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怪異・妖怪伝承データベース
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検索対象事例

タナババ
1956年
棚にいる恐ろしい婆。タナとは養蚕などに使う三階部屋のこと。

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(ゾクシン)
1989年 群馬県
養蚕に関する俗信一束。
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ナマクビ
1986年 東京都
1階のしゃくなげの部屋の窓から生首が見える。
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キツネ
1959年 宮城県
爺が壁に叩き付けた狐を女狐がくわえて外に出た。以来夜になると2階の養蚕部屋で狐が騒ぐようになり、すると必ず病人が出るようになった。爺や息子はそのために死んだ。三代目もそれが元で死んだが火葬にしたら狐は出なくなった。
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ダツエバ,サンズノカワ
1974年
奪衣婆は俗に三途川の婆という。
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イノコ,サンノカミ,ワカドシサマ,トシガミ
1983年 岡山県
ナンドは普通、若夫婦の寝室及び産室として用いられるが、勝田町富坂では、この部屋の隅に棚を設けて亥の子を祀る。或いは、別の棚に産の神を祀る家もある。こうした家では、若年様(年神)の祭りは、この部屋にこもを敷いて行う。
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イケノヌシ,ダイジャ
1978年 新潟県
宝暦元年の名立くずれでできたタナの池の側を小林家の男性が歩いていると、美しい女性が来た。男と女は結婚し、子供が産まれることになったが、産室には部屋いっぱいの大蛇がいた。女は杖一本を残して消えた。子供が泣いたら杖で水面をたたけと言われていたのでその通りにすると、女が出てきて子供を池の中に連れ去った。しかし、この後タナの池の周りではこの家だけが栄えたという。また、今もこの池の一画に冬でも凍らない部分がある。
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アモンコ
1958年 岩手県
アモンコとは化け物のことで、「恐ろしい」の意味にも使われる。
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シンレイタイケン,シ
1995年 福島県
早朝2階の部屋のドアがガタガタ鳴った。この時刻に叔父が倒れたという。朝起きて2階の部屋に入ると窓ガラスが割れていた。この時刻に叔父が死亡したという。旅先でコップを割った時刻には恩師が亡くなっていた。
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ニジュウサンヤ
1956年 宮城県
二十三夜の晩に作ったワラダカゴ(円座のように藁を渦巻状に編んだもの)を使うと、養蚕が成功すると言う。
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キツネ(ゾクシン)
1934年 奈良県
夜、履き物をおろすときにはタナモト(流し本)まで歩いてからにすれば狐にだまされない。
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カネガミサン
1962年 徳島県
2階から小便をすると金神さんに祟られる。
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(タヌキ)
1938年 福島県
ある娘が婆と山に行き、婆は一足先に帰った。家に着いたと思われるころ、婆の姿をして山へ登って行くのを見た。(片目の狸が化けたのだろう。)
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ヤマウバ
1982年 新潟県
婆が湧水で髪を洗っていたが夕方になると見えなくなる。都の婆と山姥が争っている時、山婆が鼓を叩く真似をしただけで、鼓滝の底から音がしたので、都の婆が負けを知って去って行った。
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アズキババー
1988年 長野県
道に小豆婆が出る。
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ユウレイ
1937年 新潟県
勝手方を任されていた老女が死んだ。それ以降、器具部屋では皿を整理する音がするようになった。恐ろしくて近づけなかったが、部屋に後任を配置するというと、音は止んだ。
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ネコ
1987年 岐阜県
猫が二階で手をまねくと、死んだ人もそうしたという。
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ユウレイ
1935年 新潟県
2階にあった額が、突然落ちた。そのときに、愛娘が亡くなったということを聞いた。
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ユウレイ
1988年 長野県
幽霊は恐ろしい姿で現れる。
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(ゾクシン),ユメ
1933年 長野県
青木村では仏様の亡くなった部屋には石臼を転がす。怖い恐ろしい夢を見ぬためである。
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オニ
1974年
鬼のことを人間は恐ろしがるが、それは名前のみで実体がない。本当に恐ろしいのは人間である。
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(バケモノ)
1981年 東京都
ある時、雪飛という人物が与力の桐淵という者の家に行ったところ、その家の下女が真っ青な顔をして2階から下りてきた。下女が言うには化物が2階から落ちてきたという。雪飛がこわごわ2階に上がると、鏡台がおいてあり、この鏡に何らかの化物が映ったのだろうという。
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