国際日本文化研究センター トップページ
怪異・妖怪伝承データベース
データベース検索ページ 更新情報 お知らせ 怪異・妖怪とは データベース検索 異界の杜 製作者
データベース検索ページ

検索対象事例

タイマツ
1964年 福島県
旧盆の7月13日から17日にわたる5日間、たいまつと呼ばれる火祭りが行われる。たいまつは麦稈でつくり、子どもたちがそれに火をつけて横手山の頂上からひとりひとり投げる。このために山火事になることは決してないという。昔、火投げをやめたら村に火事が起こり、赤痢が流行したので翌年からまたやりはじめた。

類似事例(機械学習検索)

タイマツ
1964年 福島県
平市高久の神谷作の火祭りであるたいまつは、横手川のたいまつぐらから次々とふもとに投げる。ひとつは供養、ひとつは疫病よけの意味をもっている。
類似事例

タイマツ,タイマツアカシ
1964年 福島県
夏井、菅波の愛宕地蔵尊のたいまつ、あるいはたいまつあかし(いずれも火祭りの名称)では、7月24日夜丑の刻
類似事例

ウシウチボウ
1920年 徳島県
毎年陰暦7月13日に村落のすみに盆小屋をたて、僧侶の読経の後焼き払う行事を行う。これは牛打坊という怪獣が夜更けに牛馬に疵をつけるか、あるいはまぐさ箱をなめるとこの牛馬は必ず死んだというので、この牛打坊を小屋に封じ込め焼き殺すのだという。
類似事例

ヤマガミマツリ・サンジンサイ
1940年 茨城県
旧11月15日の山神祭では、御神木の藁に火を付けて焼く。子供たちはこの時、大声を張り上げて「山ノ神トシシ、オ猿のケーツマツカンダー、牛蒡焼イテブッツケロー」と繰り返して歌う。この行事は同時刻ごろに各所で行われ、火柱の高さと爆竹音の大きさを自慢している。この火が下火になってきたころに魚を焼いて食べると風にかからないという。
類似事例

(ゾクシン)
1981年 栃木県
年中行事に関する俗信。雷が鳴ったときに、カユカキ棒を囲炉裏で燃やすと雷が落ちないという。ドンド焼きの火で団子を焼いて食べると、病気にならないあるいは中気をしないという。七夕に天上で男神と女神が会うと、伝染病が流行するという。一粒でも雨が降ると川の水かさが増して出会えないので、伝染病が出ないという、など。
類似事例

サイノカミ
1964年 福島県
正月14・15・16日ごろ(村によっては1、2日のずれがある)、会津地方ではさいのかみ(災の神、賽の神、塞の神)という行事がある。若者の指導で子どもたちがわらや納豆つと、正月の注連や御幣をあつめ、大きな木を中心に積み重ね、夕刻に火をつけて焼く。この火で餅をやいて食べると厄病にかからない。たばこの火をつけると歯やみしないなどの伝承がある。
類似事例

サイノカミ
1964年 福島県
正月14・15・16日ごろ(村によっては1、2日のずれがある)、会津地方ではさいのかみ(災の神、賽の神、塞の神)という行事がある。若者の指導で子どもたちがわらや納豆つと、正月の注連や御幣をあつめ、大きな木を中心に積み重ね、夕刻に火をつけて焼く。この火で餅をやいて食べると厄病にかからない。
類似事例

ゴセンゾサマ
1988年 群馬県
盆は8月13日の晩から16日の朝までで、盆迎えの13日の夕方、庭先でシメ紙や小麦の殻や藁をいぶして迎え火とする。その煙にのってご先祖様が来るという。
類似事例

サイノカミ
1964年 福島県
正月14・15・16日ごろ(村によっては1、2日のずれがある)、会津地方ではさいのかみ(災の神、賽の神、塞の神)という行事がある。若者の指導で子どもたちがわらや納豆つと、正月の注連や御幣をあつめ、大きな木を中心に積み重ね、夕刻に火をつけて焼く。この火でたばこをつけると歯やみしない。
類似事例

カヤニンギョウ
2001年 青森県
6月24日に、男女2体の2.5メートルを越す大きなカヤ人形を作って村の境に立てておくという習俗が、主として上北郡の各地で行われていたが、現在では十和田市の梅、板ノ沢などで行われている。人形を製作している間に前年の人形を燃やすが、それがよく燃える時には、作が良いと言う。
類似事例

ヒマツリ,ヒウチアイ
1964年 福島県
正月12日夜から14日夜にかけて、3日間火打ち合いという正月の火祭り行事があった。境川をはさんで新町組と中町組がまきを積んで火をつけ、燃え盛ったまきを投げ合う。勝った組にその年は大漁がある。
類似事例

モチ
2000年 徳島県
正月15日の小正月の早朝に、若衆宿の玄関に立てて色紙を吊るした笹竹や、各家庭の正月飾り等を、浜辺に高く積み上げた「左義長」を燃やし、この火で焼いた餅を食べると病気にならず、神棚に供えておいて天災時に食べると、災厄を免れるという。
類似事例

ショウガツギョウジ
1943年 新潟県
正月15日、門松や書き初めなどを燃やし、灰を溶かしたものを、互いに顔に塗りあう。以前この行事を中止したところ、火事や山崩れなどが起こったので欠かさず続けられている。
類似事例

ホトケサマ
1963年 福島県
7月13日の夜は木戸口にて麦藁で迎え火をたく。この煙に乗って仏様が降りてくるといわれる。
類似事例

ガワタラ,カワタロウ,カッパ
1984年 福井県
7月24日に「ヤサイヤ」という子どもが管理する愛宕の火祭りがあって、苧殻(今はワラ)を積み上げて火をつけ、燃えている間に「ヤサイヤー、ヤサイヤー」と喚き続ける。これが終わると子どもたちは燃えがらについている墨を顔や身体に塗りつけて近くの川に泳ぎに行く。この墨を塗っておかないと、ガワタラ(河太郎=河童)がケツ(尻)を抜きにくるという。
類似事例

(ゾクシン)
1979年 徳島県
年中行事に関する俗信。正月15日のサギッチョあるいはとんと焼くと呼ばれているものの火で身体をあぶると、夏やせをしないといわれている。盆の15日に川に行くと、ガキ仏に足を引っ張られるといい、子供たちは水遊びにいかない。12月20日は山の神様が植えた木を数える日で、1月20日は山の神が木を植える日なので、木を切れないという、など。
類似事例

(ゾクシン)
1975年 愛媛県
どんどさんは1月14日に行う。4日に下ろした正月飾りを集めて焼くが、この火で餅を焼いて食べると、夏病をしないといわれている。また、その煙に当たると風邪を引かないといわれている。
類似事例

サイノカミ
1964年 福島県
1月15日のもちの日に行う。子どもたちが、家々から門松、注連縄、納豆つとこ、わらなどを集め、村はずれに松のしんぼうを中心にして積み上げ、夕方に火をつける。「せいの神もやすぞ、せいの神やくぞ」と子どもたちが叫ぶと、各家々から供え餅に棒を通したり、幣や書初めの紙をもって集まる。この火で焼いた餅を食べると腹やみしないとか、たばこの火をつけると歯やみしないとか、書初めの紙の灰が上にまいあがると習字が上手になるなどという。さいの神とは「塞の神」などと書き、みちの神で悪病が村に入ってくるのを防ぐと思っている人も多い。
類似事例

ヤマノカミ
1971年 茨城県
11月15日は山の神のまつりで子どもたちがご神木とした松の木のまわりにワラを集めて火をつけるドンドンヤをする。これは山の神は貧乏で、暮には借金取りがくるので、火事になった言い訳をするために焼く。
類似事例

カンノメ,(ヒ)
2000年 香川県
この地域は一年中注連飾りをするが、年末に新品に取り替える。古い注連飾りは正月4日に子供達が家々を回って集める。青竹と4本の注連縄で四隅を固定し、その元に集めた注連縄を盛る。竹の枝には書初めなどが吊るされる。後に火をつけて焼くが、その火で焼いたカンノメ(米粉を丸めて蒸した正月団子)を食べると夏に病気にならない。
類似事例

国際日本文化研究センター データベースの案内