国際日本文化研究センター トップページ
怪異・妖怪伝承データベース
データベース検索ページ 更新情報 お知らせ 怪異・妖怪とは データベース検索 異界の杜 製作者
データベース検索ページ

検索対象事例

ヒカリモノ
1938年
中世には、様々な怪火のことを光り物と呼んだ。その中には、流星あるいはもっと近くを飛ぶ火も含まれていたという。

類似事例(機械学習検索)

トビモノ
1938年 茨城県
様々な怪火を飛び物という。中には、蒟蒻玉が飛び物になって光を放って飛ぶことがあるという。夜、山鳥が飛ぶと、光って飛び物と間違えることがあるともいう。
類似事例

ノビ
1936年 高知県
野火は怪しい火のことで、傘ほどの大きさの火が砕けて数十の星になり、時には地上4、5尺の高さを数百間も走る。草履に唾を吐いたもので招くと、いきなり頭上にきて煌煌と空中を舞う。
類似事例

ヒカリモノ
1978年 東京都
元文3年2月1日夜5つ刻、光り物が飛んだそうだ。
類似事例

ヒカリモノ
1978年 東京都
享保12年3月1日夜5つ半刻、光り物が東から西へ雷のような音をともなって飛んだ。
類似事例

トビモノ,ヒカリモノ,テンピ,ヒトダマ,ワタリビシャク
1956年
夜空を飛ぶ流星や、もっと近いところを飛ぶ火のこと。地方によってはコンニャク玉が光ってとぶといわれ、また山鳥が夜飛ぶと光るといわれた。丹波の山村では、光り物にはこのテンピ、次にヒトダマ、次に蒼白い杓子形のものがふわふわ飛ぶワタリビシャクがあるという。
類似事例

ボウレイビ
1939年
亡霊火と呼ばれているものは、もっぱら海上の怪火のことで、群れをなし、よく移動するという。
類似事例

テンビ
1938年 熊本県
天火はほとんど得体の知れない怪火である。大きさは提灯ほどだが、人玉のように尾を引かない。屋根の上に落ちてくると、火事を起こすといわれている。
類似事例

テンピ
1932年 熊本県
流星でもない、天から降りてくる火。赤かったり青白かったりし、尾を曳かずに空中を飛ぶ。もし人家に落ちれば必ず火事になる。
類似事例

ケチビ
1931年 高知県
怪火は草履の裏に唾をつけて招けば捕らえることができる。その火と人間が作った火を区別するには、薄目にして見る。後光がささずほの明るいだけなのが怪火である。
類似事例

オニビ,キツネビ
2002年
燐は鬼火という。墓などには狐火といって化生物などが火をともして見えたり消えたり、行きつつ戻りつつする。鬼火は化け物などのともす火をいう。
類似事例

ヒカリモノ
1982年 京都府
文政13年7月の京都大地震の際に、丑寅から辰巳の方へ光り物が通り、その光の中は燃えているような火が見えたという。
類似事例

ヒカリモノ
1982年
享保12年2月15日朝、光り物が東から出現して雲に入った。大きな音がした。
類似事例

テンピ
1956年
正体の知れない怪火で、大きさは提灯ほど。人玉のように尾を曳かない。熊本県玉名郡地方では、これが屋根に落ちると火事を起こすといわれる。
類似事例

アヤシビ,ウミユウレイ
1928年 広島県
夏から秋の夜にかけて、沖合の海上を怪火が走ることがある。
類似事例

ユウレイビ,フナユウレイ,ケチビ,ボーコ
1978年 高知県
海上に現れて遠近に位置を変えながら漂う幽霊火は、ケチビ、ボーコなどとも言われるが、これも舟幽霊と見做されることがある。
類似事例

カエン,カミ
1980年
ある家の下女が、夜に髪の毛を櫛でといていると、とく度に髪の中から火焔が落ちてきた。驚いて取ろうとすれば消えてしまう。それは蛍が多く集まって飛び散るかのようであった。この下女は主人に言うと、物の怪として追放されてしまったが、ある裕福な人の妻となり子孫は栄えたという。
類似事例

オホラビ,ホホロビ,シケビ,バカビ
1985年 愛媛県
海坊主や船幽霊、何かの亡霊の出現に伴う怪火・陰火は各地で異なった名で呼んでいる。宮窪町ではオホラビ、忽那諸島ではホホロビ、伊予長浜町ではシケビ、青島ではバカビと呼ぶ。
類似事例

キツネノヒ,キツネ
1930年 兵庫県
筆者が子供の頃は、夜になると狐の鳴き声が良く聞こえてきた。雨上がりなどには光るものがあちらこちらに輝くことがあった。それは狐の火と呼ばれるもので、縁側から数を数えたりした。狐に憑かれた、騙されたという話もあった。
類似事例

トウジ
1956年
暴風雨中におこる怪火のこと。
類似事例

シノヒ
1991年 山形県
「死の火」とは文字通り死を予言する火で、これが落ちた家には死人が出ると言われ、出現すると人々が恐ろしがる。
類似事例

国際日本文化研究センター データベースの案内