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怪異・妖怪伝承データベース
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検索対象事例

オヤガミ
1993年 沖縄県
狩俣の祖神は、当間に天降りになった後「ぱなぎ川」、磯川と水の多い地を求めて移って来られた。この祖神は女神であったが男もいないのに受胎なされて、「まやぬまつめが」神を御生みになった。まつめが神が生まれ初立の日の外出で初めて会った者が子のこの神であると祈誓し、その日であったのは大蛇であった。それでこの子の父親は大蛇であると言われている。

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ダイジャ
2001年 沖縄県
女神が島尻当原トゥバルに天降り,西の大城山に住んだ。ある夜若い男と過ごした夢を見て男女の子を産んだ。初めて出会ったものを父にしようと子を抱いて家を出ると大蛇がおり,二人は大蛇の子とわかる。狩俣村はこの二人の子から始まった。
類似事例

カタメノサカナ
1952年 三重県
神社の池にいる隻眼の魚は、祖神と喧嘩して片目を潰された。
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アモロガミ
1976年 鹿児島県
アモロ神(天降り神)が川に下りて水浴びをしているときは、裸で長い黒髪を垂らしている。それとなく時々拝み拝みしているといつのまにか飛び去られ見えなかった。
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ヘビ
1977年 福島県
ある男が飯を食わない嫁をもらったが、その正体は大蛇だった。大蛇は後に美しい男の姿でその家の娘のところに婿に来た。娘はそっと着物に糸のついた針を刺しておいた。それを辿っていくと、沢に大蛇の親子がいた。子は「子どもが産まれる」と言ったが、親は「人間は五月節句に菖蒲湯にはいるから、子は流れる」と言った。大蛇は死んでしまった。
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カッパ
1913年 岩手県
4歳になる子供がいた。ある易者が、この子は川の物に取られると言った。それから家の者は子を家の外に出さないようにしていたが、ある時伯母がその子を外に連れ出し、川に入ったまま見えなくなった。川童が伯母に化けて来たのだという。
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ダイジャ
1937年 愛知県
大蛇を見た者が病気になって死んでしまった。他にも大蛇が目撃された所があり、あるいは同じ大蛇なのかもしれない。
類似事例

トヨムアカボステダナフラマヌス,ダイジャ,カリマタムラ
1972年 沖縄県
豊見赤星天太なふら真主(トヨムアカボステダナフラマヌス)という神が或る夜若い男と見合いするという夢を見、7ヶ月後に双子の男女を生んだ。父親が分からなかったが、双子を見た大蛇が喜んでいる様だったのでその大蛇を父親とした。これが狩俣村の始まりである。
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ヘビ
1973年 三重県
山奥に池があり、そこの大蛇が美男子に化けてある娘の元に通っていた。あるとき娘が男を針で突き、男は池に戻ってから痛い痛いと転げ回っていた。蛇の親が「遊びに出るからだ」と子を諫めると、子は娘の腹に自分の子がいることを告げた。しかし、親は人間は5月5日に菖蒲湯にはいること、それが魔除けになるために蛇の子は産まれないことを告げたという。
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ダイジャ
1967年 茨城県
住吉神社の前に大蛇が居た。後に神の池に移り、池の水は干上がった。
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ダイジャ
1941年 新潟県
おしま大蛇の伝説がある。大蛇が出たので2つに斬り、男はその体を持って返って穴倉の中に隠した。娘がそれをだめだと言われたのに食べてしまい、喉が乾いたので川に水を飲みに行くと、その姿は大蛇となっていた。そのまま娘は川の主になって下っていった。
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ドクジン
1983年 岡山県
土公神は火の神、イロリの神、カマド神、作神、牛の神、家の守護神であり、一家の中心的な神である。大黒柱や炊事場の付近で祀っている。
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ダイジャ
1986年 長崎県
吉田浦の蛇瀬の大蛇がいて、磯に来るものに害をなした。応永の頃、宗総左衛門澄茂という武士が大蛇を弓で射て退治した。土地の人は澄茂を軍殿としてこれを祭った。また大蛇が現れた日は3月3日、大蛇にとらわれた子は村一番の旧家の娘、大蛇を射る際に藁人形を形代として大蛇をひるませたとも言う。
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ダイジャ
1976年 和歌山県
大蛇が男に化けて娘のもとに通って来て、子が生まれた。その子はタライ3杯の多数の蛇の子であったという。
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ダイジャ,ミズノカミ
1991年 石川県
五十洲川の上流の雨乞いをする深い淵に、水の神の大蛇がいた。その大蛇がある美しい娘を欲しがったので、娘の両親は人形を作って中に毒を入れ、淵に沈めた。水の神の大蛇はその人形を娘と思って呑みこみ、死んだ。
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サダメ
1941年 愛媛県
生まれ子が七歳になったら水に誘われて死ぬ運命を持っていると知った父親が、それを防ごうとしたが、子供が七歳になった日に「水」の字が書いてあった暖簾に首をかけて死んだという。
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シラハエ
1988年 愛知県
布土側の上流と下流にそれぞれ神がいて、上流の神には息子、下流の神には娘がいた。息子は下流へ、娘は上流へ行くことを親に禁じられていたが、ある日二人はお互いに会いに行ってしまい、それから毎日会うようになったのでついに父親の神に知られた。上流の神は息子をフナに、下流の神は娘をハゼにそれぞれ変え、その間に出来た子が布土川にいるシラハエだという。
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チノカミ
1991年 静岡県
地の神は祟りやすい。特に他家の地の神は触るものではないといわれ、前の住人の地の神が残っている家屋敷は敬遠される。不幸が続くと地の神の祟りが疑われ、ミヒロボサマ(磐田市中泉の大乗院三仭坊)などの宗教者に見て祓ってもらう。
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ホウキガミ
1959年 大分県
産の神は箒神で、この神が来ないと産はできないという.
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ギライノカミ,テルコカミ,ネリヤカミ
1986年 沖縄県
「君祭り」では神女自身が神になって祭礼を執行する。テルコ神、ネリヤ神が神女に乗り移り、シャマニスティックな神遊びを展開することを指す。加計呂麻島のオモリの中には「テルコ神、ネリヤ神と相手になって遊ぼ」とある。
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カミ
1982年 新潟県
神無月に入る10月1日と神が帰ってくる11月1日に、ムラ境の川を神送り神迎えの場としてこの川端まで子供が送り迎えしている。
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ヤマノカミ
1964年 岩手県
1年に12の子を産む女神を山の神としている。
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