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検索対象事例

ホウセンカ,マヨケ
2000年
八重山郡竹富町では、鳳仙花で爪を赤く染めるのは、女性の御守りとなり、魔除けともなるといわれている。

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ホウセンカ,ツメ
2000年 沖縄県
那覇市では、鳳仙花で爪を赤く染めると毒虫に刺されないという。
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トビサゴ
2000年 鹿児島県
トビサゴ(鳳仙花)で爪を染めると、逆むけしない、蛇に噛まれないといわれている。
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ホウセンカ,ムンヌキ
2000年 沖縄県
徳之島では、鳳仙花を屋敷内に植えておくと、魔除けとなるといわれている。これによってハブも入ってこない。
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カッパ
1975年 熊本県
河童に引かれぬためにお仏飯を乾して小指位の竹筒に入れ紐で首に吊るして泳ぐという。また両手の中指薬指小指と足の親指を鳳仙花の花で赤く染めておけば河童に引かれないという。
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シロイホウセンカ
2000年 鹿児島県
鹿児島県では、白い鳳仙花を飲むと、魚の骨が喉に刺さったのが取れるといわれている。
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(ゾクシン)
2001年 鹿児島県
赤子を外出させるときは、悪霊から守るために顔にヘグロを薬指でつける。これは美男美女の赤子は悪霊に好かれるという言い伝えによる。薬指にかかわる俗信。
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アカイコシマキ
1941年 静岡県
腰巻きに関する俗信。火事のとき、女性の赤い腰巻きを振ると消火するといわれている。秋葉山の東麓にある気多村字勝坂の堂木の瀧に女性の腰巻きを持っていって雨乞いをすると、効果があるといわれている。
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ツメ
1965年 岩手県
一月六日までは爪を切ってはならないという。七日に炊いた粥に爪を浸してから切る。これは災害邪悪を払う呪いだという。
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キツネ,(ゾクシン)
1933年 鳥取県
鳥取県気高郡大和村では、夕方に新しい草履をはくと狐に化かされるという。草履の緒に鍋墨を塗れば化かされずに済む。
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アカシラノカミ
1961年 岩手県
アカシラという神がいて赤い色を嫌う。女は赤い着物を着て行くと怪我をするという。
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カワウソ
1983年 富山県
昔、山田村の人が砺波と婦負郡の境界の和田川の橋を渡ろうとしたら、橋のつめに女の人が手拭いをくわえて立っていた。声をかけると笑って消えたので、汗びっしょりになって隣村まで行った。カワウソに化かされたのだといった。
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シカノコ,イズミシキブ
1931年 佐賀県
昔、子供のいない老夫婦が村の観音堂に祈ると、福泉寺の和尚に子をもらえというお告げがあった。お寺に泊ると、夜更けに赤子の声がしたかと思うと、雌鹿が赤子に乳を飲ませていた。老夫婦がこの子を連れて返って育てたところ美人に育ったが、足の指が2つに別れていて、人間のものとは違っていた。その子が和泉式部で、足の指を隠すために和泉式部はいつも足袋を履いていたといわれている。
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テングノツメ
1978年 石川県
能州石動山の林の中に天狗の爪というものがあり、色は青黒く、長さは5分程で、石のようであり先がとがり、獣の爪のようである。地元の人が雷雨の後に林の中で発見したという。水に入れて飲むと瘧が治るという。
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ヘビヨケ,チンジュ
1938年 福島県
女性が山畑に行く時は、頭髪の中に針を刺していく。蛇には針が毒なので魔除けになる。また蝮につかれない唱詞もある。昔は鎮守様のお陰で、蝮がいなかった。今も他村に比べて少ない。
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アクリョウ,アジ
1972年 沖縄県
産室に〆縄を張る事や、産室の入り口に十文字の竹を掛けておくアジにより、赤子を奪おうとする悪霊が近づかない様にする。
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アカゴノレイコン
2000年 栃木県
栗山村では赤子にクシャミやアクビをする前にとりあえず仮の名前をつける慣わしがあった。赤子の霊魂は微弱であり、クシャミやアクビは赤子の体内に宿ろうとする霊魂を追い出しかねないために、名前をつけることによって霊魂の遊離を防止しようとしたものと考えられる。
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(ゾクシン)
1982年 群馬県
植物に関する俗信一束。竹の花は100年に一度咲く、サンショはオニババアを退治した木なので魔除けになる、など。
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ヤマンバ
1983年 東京都
7月4日には麦カラを燃やしたり団子を食べて魔除けにする。山ン婆が岩に立って奴田で足を洗ったので、それを除けるためであるという。
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ナガムシ,ジャタイ
1982年 群馬県
赤城山へ16歳の娘は登ってはいけない。赤堀の道元という大尽の娘に、夜な夜な誰か通ってくる。着物に針を刺して血をたどると、それは蛇だった。娘は赤城山へ行き、小沼に入って蛇体になった。毎年5月8日にはその小沼におひつでこわめしを流す。おひつは一旦沈んで、空になって浮く。また、5月5日には女は菖蒲酒を飲み、菖蒲湯に入ると、宿った蛇の子が流れる。
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タケコマイナリ,キツネ
2003年 福島県
昔、鎌田村の竹駒稲荷に加茂左衛門という男が奉仕していた。加茂左衛門は竹駒稲荷の神位昇叙の際に手を出し、自らの手に正一位の印を押されてしまった。竹駒稲荷の宮司は加茂左衛門に永久に社に仕える事を要求したが、両親に会いたくなり帰宅する。しかし加茂左衛門はいつの間にか口裂け眼光りの狐になってしまっていて、自宅から追い出される。信夫山の狐である権坊に助けを求めるが、村に戻った加茂左衛門は村人から恐れられ法印の祈祷によって石ヶ森の岩窟に封じられた。
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