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検索対象事例

キジムナー
1992年 沖縄県
上の裏のウスクの木に住むキジムナーと友達になって毎晩魚を取りに行っていたが、うるさくなったので木を嫁に焼かせた。後日、崇元寺の木に移ったキジムナーを尋ねた男は目に火をつけられた。それ以来、目の悪い子孫が続く。

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キジムン
1969年 沖縄県
ある男がキジムンと友達になったが、妻が嫌がって、キジムンの棲むウスクの木を焼いて追い払った。数年後、キジムンの転居した木を訪ねて、うっかり木を焼いたことをもらしてしまい、男はキジムンに眼を潰された。
類似事例

キジムン
1969年 沖縄県
ある男がキジムンと友達になったが、嫌になって、キジムンの棲むウスクの木を焼いて追い払った。そのときキジムンの盲目の子供も焼け死んだ。数年後、木を焼いたことをキジムンに聞かれてしまった。男の家は焼かれ、妻子も焼け死んだ。
類似事例

キジムナー
1969年 沖縄県
ある男がキジムナーと友達になり、一緒に漁をして豊かになったが、働きすぎで疲れて仕方がない。キジムナーの棲むウスクの木に釘を打ち込み、キジムナーを棲めなくしようとしたが、効果が無いので、木を焼いてキジムナーを追い払った。
類似事例

キジムン
1968年 沖縄県
昔キジムンと仲良くなった若者がいた。若者の家のウスクの木にキジムンが住んでいた。キジムンに火を貸したり、一緒に漁に出かけるなどしていたが、いやになり、キジムンの住むウスクの木を焼いてしまった。その時に一緒にキジムンの盲目の子も焼いてしまった。キジムンは去って行った。数年後に若者が旅行中にあるウスクの木の下でウスクの木とキジムンの子供を焼いたことを話すと、キジムンがウスクの木から飛び出してきて「敵を討ってやる」と去って行った。若者が家に帰ると家は焼け、妻子も焼け死んでいた。
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キジムン,キノセイ
1989年 沖縄県
ウスクの根元に住み、火を使うのが好きなキジムンが、若者と友達になり、若者はキジムンの嫌いな蛸をもらい、キジムンは好物のヤチマタ(ヒトデ)をもらった。しかし、次第に若者は毎晩誘われるのがいやになり、妻と共謀してウスクの木を子供と共に焼いてしまう。結果、キジムンは喜屋武に移り住むが、若者が那覇にいった折つい訳を話してしまうと、怒ったキジムンが妻子を焼き殺した。
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キジムン
1969年 沖縄県
ある男がキジムンと友達になり、一緒に漁をして豊かになったが、働きすぎで疲れて仕方がないので、キジムンの棲むウスクの木に釘を打ち込み、キジムンを棲めなくした。
類似事例

キジムナー
1985年 沖縄県
キジムナーが人間に化け、昼は人間と夫婦暮らしをし、夜は木の根に住んでいた。住んでいた木の根が焼かれた時、報復で船火事を起こした。
類似事例

キジムナー
1985年 沖縄県
キジムナーは家の後ろのガジュマルの大木や黄金の花のあるところに住む。魚を捕ったり、黄金の花を掘ったりする。ガジュマルの木を切ることを嫌い、報復に人家を焼く。
類似事例

キジムン,キノセイ
1989年 沖縄県
キジムンは赤く、総角の髪をした子供のようなもので、ピンギの老巨木に住んでいる。キジムンはある人を毎晩漁に連れて行き、とった魚の左目以外は総てくれたので、その人は富を得た。しかし、次第に毎晩起こされるのが嫌になって、その人はキジムンの木に火を放った。キジムンは熱田に居を移したが、それ以降火を放った人の家はつぶれ、代わりに熱田の家が栄えた。
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キジムナー
1985年 沖縄県
キジムナーはアコウの木に住む。鍋を借りに来て、返す時には虫の煮た物が入れてあった。住居の木を焼かれたことへの報復として、家や家族を全部焼いた。
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キジムナー
1969年 沖縄県
薪割りの男がキジムナーと友達になり、昼夜連れ回されて疲れて仕方ないので、キジムナーを追い払おうとキジムナーの嫌う蛸を投げつけた。キジムナーは怒って男を殺した。
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キジムナー
1966年 沖縄県
キジムナーと山の薪割りが友達になった。薪割りは山へ海へと連れ回され眠る暇もなかったので、キジムナーを殺そうとして斧を投げつけるとキジムナーは斧を受け止めた。それではとキジムナーの嫌うタコをキジムナーに投げつけたらキジムナーは怒って薪割りを引き裂いて殺した。キジムナーは猿のような顔をして子供くらいの大きさで顔しか見えないと言われる。歩いているのを遠くから見るとヒーダマのようである。
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キジムナー
1963年 沖縄県
キジムナーは山辺から来るものとされ、赤ら顔で頭髪の乱れた格好をしたものという。夜漁師が松明をつけ舟をこいでいると現われる。火が消えそうになるとその火を持って陸の奥のほうへ逃げ去るという。現在でも晩、村外れに立っていると見ることが出来るという。昔からキジムナーと友達になれたら何でも得をするものだと信じられている。
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キジムナー,キジムン,セーマ,ブナガヤー,ハンダミー,アカガンタ
1989年 沖縄県
キジムナーは子供の形をしていて、全身に赤い毛がはえている。古木に住んでいて、人間と仲良くなるといつでも魚が食べられるようになり、お金持ちになれるが、蛸や熱い鍋の蓋をぶつけたり、古木のまたに釘を打つと出てこなくなる。
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キジムナー
1989年 沖縄県
薪割がキジムナーと友達になり、毎日昼は山へ、夜は海へと行くうちに、眠くて仕方なくなり、斧で頭を殴り殺そうとしたり、蛸を投げつけようとしたりするが失敗する。怒ったキジムナーは薪割りを引き裂いて殺してしまう。
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キジムン,キノセイ
1985年 沖縄県
キジムン・木の精は人間に変身することができる。シーガミの珊瑚礁の先の海や、人家の後ろにある老樹の根元や、安里八幡庭にある古い木に住んでいる。貝や魚をとる。住んでいた木の根元を焼いたら、燃えさしの細い薪を目に付き指した。その後、その家の子孫は目の病気にかかる人が多くなったという。
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ケンムン
1977年 鹿児島県
昔、美人妻を持つ男がいた。一人の男がこの妻に横恋慕した。その男は、妻を持つ男を漁に誘い出して殺した。男は村に帰り、美人の妻に夫は死んだから自分と結婚するように説得した。妻は男に、木を抱けば結婚すると条件を出した。男が言われた通りにすると、妻は男の掌を釘で打ち付けて殺した。男は7日7夜泣き、ケンムンになった。
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ヨウマ,キジムナー
1969年 沖縄県
鮫殿という男が妖魔と友達になり漁をしたが、やがて妖魔を恐れて、住処の桑樹を焼いて追い払った。数年後、友人に木を焼いたことをもらすと、友人は妖魔に変じ、小刀で指の間を刺して男を殺した。
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ヨウカイ,ヨウマ
1989年 沖縄県
昔、久嘉喜鮫殿が漁を通じて親しくなったある男が妖怪であることに気づき、その男が当山にある桑の老木に住んでいることを探し当てた。鮫殿は妻にその樹を焼かせ、妖魔は国頭に移っていった。その後、首里で鮫殿が友にその話をすると、妖魔の化身であった友が怒り小刀で鮫殿の指の間をきりつけた。それがもとで死んだ鮫殿は、指の間以外は鯖鮫のような肌で、指の間だけが柔らかかった。
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ムジナ
1973年 岩手県
あるお爺さんのところに毎晩娘がやって来て火に当たる。不思議に思ってある晩、あくびした口に木を突っ込んだら娘はムジナの後姿を見せて逃げていった。
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