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怪異・妖怪伝承データベース
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検索対象事例

ガマ
1976年 京都府
後堀川天皇の寛喜3年夏、高陽院殿の南の堀で蝦蟇が数千匹左右に分かれて戦っていた。数日間続き、京中の人はこぞって見に行ったという。

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イシ
1976年
寛喜2年10月16日、奥州に石が降った。
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ガマ
1976年 大阪府
桓武天皇の延暦3年5月、蝦蟇が2万匹ばかり難波の南から四天王寺の境内に入りどこかに行った。
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スズメイクサ
1974年 東京都
天保3年8月6日から10日まで、湯島麟祥院の隣寺の森に雀が数千匹棲んでいたが、雀戦が起こるや数万羽が集結し、食い合ったという。
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オニ
1974年
豆を握って鬼にその数を問えば、握っている人が豆の数を知っていれば鬼も数がわかり、知らなければ鬼もその数がわからない。
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ウナギ
1978年 京都府
2月3日に、細い鰻が何千万と堀川に浮かんだ。
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キンノクラ
1983年 岩手県
梁ヶ沢の堀で武将が戦ったときに、金の鞍が堀に落ちた。この鞍の夢を見たものは、もう余命が何日もないという。
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キツネ,ネコ
1932年 兵庫県
山下町から曲田山へ登る途中に白滝といって狐を祀るところがある。ここには尾が8つに分かれた狐がいるとか、尾が3つに分かれた猫がいるとか言われていた。ある人は実際に猫の尾が太くなって分かれているのを見たという。
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オオガマノウラミ,(ヘビ)
1956年 宮城県
昭和22,3(1947,8)年頃,遠藤某氏の裏の竹薮で大きな蝦蟇と青大将とが睨み合っていた。蛇が首を突き出すと蝦蟇は片手に持った竹で蛇の頭を打つ,ということを二時間ほど続けていたが,蛇が疲れきって動けなくなってしまったので,蝦蟇はその上にまたがって小便をかけ,悠々と立ち去った。蝦蟇が妖気(毒気)を吐いたのかもしれないという。
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カバシラ
1977年 愛知県
名古屋城南門の左右の堀の所々に、煙のようなものが立っていた。周囲は1丈で長さは4丈ほどあり、近くで見ると数百億匹の蚊が集まって柱状になったものだった。その近いうちに藩主が死んだという。
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キツネ
1967年 福島県
北条時頼が松魚原に野営した時、夜中に数千匹の狐が夜営している外に集まり鳴いて何かを訴えた。時頼は「夏もきつねに鳴くせみの唐衣おのもおのもの行来を見よ」と一首詠んだところ、悲しそうに鳴いていた声はたちまち止んだ。翌朝辺りには数千匹の狐がことごとく死んでいた。この狐を埋めたのが狐塚だという。
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ヘビ
1981年 和歌山県
大水が出たときに、川を風呂のようにままきな丸太が流れた。蛇が化けていたのかもしれない。蛇は山で千年、海で千年、川で千年、人に見られずに生きると竜になるという。
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ヒカリモノ
1964年 福島県
昭和18年、ある男性が死ぬ数日前に川の向かい側の山へ白昼にひかりものが飛んだのを数人が見ている。
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オオスギ,スギノカワ
1936年 高知県
大杉村の樹齢2千数百年の杉の木は大小に分かれていて、大樹の皮を剥いで持ち帰ると男子、小樹だと女子が授かる。
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ヒトヨセンボン
2004年 京都府
一晩のうちに松が数千本生え、一夜にして林になったという。
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(マジナイ)
1957年 山梨県
たむしができたときには「南南南南」妙と紙に書き、墨で塗る。
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テング
1937年 福井県
ある男が薪を拾いに行ったまま数日間帰らないことがあり、家族が帰してもらいに行くと戻ってきた。天狗に好かれたこの男は年に数回このようなことがあり、毎回帰ってくると、行ってきた土地の話を詳細に話してくれた。
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ネズミ
1979年 岡山県
数年前に備中国のある人の倉に、海より出てきた夥しい数の鼠が襲った。毎日4~500匹捕らえたが、猫は1匹ずつ食い殺していたので間に合わず、犬のほうが役に立ったとその主人から聞いた。
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ガマノドク
1974年 広島県
備後福山の人が、夜中に誤って蝦蟇を踏み殺したところ、足首に熱湯のように熱い息を蝦蟇がかけた。以来その部分が腫れ痛むようになったが治療により治った。しかし翌年の同じ時期に死んでしまった。蝦蟇の毒のためだろう。
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イキイシ
1940年 新潟県
境内の石はふざけて堀の中に投げ込んでも、翌日には元の場所に帰っている。この堀は深くて1人では引き上げることもできない。
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ガマ
1976年 熊本県
称徳天皇の御時神護景雲2年7月、蝦蟇が広さ7丈ほどに並んで南に向かって去った。日暮れになり、その行き先はわからなかったという。
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オオガマ,テンジンサマ
1950年 千葉県
大蝦蟇は天神様の使いなので殺してはならない。
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