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検索対象事例

ザシキワラシ
2001年 青森県
集落の西端にある西越公民館の場所にもとあった小学校には、昭和十年ごろにザシキワラシが出た。校舎内の更衣室で生徒が小さな子供を見つけたが、捕まえようとすると消えてしまった。

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ザシキワラシ
1956年 宮城県
明治の末頃,元南方の原の旧家佐々木林之助方には昔からザシキワラシがいると言われていた。当時この家で屋根の葺替えが終わった日の夕方,12,3歳くらいの少女が一人,軒に架渡した屋根修理用の足代板の上を走り回っていた。手伝いに来ていた村人が大勢これを見たという。この家ではザシキワラシは常にデイ(奥座敷)にいると信じ,床の間に茶碗に水を入れて供えておく。時々座敷を掃く音などがしても家人は怖がらずそっとしておく。これは同家主人の直話であったが,その後部落の人々の話では今は出ないのではないかということであった。
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ザシキワラシ
2001年 青森県
ザシキワラシは旧家の奥の薄暗い部屋のほかに、学校や寺などに、また、夜ばかりでなく朝や昼にも出たと言われる。その形や大きさについてはまちまちであったが、童子の姿をしていたということは共通している。このザシキワラシが去った家は左前になってしまうと言う。
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ザシキワラシ
1935年 岩手県
尋常小学校1年生がザシキワラシを見たという。また、河北新聞に、ザシキワラシがお宮に出て、子どもだけに見えたという記事があった。
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カゼノサブロウ
1977年 青森県
1910年頃のこと。原集落で5,6歳くらいの子どもがいなくなった。その後ある人が、夏坂の竜ヶ森の炭山で、手ぬぐいを頬被りしたワラシに出会った。風の三郎にさらわれたのだといわれた。
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キツネ,タヌキ,ザシキワラシ
1973年 岩手県
京津畑集落のある家にはザシキワラシが出る。4~5歳くらいの子どもの姿で、見た人は年内に死ぬという。狐か狸の仕業だろう。
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ザシキワラシ
1973年 岩手県
京津畑集落のある家にはザシキワラシが出る。座敷にザシキワラシが住むという角がいら、そこで寝ようとしても脅されて眠れないと言う。その家の主人は一生に1度はザシキワラシを見ると言う。髪を肩まで伸ばしたおかっぱの女の子で、ケタケタ笑いかけてどこかへ消えるという。
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リン
2001年 青森県
集落の西端にある西越公民館の場所にもとあった小学校の並びの高台に日向のハカショ(共同墓地)があり、燐が飛んで赤く燃えていることがあった。
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ガラッパ
1959年 鹿児島県
昭和初期のこと、ミヤマという山へ木を拾いに行った5・6人の子供たち(10歳程度)の内、1人の女児が夕方になっても帰らなかった。大人たちはこれはガラッパの仕業であるとして、山を「町(チョウ)が動いたぞ」といいながら捜索した。結局山中で少女は見つかったが、全身スダの葉まみれになり、口には馬糞をくわえて気絶していた。問いただすと、可愛い子供たちと遊び、団子を食べていたという。
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フチザル
1924年 岩手県
子どもの頃、ザシキワラシは旧家に多くいるといわれて薄気味悪かった。
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ザシキワラシ
1984年 秋田県
ザシキワラシの出る家は裕福な家に限られた。ザシキワラシも1人だけではなく、数人の仲間がいたところもあったという。
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ムラサキババア
1986年 東京都
小学校の女子トイレにムラサキババァが出たといって、みんなが集まった。
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ヘビ,タタリ
1959年 鹿児島県
大正年間のこと、この部落に住んでいる者が1匹のガラガラ蛇を殺した。珍しいものだったので、小学校に寄付し標本とされた。それから間もなくして、小学校で原因不明の火災があった。数日後、ヘビを殺した者の家もまた火事になった。佐太婆さんと呼ばれる物知りによると、これは殺した蛇の祟りであり、蛇は小学校の敷地にあった寺の住職の亡霊だという。そのため蛇を綺麗に洗い埋葬した。しかし、それからしばらく部落では子供の数が増えなかった。
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ユウレイ
1985年 愛媛県
いまの公民館が昔小学校だった頃、離れの便所に白い幽霊が出た。
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ザシキワラシ
1958年 岩手県
山小屋にもザシキワラシはでる。
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ザンビキワラシ,カッパ
1965年 岩手県
ザンビキワラシとはカッパのこと。小学校2、3年生の子どもくらいの大きさで、子どもがいると思って近づくと、水中に引っ張り込まれる。
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ザシキワラシ,カッパ
1974年 岩手県
ザシキワラシの出る家は小友には二件ある。長野の高屋敷松男、川端の銀左衛門の家でどちらも川に近くカッパだという。雨模様の薄暗い日、からだが小さく、赤ら顔の者に座敷で出会う。このザシキワラシに会うと、不幸なことが起こるという。
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キツネ
1987年 長野県
昔,長門町(現長和市)と丸子町の境,鳥羽山に尻尾の先が白い狐が棲んでおり,よく人を化かした。あるとき,仙石原の方から子供達が大勢やってくると,犬たちが揃って吠え始めた。するとその中の一人が今やってきた道をまっしぐらに駆け出し,四つんばいになって山の中へ走りこんでいった。村人が一晩中探したがその子は見つからず,翌朝,村から10数メートルも離れた隣村の山中で発見された。子供は疲れていたが元気で,着物には白と茶色の狐の毛がびっしりつき,地面には生物の血が転々と落ちていた。狐の毛も沢山散っていた。以後件の狐を見たものはいない。
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カブキリ
1980年 秋田県
小田瀬集落の金持ちの家から、カブキリという汚いワラシが出て行った。それからその家は貧乏になってしまった。
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ザシキワラシ
1974年 岩手県
足跡といえば、土淵の田尻の長者どんにもザシキワラシがいて、雨模様の日などは外に出て遊びまわり、この家の道路のぬかるみに小さな足形がついていたという。
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ザシキワラシ,クラワラシ
1992年 岩手県
ここのお宅にはかつてザシキワラシがいたと言う。ザシキワラシは小さい男の子で、赤い顔で髪をたれ、奥座敷であばれたり騒いだりしたが、これのいる家は栄えると言う。
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