国際日本文化研究センター トップページ
怪異・妖怪伝承データベース
データベース検索ページ 更新情報 お知らせ 怪異・妖怪とは データベース検索 異界の杜 製作者
データベース検索ページ

検索対象事例

オクリビ
1939年 長野県
仏様をお送りする時は、「このあかりで」というまでは迎える時と同じで、最後が「行っとくれ」「おかえりおかえり」「おかえりなして」などなどと違うのみである。

類似事例(機械学習検索)

ムカエビ
1939年 長野県
13日の夜も白樺の皮を焚いて仏様をお迎えする。焚く場所は数多くは門口であるが、村や同じ村でも字によって一定していない。お迎えするときには「お盆さんお盆さん、このあかりでおいでなして。」「ボンサマボンサマ、このあかりで来とくれ」「ぢいさんまあさんこのあかりで、ござれござれ」となどと唱える。
類似事例

ホトケ
1933年 秋田県
葬式の夜行う仏降ろしで、仏が降りない場合がある。その理由のひとつに亡くなって水を供えた降りてきてほしい仏ではなくて、それ以外の仏が降りたがって、押し分けてくる場合がある。その時は出席している遺族やお客にどうするのか尋ねて判断するのだが、大抵はまずその仏の言葉も聴いてやることにする。
類似事例

イサマ,オシラサマ,イタコ
1997年 青森県
イタコの話者(1929年生)が16歳の時、イサマ(オシラ様)が「浜に打ち上げられているので、迎えに来てくれ」と呼ぶので、行ってみると本当にいた。
類似事例

コウシンサン
1960年 岐阜県
庚申さんが天下った時に、目が3つあるので恐ろしがって誰も迎えに行かなかったが、おかめが迎えに行ったという。
類似事例

クチヨセ,イチッコ
1977年 神奈川県
お経を上げると仏様がイチッコにのりうつり、その口を借りて話す。1度はそうして見てもらわないと、仏様が成仏しないのだという。
類似事例

ホトケ
1984年 新潟県
仏オロシに関する俗信。なやみごとや困ったことがあると、仏オロシをした。あまりおろすと仏の位が下がったり、仏が負けたりするなどという。
類似事例

ホトケサマ
1972年 山梨県
盆に魚を食べないと仏様が口を吸いにくるという、また、16日に送るのがおくれると仏様が泣く。
類似事例

ホトケサマ
1963年 福島県
7月7日の朝、小麦の藁で作った七夕馬を母屋の屋根に上げる。この馬に乗って仏様が降りてくるという。仏様とは家の先祖のことである。この日は仏様を追い出して仏具を洗う。
類似事例

ミサキ
1975年 岡山県
ミサキ様は仏様の古いのを言う。近寄ると頭痛がするという。
類似事例

(ゾクシン)
1989年 鹿児島県
人が死ぬ時は下げ潮の時で、また、その時に生まれた子は長生きしない。
類似事例

レイコン
1991年 鳥取県
伯耆では、霊魂を迎えるのに、川まで明かりをつけて迎える。
類似事例

(ユメノオツゲ)
1989年 長野県
こうやまきの北側にあるお堂には、有名な観音像が祀られていたが、ある時これが盗まれた。するとある人の夢枕に観音が立ち、「桔梗原の松の木の下で寝ているから迎えに来てくれ」と行った。行ってみると本当にそうだったので、背負って帰ってきたという。
類似事例

フネ,ムカエ
1990年 高知県
死ぬときは船が迎えに来る。
類似事例

カッパ
1975年 福島県
河童と相撲を取る時は頭を叩いて皿の水をこぼしてしまうか、仏様の飯を食って行くかすることだといわれている。
類似事例

ネンブツイケ
1990年 岐阜県
花山院が池にかかる大橋から「南無阿弥陀仏」と唱えると、淵から「仏、仏」と水の音が聞こえた。高倉天皇が勅使を出して調べさせたが、本当に「仏、仏」と音がする。
類似事例

ホトケサマ
1982年 新潟県
彼岸の中日には仏様が寺参りに出かけるので、肉や魚を食べてもよい日だといい、アケの朝には、仏様があの世へ帰られるので、夕飯には必ず魚を食べ、途中で戻った仏様が戸口で家人の口を嗅ぎ、生臭いので安心して帰られるという。
類似事例

キツネ
1938年 長野県
ある人が狐に化かされて家と違うほうに歩いていった。
類似事例

ウテンノキザシ
1956年 宮城県
朝焼けがしたとき、日暈(ひがさ)月暈(つきがさ)が出た時、蔵王に帯のごとき雲が連なる時、頭痛や打ち身などが痛む時、諸病が悪しき時、からだの痒い時、夕方に子供が騒ぐ時、馬がよく眠る時、猫が顔を隠して眠る時など。
類似事例

イキリョウ
1963年 茨城県
ワカ様の神降ろしや仏寄せの最後のほうに、その家の家人を憎んでいる人が現れることがある。イキリョウという。
類似事例

(ゾクシン),ホトケサマ
1935年 栃木県
仏様に刺のあるものを上げると、仏様が泣くという。また白百合、朝顔、薔薇もよくないという。
類似事例

ホトケ(センゾ)ノタタリゾ)
1982年 群馬県
子どものやけどは仏様(ご先祖様)を粗末にした祟り。
類似事例

国際日本文化研究センター データベースの案内