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怪異・妖怪伝承データベース
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検索対象事例

キョウノイワノナナフシギ,スリバチイワ
1987年 長野県
直径120センチメートルほどの岩穴で,擂鉢を横から差し込んだように見える。

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モウレンビ,モウレイ
1964年 福島県
霧の深い晩に海の中に燃える火がある。これをもうれん火とかもうれいと呼ぶ。青く、30センチメートルか45センチメートルぐらいであるという。
類似事例

ヒカリダマ
1992年 奈良県
真暗な晩、遊びに行った帰りに光玉を見た。直径45センチメートルぐらいで、ズワーッと音を立て、尾を引いて飛んだ。
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イシ,タタリ
1990年 長野県
直径60センチメートルほどの自然石があり、これを動かすと祟りがあるという。ある人が庭石にしようと持ち帰り飾っておいたところ、具合が悪くなったので元へ戻すと治ったという。昭和30年頃にも同じようなことがあった。
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キョウノイワノナナフシギ,ニチリンイワ
1987年 長野県
京の岩の入口の泉付近にあり,昔,坂上田村麿が休んだとき,かぶとを乗せた岩だという。直径20センチメートルくらいの跡がへこんで残っている。
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ガマ
1976年 長崎県
長崎のある人が友人たちと岡の上で酒を飲んでいると、一人がこれは蝦蟇だ、目が光っているという。そこで竹に火薬を仕込み、口に差し込んで逃げた。爆発後戻ってみると蝦蟇はいなかった。竹を差し込んだ人はその後狂死した。
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タヌキ,ツチノコ,ヨコヅチ
1987年 岐阜県
横槌藪を通ると、狸が横槌に化けてゴロゴロ転がってくる。横槌はツチノコかもしれない。
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ナガモノ,ジジ,バア
1968年 奈良県
大きな岩穴に鉈を落としてしまった。中に入ったら爺さんと婆さんがいて、3日いただけなのに帰ってきたら3ヶ月たっていた。なお、岩穴の主はナガモノだという。
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ケンムン,ヒノタマ
1977年 鹿児島県
旧暦の4月の頃の夜、産卵に来る海亀の見張りに行ったら、ガジュマルに直径10センチメートルぐらいの真白い火の玉がついた。火の玉はみるみる1メートルぐらいになり、その直後数百の玉になって散った。それはケンムンである。
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ヒジャマ
1977年 鹿児島県
ヒジャマは直径20センチメートルぐらいの赤い火の玉である。ヒジャマが海上に出たら、花火のように無数の火の粉に砕けた。ヒジャマは尾を引かないが、海上に落ちる寸前に、竿のような長い火の棒になる。
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サルタキノイワアナ
1987年 富山県
猿滝の近くにある自然の岩穴は、とんがり岩までつながっていると言われる。修行僧が作っていた岩穴のほうで薪を焚くと、10メートル以上も離れた山からその煙が上がった。
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ショクゴニフシテウシトナル
1979年 宮城県
陸奥国栗原の郡つら川で、経も読まない昼寝好きのある愚僧が牛になった。120年前の話である。
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ミロクサン
1982年 群馬県
嵩山の岩穴に弥勒菩薩の石仏がある。五反田・岩本の人々はミロクさんと呼んで信仰している。もとは麓にあったが、通行人に害を為したので山腹の岩穴に祀るようになった。
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(ゾクシン),(ウマレカワリ)
1933年 福島県
癩病の人が死ぬと、鍋や擂鉢をかぶせて葬る。またその棺に筬を入れ、筬の目の数のごとく年が経ってもなかなか生まれて来ないようにする。
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エンコ
1974年 高知県
エンコは擂鉢のようなものを被っている。ある日木戸口に座っていたが水が入っていなかったので入れてやると、翌日、魚を置いていった。その家は代々漁が好きで、よく獲れるのはエンコのおかげだろうという。
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キョウノイワノナナフシギ,トビトカラスノマイチガイ
1987年 長野県
京の岩の入口の岩穴の中にあり,鳶と烏が石になった形をしている。昔,坂上田村麿が武将鳶尾三郎の菩提を弔う場所を探していると,不思議なことに,鳶と烏が飛んできて田村麿を誘い込むようにこの岩穴に飛び込み,石になってしまった。この岩穴をとび穴ともいい,右がからす,左が鳶だという。
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ヒトダマ
1992年 奈良県
近くの家から人魂が出てきた。10センチメートルぐらいの青い火の玉で、尾を引きながら4・5メートル飛んだ。半月ほど後、その家の人が死んだ。
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イシジゾウ,コドモ
1943年 新潟県
2つの墓の横に石地蔵が立っている。その横を通ると、小さな子供が出てきて石地蔵を倒したり起したりする。無気味に思った人たちはこの道を通らなくなった。
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カッパ
1983年 岐阜県
うりを食べて川へ行った子供が、川下のふちのようになったところの岩穴へ引き込まれる。大人達はかっぱに引き込まれたのだという。不気味な手も見えたらしい。
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タヌキ
1978年 和歌山県
旧北山小学校の上に、狸の巣といわれる岩穴があり、そこを通った時には、締め付けられるような感じであった。
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ドロクジン,ドウソジン
1940年 岩手県
高さ50センチメートル、周囲80センチメートルほどの男根様の石が道祖神の宮の後ろにあり、これが御本体だが、10年ほど前に五・六年間行方不明になっていた。ある時、ある婦人が急に熱病にかかり、掘り出してくれと騒ぐのでノリキに拝んでもらったところ、衣川に道祖神があるのでそれを元のところに戻さないと大変なことになるという。道祖神を見つけて納めたところ、病人も治ったという。
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スリバチアメ
1956年 宮城県
小さい擂鉢(すりばち)の形をした飴。昔、大崎八幡の蚊帳祭(虫除けの神事)の際に売られていた。子供が火遊びをしないようにとこの飴を食べさせたという。
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