国際日本文化研究センター トップページ
怪異・妖怪伝承データベース
データベース検索ページ 更新情報 お知らせ 怪異・妖怪とは データベース検索 異界の杜 製作者
データベース検索ページ

検索対象事例

ゴボウダネ
1916年 岐阜県
牛蒡種という家筋の人は不思議な力を持ち、家筋の外の者に対し憎いとか嫌だと思って睨むと、その相手は発熱し精神に異常をきたす。

類似事例(機械学習検索)

ゴンボダネ
1958年 岐阜県
牛蒡種の血統は部落に一戸くらいいる。この人に恨まれると病気になる。この家筋はハチブ(のけもの)にされて、嫁にもいけない。
類似事例

ゴンボダネ
1917年 岐阜県
牛蒡種の者は愛憎の念によって相手に病的な発作を生じさせることができる。牛蒡種の者が自分から牛蒡種を捨てようとする場合には、牛蒡種を財布につけて捨てる。そうすると拾った者につくという。
類似事例

ゴンボダネ
1958年 岐阜県
牛蒡種の人は生活や婚姻で差別を受けている。牛蒡種は男には憑かないという。牛蒡種が憑くと、御嶽行者に落としてもらう。
類似事例

ゴボウダネ
1936年 岐阜県
上洞、中洞、中宿等には牛蒡種という人がいる。牛蒡の種子が衣服に付くように人に取り付く人として、牛蒡種の人に取り付かれると語音動作等が牛蒡種の人に似る。世の人は牛蒡種の人を嫌い、その血統の人と結婚することを嫌う。
類似事例

ゴンボダネ
1958年 岐阜県
牛蒡種の血統の娘が嫁に行くと、その子供も牛蒡種の筋と言われるようになる。
類似事例

サクモツキンキ,ゴボウ,シ,(ゾクシン)
1916年 千葉県
牛蒡を作るとその家の者が必ず死ぬと言われている家がある。
類似事例

ゴンボダネ
1958年 岐阜県
牛蒡種の血統をゴンボウスジといい、いい頭をもつ俗人でない人と考えられている反面、結核やライ病の血統よりも恐れられ、避けられている。
類似事例

ゴンボダネ
1958年 岐阜県
ゴンボが憑くと、憑かれた人が「俺は○○だ」と名乗るのでわかる。ゴンボは人の秘密を口走る。牛蒡種の人は生活や婚姻で差別を受けている。ゴンボが憑くと、御嶽行者に落としてもらう。
類似事例

ゴンボダネ
1958年 岐阜県
牛蒡種の血統は牛蒡種同士での婚姻を余儀なくされている。
類似事例

スヒカヅラ,イヌガミ
1941年 徳島県
ネズミよりやや大きいもので、ある家筋の女性には二匹、男性には一匹がついているという。たまたま、姿を現したりする。それにとりつかれた人は病気を患ったり、犬の真似をしたり、自分が知るはずのない昔のことを語ったり、襖の向こう側のことを当てたり、さらに退治しに来た太夫のことまで当てたりする。一匹が誰かにとりつくともう一匹は気が抜けるので、それを掴まえて焼いて、とりつかれた人に飲ませば退くという。
類似事例

イチジヤマ
1934年 沖縄県
いちじやまとは人を呪う能力を持っている人のことである。たいてい女で、血筋によって伝わるが、非常に深く人を恨んだりするといちじやまと同じようになる。いちじやまが心の中で憎いと思うだけで、相手は病気になったり怪我をしたりする。
類似事例

セイレイ
1922年 佐賀県
茶の実で作った油を頭につけると、つけた人の生霊が他人につくといい、これを嫌う。
類似事例

アヤシミ,キン
1976年
怪を見ても怪しまなければ、その怪は破れる。ある家の炉に菌が出て家の者が驚いたが、主人が逆さまに生えていたら怪しいと言うと、菌は逆さまになった。主人は菌を笑い抜いてしまった。
類似事例

イシフリ
1932年 岡山県
庄屋の嫁が背中へ痛みを感じてから、家の中へ石が降ったり、焚いた豆腐が落ちたりなどの不思議が起こった。主人が旨いものをと言うと牛蒡が降ったので、もっとうまいものをというと蕗葉へ三つ葉の味噌アエ物が落ちてきた。若い下女に暇をやると怪異はなくなった。
類似事例

キツネツキ
1938年 鳥取県
突然、精神に異状をきたして狂態を演じる。また、自分の知らないことや遠方の出来事などをしゃべる。ふだんは食べない肴や油あげを食べる。喜怒哀楽の定まらない状態を狐つきという。
類似事例

イヌガミ
1936年 徳島県
犬神筋の家の者に恨まれた男の夫人は、犬神に憑かれて様々な病気で苦しんでいる。
類似事例

オーサキ
1995年 埼玉県
オーサキはお蚕さんをいいものととりかえたり、主人を罵った人に腹痛や頭痛をおこしたりする。
類似事例

シソクモチノキツネ
1954年 山梨県
病人のところに法印が押しかけ、この狐は何某の狐だと名指すと、病人の親は怒り、名指された家の婆を殺すと言って暴れる。また、某家の娘が熱病をした際にも、法印が来て畑に連れ出し、笹で熱湯をかけていると、家人が杓子で湯をかけ、娘は死んだという。家人は、狐が落ちると病人の体は喰い切られて死ぬ、と法印が言ったのを信じていたという。
類似事例

イキリョウ
1976年 大分県
生霊は筋によって子孫に伝わるといわれている。結婚の時などは、その筋の人を避ける。筋の人と結婚をしたときは、年飯を食べることで新たに筋の家となるという。日常の交際は普通にする。
類似事例

ゴンボダネ,イヅナ
1958年 岐阜県
牛蒡種の血統はイヅナも使うという。
類似事例

国際日本文化研究センター データベースの案内