クロイカオ 1976年 愛媛県 横島の南側の絶壁で、源十が烏賊をとっていると、絶壁の中程の洞穴から真っ黒な頭がにょろっと出て「源十くうた・・・」と呼び続けた。源十は逃げ帰った。以後人々はこの漁場を「源十びた」といい、語り継いでいる。
![](../../YoukaiDB3/parts/spacer.gif) 類似事例 |
|
オニ 1933年 神奈川県 死後四十九に日目には餅でも菓子でも五十個を寺へ持っていく。これは四十九個でよいのであるが、一つは途中で鬼にとられるから五十個にするのであるという。
![](../../YoukaiDB3/parts/spacer.gif) 類似事例 |
|
カイゾク,タタリ 1991年 和歌山県 阿波から来た十三人の海賊が祟るので、十三の塚を設けて祀った。
![](../../YoukaiDB3/parts/spacer.gif) 類似事例 |
|
ジュウニサマ,ヤマノカミ 1982年 新潟県 十二様は山の安全を守ってくれる山の神で男性とされている。また、豊作を祈る神様でもある。2月12日は十二講の日だが、この日十二様が山から下り、秋に稲刈りが終わると山に帰るといわれている。
![](../../YoukaiDB3/parts/spacer.gif) 類似事例 |
|
オキ 1956年 宮城県 一月十四日の夜半に、暁粥を煮た火の中から赤くおこった炭火を十二個(うるう年には十三個)取る。これを十二ヶ月に見立てて、たとえば三個目が黒くなれば、三月は雨と解釈する。白くなったところは日照りと考える。
![](../../YoukaiDB3/parts/spacer.gif) 類似事例 |
|
テングサマ 1982年 群馬県 十日夜には天狗様をお祀りする。
![](../../YoukaiDB3/parts/spacer.gif) 類似事例 |
|
ウマズメ 1956年 宮城県 もともと女性には目に見えない十二本の角があり、子を一人産むごとに一本ずつ落ちるといい、十二人生んで十二本の角が落ちれば善人で、ウマズメ(子を産まない女性)は角が十二本残っているので極楽にいけないという。
![](../../YoukaiDB3/parts/spacer.gif) 類似事例 |
|
(ゾクシン),レイ 1933年 鹿児島県 四十九日までは霊が家に残っているという。
![](../../YoukaiDB3/parts/spacer.gif) 類似事例 |
|
アリノオウコク 1973年 富山県 きこりが黄金に輝く谷を見つけ、そこで十日くらい遊んで帰ってくると、五十年たっていた。そこはアリの御殿であった。
![](../../YoukaiDB3/parts/spacer.gif) 類似事例 |
|
ホトケ 1958年 香川県 七月十五日は小麦粉でコロコロダンゴを作る。十六日の朝になるとコロコロ転がりながら仏が帰っていく。
![](../../YoukaiDB3/parts/spacer.gif) 類似事例 |
|
センニン,エンノギョウジャオヅヌ 1993年 役行者小角は、十三歳で葛城山に入り、十七,八歳頃には山の神を自由に扱えた。三十四歳で大峰に入って千日修業をし、神格を備えた。山の神霊や天狗を使役したという。六十四歳で島流しになった後も修業を続けたという。
![](../../YoukaiDB3/parts/spacer.gif) 類似事例 |
|
トンボガミ,ガミ,トンビヨガミ,トウビョウ 1950年 香川県 トンボガミは首に輪のある子蛇で、数十匹の集団でいる。四十九匹であったり、七十五匹であったりし、屋敷内で主人となれ合うのもいれば、塚穴や藪の中で独立して悪事を働く者もいる。少し大きいものが親で、これが一族を率いる。
![](../../YoukaiDB3/parts/spacer.gif) 類似事例 |
|
ネコ 1962年 島根県 漁師が烏賊を取って夜遅く帰って、まず持てるだけ持って帰りまた取りに行くと船の中にはもう烏賊がなくなっていた。猫が捕っていったので山へ行くと猫が石を投げてきた。
![](../../YoukaiDB3/parts/spacer.gif) 類似事例 |
|
ヤマノカミ,(ゾクシン) 1938年 福島県 山の神を十二様とも、十二山神とも呼び、夫婦であると信じられている。部落の付近に山神神社があり、神体が2つあって、これも夫婦であるという。
![](../../YoukaiDB3/parts/spacer.gif) 類似事例 |
|
ジュウニサマノシメハリギ 1982年 群馬県 山の神(ヤマノカミ)である十二様のシメハリギ(神木)を切った人が、十二様の鳥居につぶされてしまった。
![](../../YoukaiDB3/parts/spacer.gif) 類似事例 |
|
イカ 1932年 島根県 出雲沖の烏賊は、毎年大晦日の夜になると大社に参詣するが、参詣の済んだ烏賊は背中に黒点が付くという。
![](../../YoukaiDB3/parts/spacer.gif) 類似事例 |
|
(ゾクシン),タマシイ 1933年 愛知県 魂は四十九日までは家の棟にいるという。
![](../../YoukaiDB3/parts/spacer.gif) 類似事例 |
|
アズキアライ 1976年 京都府 岡部の中程にある藪に、アズキアライがいるという。
![](../../YoukaiDB3/parts/spacer.gif) 類似事例 |
|
ボウレイ 1933年 和歌山県 亡霊は四十九日までは家の棟を離れず、四十九日の餅つく音を聞いて離れるという。
![](../../YoukaiDB3/parts/spacer.gif) 類似事例 |
|
ヤマノカミサマ 1982年 新潟県 3月12日に山の神祭りのジュウニッコウ(十二講)が行われたが、この日は村休みになった。この日山へ行くと山の神様がバチをあてられて、けがをする。十二講をしないうちは山へ入ってはいけなかった。十二講前に山に行くには、太夫様のところへいってお祓いしてもらってからにせよともいう。十二講の祭りをしないうちは、薪伐りのハルヤマ(春山)にいてはならないといった。
![](../../YoukaiDB3/parts/spacer.gif) 類似事例 |
|
カミサマタチ 1974年 宮城県 神様たちが、「今からお産に行くが、その子の寿命は十八まで」と言っているのを聞いたので、おかんのん様がその家に行って八十八のお守りを書いてやったら、寿命が八十八まで延びた。
![](../../YoukaiDB3/parts/spacer.gif) 類似事例 |
|