シンブツ 1943年 岩手県 新仏は初盆を過ぎると、祖先の仲間入りをする。
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ゴセンゾサマ 1970年 福島県 盆に、御先祖様はミチダンゴになって、お参りした人と一緒に家へ帰ってくる。
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カマスオイ 1960年 兵庫県 7日盆から精霊送りまでの間に死んだものを叺負いという。盆の供物を叺負いが祖先のもとに届ける。
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レイ 1999年 栃木県 霊感のあるお母さんの従兄弟が言っていたが、去年お爺ちゃんがなくなったとき、仏壇の所にひいお婆ちゃんが立っていたという。また、今年のお盆には、ひいお爺ちゃんとひいお婆ちゃんの霊はお婆ちゃんの家に戻ってきたけれども、お爺ちゃんの霊は初めてのお盆だったから道に迷ったのか、初日には戻ってこなかったという。
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レイ 1983年 山梨県 盆には、墓で上げた線香から提灯に入れた火や、仏壇のろうそくから提灯に移した火の移動によって霊が移動する。
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センゾ 1970年 福島県 8月16日の送り盆には先祖が帰る。
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センゾノレイ 1977年 仏教が日本に伝来する以前から7月には先祖の霊を寿ぐ祭りがあった。仏教が伝来してから盂蘭盆と合わされたのだろう。
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(ゾクシン),チョウ 1933年 栃木県 お盆の黒い蝶には仏様が乗って来るという。
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ガキボトケ 1998年 徳島県 盆の時にはガキボトケ(無縁仏)を祀る儀礼が行われる。ガキボトケは気のやさしい人を慕ってくると言われ、人に憑くことはないという。
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ヒダルガミ 1992年 ひだる神に憑かれると厄介である。飢えて死に、無縁となった人の霊が憑いているという。この霊のために盆には無縁仏供養をする。ひだる神も、弱い神なので力尽きた魂が集まってこの神になったのかもしれない。
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シシャノレイ 1959年 宮崎県 お盆前後に提灯を墓に灯すのは空中を漂っている霊を墓に連れて行くため。またお盆にはあるトンボが霊を運ぶと信じられており、これを殺さないようにと決められている。
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ムエンボトケサマ 1956年 静岡県 盆月に泳いでいると、無縁仏様にひっぱり込まれる。
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トンボ,トウロウ 2005年 旧盆の魂祭の前後には,先祖様が蜻蛉やホトケノウマ(蟷螂の類)などに乗って来られるという。或いは亡魂の仮の姿かもしれないといって,捕獲を禁じられる。
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ホトケサマ 1965年 宮崎県 盆の13日の晩には仏様が来るので、家の入口から仏壇に通じる戸をすべて、少し開けておく。この仏は夜中に帰っていく。
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ホトケ 1989年 静岡県 盆の16日は仏が帰る日だから、海で泳いではいけない。一緒に連れて行かれる。
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ホトケ 1985年 静岡県 新盆に遠渡ではショウロサンといって瓜で牛の形をつくってそれに麻の芯で足をつくる。そして盆棚の蓮の上に水・飯・ソーメン・オハギなどと一緒にしておく。それに乗って仏が来るのだという。
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モウジャ 1934年 長崎県 盆に、仏が戻るための腰曳きに、綱を曳かなかったところ、亡者が夜中にやって来て、ときの声をあげ、綱を曳いて、安眠を妨げた。そこで、翌日に申し合わせて綱を曳き納め、亡者を慰めた。
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ゴセンゾサマ 1988年 群馬県 盆は8月13日の晩から16日の朝までで、盆迎えの13日の夕方、庭先でシメ紙や小麦の殻や藁をいぶして迎え火とする。その煙にのってご先祖様が来るという。
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ソレイ 1956年 宮城県 死者の霊魂はしだいに個性を失い、やがては祖先の霊一般に習合するという。こうした祖霊は山や海の彼方から子孫のもとを定期的に訪れ、祭りを受けるものとされた。盆と正月はもっとも大切な祭りの日であり、正月には「ミタマノメシ」が供えられた。
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イキミタマ,ボン 1974年 いきみたまとは文明年中頃に始まった、7月の盆に亡霊の霊魂が帰って来るのを祭った行事だったが、現在では父母兄姉の生御霊(いきみたま)を祝っている。
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