国際日本文化研究センター トップページ
怪異・妖怪伝承データベース
データベース検索ページ 更新情報 お知らせ 怪異・妖怪とは データベース検索 異界の杜 製作者
データベース検索ページ

検索対象事例

サンキチ
1972年 秋田県
身の丈六尺ほどの大男が仕事を求めて、婆さまを訪ねた。男には普通より多くの米俵の報酬が提示されたが、男は「ひとしょいでいい」と言った。しかしそのひとしょいとは莫大な量だった。婆さまは男が去る時稲2把を引き抜き、以後その土地は稲庭と呼ばれた。

類似事例(機械学習検索)

サンキチサン
1924年 秋田県
三吉さんは稲庭生まれで、元来小さかったが力が強かった。長年奉公先でつとめたため、主人は暇をとらせ、お前の力で持てるだけのものを与えようと言った。翌朝主人が起きてみると自家の稲が二束しかない。あとは三吉さんがすべて背負っていったのであった。
類似事例

キツネ
1949年 福島県
一人の男が田圃を耕していると、きれいな女性が来て腹が痛いといって泊り込み、ついに夫婦となった。三人の女の子が出来た。あるとき、油断をして白い尻尾を見られて、悲しんで山に逃げ帰った。夫が小さい子を連れて乳を貰いに山にいき、家に帰るように懇願した。しかし、家には帰れないが、稲と鉏を田圃に置いておけば手伝いをしてあげようといった。そのとおりにすると、苗の植付けは終わっており、秋にはよく実って、男は金持ちになった。
類似事例

キツネ
1989年 鳥取県
大山の麓の種原で魚売りの商人が大勢の狐に襲われ、木に登って逃げた。「藤助のかかあを呼んでこい」という声がして、大きな古女狐が来た。商人は襲ってきた女狐の額をカナリョウで打ち、女狐は死んだ。種原の藤助は妻が狐とは知らず、田植えができずに困っていたので、仲間の狐が一晩で植えてやった。藤助の稲は穂が出なかったが、刈り取ってみると茎の中から米が沢山出て、分限者になった。
類似事例

キツネ
1939年 大阪府
野施行の赤飯を集めた男の家に、妙齢の女が訪れ、その赤飯を売ってくれと頼んだ。妻が分けてやると、銭を置いて去った。男が帰宅すると、柿のへたが置いてあるのみであった。狐にだまされた事に気付いた男が追いかけたが、途中で道に迷ってしまった。
類似事例

ヒトキタ
1956年 宮城県
昔、名取川の北岸、笹谷街道沿道の田の中に1本の大榎があり、耕作の妨げをしたので村人が伐ると、翌日伐り口がふさがり伐り倒せずにいた。ある日、身の丈一丈もある山伏が来て、榎を引き抜いて去る。よって一木田とも人来田ともいう。
類似事例

レイム
1930年 石川県
ある所に若い夫婦がおり、ある時女房の夢枕に神様が立ちお告げをした。女房は神様のお告げの通り家を出て山芋掘りをする男と一緒になった。飯が食えぬという男に小判を渡したら、男はこんなものなら山にたくさんあると言った。女房はそれを集めて長者になった。
類似事例

コウノイケ
1956年 宮城県
昔、一郎二郎三五郎という者が、沼で草を刈っていると二十歳ばかりの美しい娘が出てきて「わたしは大阪の鴻の池の者で、わけあって3年前にここにきた。向こうの様子が知りたいのであなたが上方詣りに行くついでに向こうにいる妹にこの手紙を持っていってくれまいか」と言ったのでひきうけた。娘はお礼に「毎朝米一粒入れてかき回すと昨日使っただけのお金が出てくる」どんぶりをくれた。一郎二郎三五郎は鴻の池(淋しい山の中の沼で故郷のと似ていた)に着いて、娘に言われたとおりポンポンポンと手を3べん打つと、故郷で会った娘と瓜二つの美しい娘が出てきた。一郎二郎三五郎が手紙を渡すとたいそう喜び、すぐに返事を書き「姉に届けてください」と頼み、馬をくれた。故郷に帰り、また沼にいって娘に妹の手紙を渡すと娘は非常に喜んで「あのどんぶりを大切にしてくださいね」と言うと消えていった。ある日隣の慾深かがが(母)がとっていき、一度に米をどっさり入れたので、どんぶりが割れて、二度と金が出なくなってしまった。
類似事例

バアトイシジゾウ
1956年 宮城県
昔、老夫婦がいた。婆が庭を掃いていると角から豆粒が1つ転がり、馬小屋の側の小穴に入った。婆がもったいないとその穴を掘っていくと、広い野原に出てそこに石地蔵が立っていた。婆が地蔵に豆が転がって来たかと聞くと、地蔵が「豆はそこの俵の中に入ったが、まあ遊んでいけ」というのでしばらく休んでいた。地蔵は「今から面白いことがある。何があっても声を出すな。俺が手を上げて合図したら鶏の鳴く真似をしろ」といったので、婆は俵の中で黙って待っていると、鬼が集ってメクリ(賭け事)をはじめた。鬼が金を出して盛んになってきたとき地蔵が合図し、婆が地蔵の言うとおりにすると鬼はみんな逃げ、婆は鬼の金を地蔵からもらって帰った。隣の慾深婆が火を貰いにきたときその話を聞き、真似をするが、地蔵の合図する前に鳴いたので、鬼にばれて両耳をもがれて帰ってきた。
類似事例

ジゾウ
1941年 愛媛県
オロを売りに行った爺は六地蔵が雨でびしょびしょになっているのを見て、五つの笠を買ってあげたが、一つ足りなかったので、一体の地蔵を家まで持って帰り祭った。そしたら、この地蔵が米を尻から米を出すようになり、爺は毎日それを食べたが、婆は米をもっと出させようとしたら出なくなり、やがてその地蔵が家を去ったという。
類似事例

テンドウサマノバチ
1915年 鳥取県
湖山長者が広大な稲田を多くの早乙女を雇って1日で田植えをしていた。ある年の田植時、1匹の猿が子を逆さに背負って通った。早乙女たちはしばらく眺めていたため、日暮れまでに植え終えることができなかった。すると長者は扇で夕日を差し招き、1間ほど東に返した。それで植え終えることができたが、天道様の罰で広大な稲田は1日で湖水になったという。
類似事例

オオムカデ
1933年 大阪府
無家賃でも借り手のつかない屋敷に女が一人で住む事になった。ある夜、目が覚めて障子を見遣ると、その外側を幅約1尺、長さ約1丈余りもある大百足が音を立てて移動しているのを見た。その後、家を取り壊して百足稲荷を祀る事が決まった。
類似事例

オカネウムムスメ
1956年 宮城県
昔、名鰭沼のふちに夫婦が住んでいた。子どもになかなか恵まれず、願かけて神に祈っていると、春の猫柳の芽がふくれる頃、嫁の腹が大きくなり、ついに女の子が生まれた。しかし片目片耳の子だったので、人目をさけてボロに包んで納屋においておいた。あるとき用事で、どうしても子を背負って町にいかなければならぬことになったので、慎重に包んで出ていった。町の用事がすんで帰るとき、石の上に子どもをおろして休んでいると、腰のまがった白髪の爺さんがきてボロをはがして子どもを見て「これはいい子だ。神様の授かりものだ。今にお金を生むから毎朝米一粒ずつつかませておけ」と言い残して消える。ためしに米一粒つかませるとお金を一つ産んだ。夫婦はしだいに金持ちになったが、慾の出た夫婦は「うんとつかませたらうんと生むだろう」と、ある日つかみきれないほど米をつかませると、子どもは死んでしまった。
類似事例

マメノキ
1978年 石川県
千石原という場所に、先妻の子と後妻の子がいた。後妻は豆を植えてくるように言い、先妻の子には炒った豆を、自分の子には生の豆を与えた。先妻の子は後妻の子が落とした豆を拾って植えた。その豆の木はとても大きく育ち、切り倒すのに鍛冶屋を頼んだほどだった。
類似事例

グインサン
1981年 広島県
ある人が何日も帰らずに西の一本松の方を開墾していたら、大きな坊主が現れ「俺を負うて赤道まで帰れ、帰らんとお前を引き裂く」と言った。恐ろしいので一生懸命に背負って赤道まで行くと、背中から降りて「夜は人間の世ではなくわしらの世だ、お前がおると邪魔になる、俺はぐいんさんだ」と言って去った。その人は家へと帰ったが髪が抜けており、その後病気になり早死にした。
類似事例

(ハテノハツカ)
1951年 徳島県
彦さんという6尺近い大男がいた。頑固な人で、家人が止めるのも聞かずに果ての二十日に山の石割に出かけた。その帰り道、山から生石灰を積んだ荷馬車に出会った。「馬車の上に乗っていけ」と勧められたので、石灰俵の上に乗って坂を下りていったところ、途中で俵が崩れて沼田に落ちた。水がたまっていたので、その人の上に石灰の俵が落ちてきて、ついに焼け死んでしまったという。
類似事例

ヤマウバ
1955年 高知県
ある朝、手伝いの婆がタイを取ってきてやると言って外へ出た。その帰りを待たずに朝食をすませたら、婆はいなくなり家は衰えた。その後、その家の畑をつくったところ、1升に8石も取れた。ヤマウバがついたのである。
類似事例

セノタカイオトコ,キ
1978年 和歌山県
若い男が一人で山道を歩いていると、背の高い男が相撲を取ろうという。何回投げ飛ばしても起き上がってきて、2時間ほどして疲れて帰った。翌日その場所へ行くと一本の木があった。男はその木と相撲を取っていたのだった。
類似事例

ヒノカンノオンガエシ
1981年 沖縄県
農業と漁業を兼業していた男がある晩、大勢の人々が「よいとこさ、よいとこさ」と掛け声をかけながら通っていくのに出会った。何をしているのか聞くと、竜宮の神様の命令で木を島の上にのし上げるのだという。力を貸してくれと言われた男は手伝ってやった。そのお礼に、風邪を持ってくるゆうがらすを除けるために臼を3回叩くことを教えられ、男の家庭は助かった。隣の家の人々は悪い病気になり、全員死んだという。
類似事例

キツネ
1982年 宮城県
田植えの手伝いを頼む人が見つからずに困っていた人が、山中で「人が足りず困った」と言いながら通ったら、以前助けてやった狐が田植えをしてくれ、その年は豊作になった。
類似事例

オオビト
1976年 和歌山県
大人が天から下りてきて、一夜のうちに荒地を切り平げて人の住めるようにした。村人は喜んで、七堂八社を作り、大人を大梵天として祀った。
類似事例

国際日本文化研究センター データベースの案内