の声がするが、この声を聴くと3年以内に死ぬというので、聴かないように皆で酒盛りをした。
類似事例 |
|
サケノオオスケ 1934年 山形県 11月15日に餅をつくが、その理由は鮭の大助というものが川を下っていく。その音をきくと命にかかわるから、賑やかに餅をついてその音を紛らわすという。
類似事例 |
|
サケノスケ,ココウジャオバケ 1990年 山形県 10月の刈り上げの日に、サケノスケ(年をとったばあさんでここうじゃお化け)がまな板をすりこぎで叩きながら「サケノスケ今通る」といって川を昇ってくる。この声を聞くと早死にするといい、この晩は子供は早く寝ろと言われた。
類似事例 |
|
ヒトツメコゾウ 1928年 東京都 2月と12月の8日の夜に一つ目小僧が横行して、外出するものを襲うので、戸口に笊を被らせて、早く寝なければならないと言われている。
類似事例 |
|
ミカリバアサン 1959年 神奈川県 2月8日、12月8日に来る。一つ目なので自分より目が多いものを恐れる。ゆえにざるなどを軒に出す。子供がいたずらするとミカリ婆さんが来るといって嚇す。
類似事例 |
|
ウブメ 1987年 山形県 旧暦の1月15日の夜には便所にウブメが出るから、明るいうちに済ませておかなくてはいけない。ウブメは赤ん坊を抱いた若い女という。
類似事例 |
|
オデキノイッパイデキタコドモ 1996年 東京都 大晦日にはおできのいっぱいできた子どもが「おぼう、おぼう」と言って現れる。その子をおんぶして、自分の家の縁側に下ろすと、「ガラーン」と音がして、お金がいっぱい入ると言う。
類似事例 |
|
ネロハ,オニ 1991年 埼玉県 2月8日と12月8日には早く寝ないとネロハという鬼が来る。
類似事例 |
|
サケノオオスケ 1987年 山形県 11月の15日には「鮭の大助今のぼるぞー」という声がするが、この声を聴くと3年以内に死ぬ。
類似事例 |
|
オニ 2000年 高知県 正月14日(小正月)の夜に子供達は、その日から使い始めた竹製の柄杓を持ち、家々の戸口で「カイツリ、カイツリ」と言いながら、集落内を回る。家人はその柄杓に若餅を入れる。また仮面や頬被りした若い衆が道中に隠れており、子供達は彼らを鬼と呼んでいた。
類似事例 |
|
オースケコースケ 1916年 山形県 漁夫は毎年11月15日を鮭漁の網納めとしている。この夜、鮭の王様の大助小助が「オースケコースケ今上る」と呼ばわりながら川を上ってくる。この声を聞いたものは即死するという。
類似事例 |
|
シラガノオイサン 1982年 鹿児島県 大晦日の晩、子供の寝床の中に、密かに餅と銭を入れておく。そして元旦の朝になると、親が子供に「白髪のおいさんが来て、お前に年をやった」と告げる。
類似事例 |
|
トリオイ 1964年 福島県 正月15日の未明、こどもたちが鳥追いの歌をうたいながら、鐘や拍子木をたたいて村はずれに行き、隣部落のこどもたちと雪合戦・石合戦などをしてくるという行事がある。
類似事例 |
|
シラガバア 1929年 宮城県 1月15日には、しらが婆がこないように門口に磯籠を掛ける。
類似事例 |
|