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怪異・妖怪伝承データベース
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検索対象事例

マシノフッタテ
1960年 岩手県
マシノフッタテ(サルノフッタテ)は「男と親しい」という噂がある女の元に化けてやってくる。その子を孕んでしまった女はほとんど死んでしまう。以前、岩泉の鍾乳洞に熊の足跡を追いかけて入ったら、マシノフッタテに80歳くらいの老人の声で笑われた。

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アオダイショウ,ヘビ
1973年 岩手県
青大将が男に化けて女の所に通った。女はいつも家の戸を2寸(6cm)ほど開けねば眠れなくなり、やがて蛇の子を孕んで死んでしまった。女の遺体は青光りしていたと言う。
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フルギツネ
1990年 富山県
男が山小屋に入って寝ていると女が入ってきて、朝笑った男は血を吸い取られ殺される。ある時男が泊まっていると女が入ってきた。側にやってきたので切りかかると、女が叫んで倒れた。朝になって見ると古ぎつねが死んでいた。
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オンナ,タヌキ
1929年 長崎県
老人が隣村からの帰りに、前からやってくる女と会った。知り合いの女だったので声をかけたが、女は笑うだけだった。狸だと気づいた老人は、女の行く手を阻んだ。キャンといって飛び上がると、女の姿は消えていた。後日、老人がまたこの道を通って目的地に行こうとした。全く着かないのでおかしいと思っていると、正反対の方向に進んでいて、山の頂上に座っていた。
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オンナ
1913年 岩手県
ある猟師が、女を鉄砲で撃ち殺そうとしたら、手足がしびれて声が出なくなり、そのまま女はにたにた笑いながら行き過ぎてしまった。この猟師はあとで病気になった。この女を見た者は、病気になるか、死んでしまう。
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クチサケオンナ
1989年 秋田県,福島県
口裂け女は、牙はなく、追いかけてこないでただ笑っているだけである。
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キツネ,ムジナ
1990年 秋田県
狐は狢よりだます。人間が男であれば女に、女であれば男に化けることが多い。
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クマ
1955年 山形県
昔、熊の子どもを産んだ女がいたという話があった。
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エンコ
1965年 高知県
ある男が隣村の女に通い、女の親がそれを許さずに、家に閉じ込めた。娘はひそかに男に通って一緒になったが、男が漁に出ている間にエンコが男に化けて女と契り、女はエンコの子を産んだ。エンコの子はタライをかぶせて殺してしまった。
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タヌキ
1981年 和歌山県
炭焼き小屋に泊まっていると、狸が女に化けて笑っていた。翌晩は男と女に化けた狸たちが来て、芝居をした。それに見とれていたら、炭窯がだめになってしまった。
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キツネ
1972年 千葉県
狐は、男相手には女に、女相手の時には男に化けて出る。
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タヌキ
1971年 静岡県
猪の害を防ぐため、女が畑に小屋を作り、一晩中見張りに立っていた。ある日、狸が女に色男があるのを聞き、男に化けて小屋にやってきた。そしてとうとうその女には狸の子ができたという。
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ヤカン
1975年 岐阜県
美濃国に住む男が美人の女を嫁にしたいと思っていたところ、野原に女が居た。男は女を妻とし、一人の男の子を産んだ。そのあと家で飼っていた犬が12月15日に子を生んだ。この子犬は少し大人びており、女をみては吠えるという。ある時、米をとぐ女達に飯を与えようと唐臼の小屋に入ったら、この犬が女を食おうとしたため、女は恐れて野干になり屋根に登ったという。この狐と男の子供が安倍晴明といわれている。
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オニ
1962年 徳島県
一人暮らしの男の元に女がやって来た。女房にして1ヶ月後、女は、帰るので風呂を焚いてくれと言い出す。男が先に入ると女は風呂を抱えて山を上がり、鬼の元に急ぐが、男は途中で逃げた。しばらくしてから気付いた女は、蜘蛛になって男を捕まえる画策をするが、岩陰から聞いていた男は待ち伏せ、赤い蜘蛛が現れると火に入れた。裂けて鬼の姿になった。
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バケイシ
1987年 山形県
杉化け石という石は、男が来ると女、女が来ると男に化けて人を騙した。坂上田村麻呂がその石を斬ってしまったという。
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フジ
1977年 富山県
老藤が女に化けることがある。
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タヌキ,ホタル
1979年 徳島県
30年ほど前、男性2人で夜8時頃にエビ釣りに行った。祇園さんのところに蛍が気味悪いほどいた。17・8の子が追いかけようとすると、上の子が「あれはタヌキだから追いかけるな」と止めた。追いかけていたら、山に連れて行かれるところだったという。タヌキは女性に化けて人を山に連れ込んだりする。
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ムラサキノカガミ
1999年 栃木県
「紫の鏡」を20歳まで覚えていると死んでしまう。
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(ウマレテクルコドモノセイベツウラナイ)
1967年 福島県
山の神を迎えに行く途中で会う人が男なら男、女なら女が生まれる。
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オンナノコエ
1990年 秋田県
女の人を生き埋めにしたところでは、朝女の声が聞こえる。
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ロウジンステ,ウスヤブ,ユウレイ
1950年 岐阜県
この土地では、以前は60歳以上の老人を山に捨てていた。山に行く途中に薄藪という処があり、ここに捨てられた老人の魂が群がり道行く人にすがったという。この声を聞くと悲しさが増し、何時しか老人を捨てることを止めたという。
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カッパ
1966年 静岡県
熊村の熊の支流、阿寺、川瀬には河童の足跡というものがあり、6月15日の祗園の日にはこの足跡を祀る。
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