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検索対象事例

ヤマソリ,ヤマノカミ
2001年 青森県
山の神には12人の子があるということから、山橇の中央に12本1束の幣を結び、12個のシトギと12杯のお神酒を手向ける。この手順踏まないと、杣子がとんでもない怪我や過ちをしてしまう。

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ヤマソリ,ヤマノカミ
2001年 青森県
橇を作るのに必要な材料を揃えたら、山の神の日に、シトギを12個作って萱の箸を添えて祠の前に供え、一年中丈夫に、無事に使えるように祈る。
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ヤマノカミ
2001年 青森県
妊娠中に山の神への供物を食べると、山の神には十二人の子供がいるので、多産になる。
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ヤマノカミ,ヨルノマモノ
1984年 福井県
山の神講には、新築の家に子ども達が集り、裸で大日堂まで走っていく。大日堂へ着くと、大将が腰に巻いたしめ縄を太いマツの木の根元におき、後の子どもたちも次々とツトを置いていく。それがすむと大日堂の中へ入って、持ってきたシトキ(水に漬けておいた米をすりつぶし、酒でこねたもの)を体に塗って宿へ帰る。このとき身体にシトキを塗るのは、お地蔵さんになるということで、山の神は「夜の魔物」だから、いたずらされないようにという。
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ヤマノカミ
1988年 岩手県
12月12日は山の神さんの年取りで、ゴエンニチともいう。山の神は12人の子どもを持っているのでストギと豆腐をそれぞれ12切れ供える。ストギをつくるのはたいてい女だが、食うと子どもを12人生むことになるため、女が食べてはいけない。
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ヤマノカミ
1964年 岩手県
1年に12の子を産む女神を山の神としている。
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ヤマノカミサン
1952年 神奈川県
親方が、山の神に供えた御神酒徳利を取ろうとしたら口が取れ、拍子に転んで足を折った。山の神の思し召しと思ってその山に手を入れるのを止めた。別の親方が手を入れたら、首を取られた。
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ヤマノカミサマ,(ゾクシン)
青森県
野内村では山の神様は12人いるとして、12個の粢をあげる。子供が12人ほども産まれるから女はこの粢餅を食べてはいけない。
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ヤマノカミオロシ
1982年 新潟県
背後の山の中腹に十二山神社があり、旧暦2月12日と12月12日には祭りが行われ、このとき男たちがトウマエの家に集まり、一同精進潔斎し、当日夕食後に水垢離をとり、部屋を暗くし、祭壇の前に10歳前後の男の子を座らせ、目隠しをし、幣束を持たせて一同がこれを取り巻いて囃し言葉を唱え、両手で床板・畳などを激しくたたいた。子どもの体が震えてきて神が乗り移ったことが分かり、山稼ぎのこと、田の作柄、訴訟の勝ち負け、一身上のことなどを聞く山の神おろしをした。
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ヤマノカミ,ジュウニサマ
1982年 新潟県
山の神に供えたカラコを子供に食べさせると丈夫になるという。また、けがれるといって山神の苞は女につくらせない。そして、2月12日には十二様が山から下り、秋の稲刈りの後には山に帰るので、冬の間は十二社の神は留守になるという。
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ヤマノカミコウ
1964年 福島県
山の神講には18、9歳から30歳ぐらいまでの男は全員加入する。春秋2回やる。村長の家などはおもに宿になり、食べ物は持ち寄り、山の神の掛け軸をかけ、終夜お灯明をあげて、ばんでい餅をつき、酒を飲んで踊る。膳の席は年齢順であるが、宵と朝に2度代参者が2名鎮守の山の神社に立つので、この代参者は最上座につく。山の神はけがれを忌むので、未婚の生娘だけがおしゃくにでる。
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テング
1951年 鳥取県
伯耆大山の祭礼には、子供は二歳で詣でた後は十歳まで禁じられた。禁を破ると大山にいる天狗が罰を当て、子供の頸が失われたり、怪我をしたり、行方不明になったりする。
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ガワタロー
1954年 京都府
志古渕さんという水神が七人の男子と筏遊びをしていて、ガワタロー(河童)に長男を取られた。子供を取り戻すために水神は、年に三人の子供を差し出すことと、決まった服装をしたものには手を出さないことを河童との間で取り決めた。
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ヤマノカミサマ
1967年 福島県
産が重いとき、お産の神である山の神さまを迎えに馬を引いて山へ行く。途中で馬が止まると山の神がお乗りになったということで帰ってくる。
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ヤマノカミ
1940年 和歌山県
山の神に関する俗信。山の神を生木で祀ると、必ず次にその生木を切る人が怪我をするから、柵を設ける木には生木を使わないという。山で木をそいで打ち込むと、山の神の着物の裾を打ち込むのでよくないという。山で山道具を見失ったときは、山の神と相撲をとるとすぐに見つかるという。11月7日は山の神の木数えの日なので、山に行くと数え込まれて怪我をするという。山祭りがある月の不浄日に山に行くと、怪我をするという、など。
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ヤマノカミ,(ゾクシン)
1938年 福島県
山の神を十二様とも、十二山神とも呼び、夫婦であると信じられている。部落の付近に山神神社があり、神体が2つあって、これも夫婦であるという。
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ヤマノカミ
1963年 群馬県
昔、子供が喉に穴あき銭を詰まらせてしまった。どうしても出ないので親が「山の神さん頼みます」と祠で拝んだら、遠くの山で杣人が伐っていた杉の木つばが飛んできて子供の喉にぶつかり、その弾みで銭が飛び出し、子供が助かった。
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ヤマノカミ
1974年 鹿児島県
ある男が杉の木に泊まっていると、山の神が「男の子が7つになる日スズキに呑まれて死ぬ運」というのを聞く。帰ってみると我が子がうまれており、7つになった日柱にくくっておいて助かる。
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1993年 静岡県
子どもが外で怪我をして帰ると、トマグチで頭にすり鉢をかぶせ、その上を帚で払う。魔を入れないため。
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(ゾクシン)
1973年 鳥取県
二月九日と十月九日に山の神を祭る。この日は山の神が降りてくる日で、山の木を数えるから山に入ると、木と間違って数えられてしまい、怪我をする。
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ヤマノカミ
1942年 高知県
狩猟の際に、獲物の両耳あるいは片耳を切って、山の木の枝に挟んで立て、山の神に供える。こうしないと、山の神がお怒りになる。
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