カミサマ 2000年 愛媛県 同地には民間小祠が祀られており、この神はタゴリ(咳)に効くとされている。
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ミョウジン,ヘビカミサマ,ムラサメシンメイグウ,シラアメダイミョウジン 1971年 愛知県 ある日内海の船頭への託宣で「私は内海に住む明神也。昔そこに在った社に鎮座しておった。ふたたび社の再建をなせば村中を繁栄させ水をさずけん」と出たが当初何のことかわからなかった。それはおそらく蛇神様のことでありこの機に社を建立しようと、村人は再建を重ね、村雨神宮と尊称し万延元年の雨乞い祈願では雷雨強く、白雨大明神の霊験と拝した。
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スミヨシ,マツ,スワジンジャ,ダテマサムネ,ユメ 1956年 宮城県 国分三十三邑一ノ宮諏訪神社の別当宮ノ坊が寛永11年(1634)大晦日と翌元旦、「世を永く保つ心は政宗の世界静かに住吉の松」という夢想の歌を得て、これを政宗公に告げる。公は宮ノ坊に金を与えて、夢想披きの式を、近くの栗生西館に隠居していた元国老の茂庭了庵延元宅で行わせた。また延元を奉行として現在の社殿を建てて諏訪夢想大明神と号した。その神木が住吉の松である。
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(ゾクシン) 1981年 福岡県 イエドウ様を祀っている。あるいはイワイ堂とも呼ばれている。イボを取るときにここに願をかけると、よく取れるという。
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レイム,シンレイ 1973年 秋田県 大平山に鎮座する三吉大明神を信仰している者が怪しい夢を見た。それは山上で神人が人に日頃信仰により利益を与えるというものだった。妻も同じ夢を見たので急いで祠を建てると様々な願いが叶ったが、成就した時餅を供えなければ祟った。
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セイメイ,マツ,(ゾクシン) 2002年 福島県 昔、阿部晴明が東奥に下向したとき、松を植えて小社山神社を祭り、火難を除き富を得ることを祈願した。この社に祈ると、必ず成就するといわれている。
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ヤマノカミ,オイタアマ,ロウバ,イケノヌシ 1983年 岡山県 尼ヶ山の山頂には池があり、その池の主でもある山の神は、老いた尼の姿をしているという。ある年、日照りが続いて稲がみな枯れそうになり村中で心配していたところ、一人の老婆が現れて、自分を祀れば雨を降らしてやろうと言った。村人がその老婆の姿が見えなくなった池に祈ったところ、大雨が降った。今でも、日照りが続くとこの池に雨乞いをするのだという。
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テング 2001年 高知県 五位山の頂には天狗さんと呼ばれる小祠が祀られている。病気をよく治してくれる神さんと言われている。以前入院した人が出たとき、地域の人々がお参りに行ったところ治ったという。
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シロヘビ 1965年 山梨県 旧睦合村南部の町から西を望んだ高い丘の樹立の中に見えるのが諏訪神社であるが、これは、ある時、連日の雷雨のあと、塩沢部落に近い川水のよどみに一疋の白い蛇が「麻からのくき」に乗っていた。里人は諏訪神社の御使いは白蛇だと聞いていたので、おろそかに見捨てることができず、水面から救い上げて小さな祠を建てて祀ってやったものだという。そのことがあってから村人は祟りがあってはいけないと麻を植えることをやめた。
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トキワサン 1973年 奈良県 常盤さんという小祠が川の水の注ぐところに祀られているが、常盤御前がここで水あびをしたといわれている。
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スワダイミョウジン,オツカイシメ,フカ 1983年 岡山県 笠岡市北木島の氏神である諏訪大明神のオツカイシメは鱶である。昔は3つの部落が一緒に神輿をかついだのだが、これらの部落が喧嘩して別々に神輿を新調したところ、沖に鱶が現れて大荒れとなり、赤痢が流行して結局神輿は出せなくなったという。
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ヘビオウサマ 1921年 徳島県 藪林の中に蛇王大明神があって願い事がかなうといい非常にはやった。祠はなく、幟を立てて賽銭箱を置いただけのもの。竹伐の男が大蛇の尾を見て逃げ帰り村民に伝えたのが始まりという。警察署が参詣を禁じ、蛇王様も廃されてしまった。
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ヒイラギ 1983年 京都府 下賀茂神社の左側に柊の社という神社がある。ここに来て祈願する者は、何らかの木を植えておくのだが、その祈願が成就した時はそれらの木が柊に変わり、願いが叶わない時はそのままだという。
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オオトヨツサンウンリュウダイミョウジン 2001年 青森県 某家の屋敷内には祠があり、大豊津山霊龍大明神が祀られているが、これは、その祖父の代に身内や親類に不幸が続いた際、カミサマに見てもらって後に祀るようになったものだと言う。今では祠も古くなって朽ちかけているが、そのような状態で神を放置しておくと悪い神がは入り込んでしまうので、その新築を考えていると言う。
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シンメイサマ 1964年 福島県 三春町庚申坂の神明宮の神明様。この神明様は伊勢の大神宮様で、男と女の一対。(人々が供える)着物が100枚になると、祈祷して伊勢の大神宮に送る。ご神体はしゃくなげの木であるが、ふだんはもったいなくて拝めない。顔の白い布は年に1度ご元朝にしか取って拝めない。男のほうが少し小さく、胴体は径1寸ほどで和紙がまいてある。全長7、8寸。おしんめい様は出たくなると夜中でもいつでも出る。宮を守っている人の夢などで、「出たい出たい」と知らせる。そういうときは、すぐに出ないとしかられる。おしんめい様と歩いていると、76歳のじいさんでも一日中歩いて疲れない。
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アンバサマ 1939年 福島県 あんば様は、漁業家の信仰する神である。舟玉十二社のなかの一社で、大杉大明神という。
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ヘビ 1968年 奈良県 小玉置様という小祠があった。これは昔、この辺に直径3寸余りの大きな蛇を有志で祭ったものである。
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ハクサンサマ,イシガミサマ 1978年 秋田県 秋田市金足の小泉潟の付近にある鳰崎には、白山様と石神様の2つの祠があって、通常、雨乞いには白山様を用いる。効果のないときには、更に石神様も用いて雨乞いを行う。
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スワノカミ 1929年 石川県 三、四十年の間、某家で病人がたえぬので神主に伺うと、諏訪の神のいるモチの樹を伐りとったので、居所がなくなったから祟るのだと言われた。それから改めて松をいくらか植え、毎年お祭りするようになった。
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ハクジャ 1991年 長野県 蛇が池の白蛇は水神様だと信じており、白蛇のお宮として祠が建てられている。雨乞いの為にこの祠で祭事をすると雨が降る。祠付近には白蛇がいて、見かけた人によると、白くて1mほどだったという。
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