ツル 2001年 群馬県 双林寺の彫刻の鶴が田畑を荒らして、猟師に撃たれた。
類似事例 |
|
ツルベオロシ 1992年 福井県 村外れに大きな木が二本あって、つるべおろしという化け物が出て夜道を通る人に問答を仕掛ける。負けると食われるが、ある男が問答に勝ったので以後でなくなった。
類似事例 |
|
カニ 1982年 山梨県 長源寺という寺に怪しい雲水がやってきて、住職が問答に答えられないと頭を殴って出ていった。あとには頭を噛み砕かれた住職が無残に死んでいた。この雲水の招待は蟹で、後に偉いそうに退治された。
類似事例 |
|
バケモノ 1966年 山形県 正源寺は始めの頃荒れ果てて住職がおらず、化物が出るようになった。ある雲水が寺に泊まって化物の正体をつきとめて退治した。人々はその雲水を信頼し、寺の9世伝春和尚として迎えたという。
類似事例 |
|
ヤクヨケノカネ 1939年 京都府 薬林寺の鐘をつくと厄を逃れられると伝えられている。
類似事例 |
|
ダイジャ 1963年 福島県 大蛇がいるので、雲水峯には7月15日の山開き以前には登ってはいけない。
類似事例 |
|
ウマ 2001年 群馬県 頼政神社の彫刻の馬が水を飲んだ。
類似事例 |
|
フクロウ(ゾクシン) 1990年 新潟県 フクロウが「小僧来い、小僧来い」と鳴くと人が亡くなる。
類似事例 |
|
ナナフシギ 1920年 群馬県 上州双林寺の七不思議。一つ木拍子・蛇頭水・山門の小僧・底無しの井戸・繋ぎ榧・逆さ桜・赤門の鶏
類似事例 |
|
アナ 1936年 島根県 泰林寺の大黒柱の跡にたまった雨水をつけると疣が落ちる。
類似事例 |
|
キツネ 1941年 新潟県 狐は孫杓子で何にでも化けることができる。ある時、娘に化けて出たおさん(狐)に会い、その後和尚に化けて出てきて、小僧をだました。小僧が稲荷様の格好をすると、和尚に化けたおさんは言われたとおり孫杓子を持って来たので、それを小僧が折った。
類似事例 |
|
リュウ 2001年 埼玉県 長伝寺の彫刻の竜が川の水を飲んだ。
類似事例 |
|
コゾウノユウレイ 1982年 三重県 小僧が大切な皿を洗っていて割り、その科で殺されたため七月七日に通ると小僧の幽霊がでるコザー(小僧)滝がある。
類似事例 |
|
トカゲ,ダイジャ 1980年 岐阜県 ワラビの三股のところにトカゲがいた。その三股を折ったところ、大蛇になって追いかけてきたことがあった。だから、三股は折るものではないという。
類似事例 |
|
コイ 2001年 愛知県 妙心寺の、彫刻の鯉が田畑を荒らした。
類似事例 |
|
テ 1998年 静岡県 ある夜、タクシーの運転手が、手に大きなエメラルドの指輪をした美しい女の人を乗せた。運転手はその女の人が降りる時、女の手をドアに挟み、その手をもいで逃げた。手の指輪を取ろうとすると、手が襲いかかり、運転手は死んだ。
類似事例 |
|
テング 1922年 茨城県 貉内という部落に長楽寺という寺がある。この寺に母孝行な小僧がいた。母が三島の祭礼を見物したいというと、小僧は私が連れて行くといい、目をつぶらせて背中へのせ、三島の祭礼に連れて行った。祭りを見物して1日遊んで小僧は母を背負って帰った。小僧は伏戸に入りすぐに寝たが、母が覗くと天狗が羽根を広げて眠っていた。母が驚くと小僧はどこかへ逃げ去った。小僧は愛宕山に入って天狗になったという。
類似事例 |
|
カッパ 1957年 新潟県 妻が夜冷たい手で臀部をなでられるというので、手を切ってみるとその手は河童の手であった。その夜、手を返してほしいという男の子が来たので、返してやると、それからしばらくは魚の贈り物が続いた。
類似事例 |
|
ミツガヤマムジナ 2001年 新潟県 東光寺のミツガヤマ狢は、坊さんとの問答に負けて出なくなった。
類似事例 |
|
リュウ 2001年 静岡県 大井神社の、左甚五郎の彫刻の竜が池の水を飲んだ。
類似事例 |
|
キツネ 1936年 鳥取県 昔、お城山にお夏という狐がいた。その頃興徳寺に利口な小僧さんがいて、お夏の宝物をだまして取り上げた。お夏は小僧のいない時に小僧の母親に化けて宝物を取り返したが、小僧は諏訪明神になりすまして、また宝物を取り上げた。ある日殿様が寺に詣でると通知があったが、小僧はお夏のしわざと気づき、とうとうつかまえて叩き殺した。
類似事例 |
|