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怪異・妖怪伝承データベース
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検索対象事例

セキレイ
1959年 岐阜県
セキレイを取ると親も子も死んでしまう。また、セキレイをいじめると、いじめた人を呪って「親死ね、子死ね、鍋も茶碗も破れてしまえ」と鳴くという。

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セキレイ
1959年 富山県
セキレイを殺すと、目がつぶれ、倉がつぶれると言うところもある。
類似事例

セイレイ
1959年 千葉県
セキレイを取ると性的不能になる。
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セキレイ
1959年 島根県
セキレイの巣にさわったり卵を取ったりすると火事になる。
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サカウタ,クチ
2001年 鹿児島県
口説に蟹口説というものがあるが、蟹は他人からサカウタ(呪い歌)やクチ(呪い言)を掛けられたときに噛み切って無害にするという機能をもつ。サカウタは歌掛けの相手に呪いを掛けることが出来る歌のことである。サカウタを掛けられると霊力が弱くなりついには死に至る。故に他集落では無闇に歌掛けをしてはならない。
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ネモ
1998年 富山県
猫をいじめると祟りがあり、ネモ(念妄)があるといわれる。子猫を川に流した子供は、その後溺死して、死体のオチンチンは食いちぎられていた。猫のネモである。
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(ツキモノ)
1989年 長野県
憑き物に憑かれると、人を化かしたり、人を殺したり不幸にしたりしたという。
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イチジヤマ,ニンギョウ
1996年 沖縄県
イチジヤマは、人を呪詛して病を起こさせる。人形に針をあてて、呪いたい人間を殺すこともできる。また人形の頭を針で刺すと、その人間は頭痛がし、人形を鍋に入れて炒ると、人間を死に至らしめる。
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シシ
1999年
シシをとる人は、千匹とったら人を一人殺したことになると言われる。
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キツネ,タタリ
1938年 青森県
いたずらで狐を驚かすと、その後次々と不幸が起き、一家は皆死に、家がなくなった。狐の祟りであると言われる。
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ボウレイ
1943年 青森県
2人の娘がボート遊びをしていて転覆し、1人が死んだ。彼女は両親とも博打を打つので苦労していたが、彼女を妬んだ同級生がそれを理由にいじめた。彼女が死んだ頃には、いじめた方も家を出て働いていて、彼女が死んだことさえ知らなかった。しかし、毎晩夢にうなされて、病気のようになって帰郷した。娘を見ていた母親が亡霊に憑かれていると気づいて、死んだ娘の墓に1袋のゴマメを供えたところ、その後亡霊に悩まされることはなくなった。なお、こういう場合、供えるゴマメは、頭のないものは駄目で、供えるときも人に見られたり気づかれたりすると効果がないという。
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(ゾクシン)
1938年 長野県
箒をまたぐとねずみが笑う。また、女が箒をまたぐと産が重くなる、箒で人を叩くと叩いた人は家事のときに逃げ出せなくなる。家のものが出て行ってすぐに家を掃きだすと帰ってこなくなるなどとも言われている。
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ショウヅカバアサマ
1967年 茨城県
子供が言い付けを守らないと、「しょうづかばあさまが来て、塩をつけて焼いて食われる」という。ショウヅカは、エンマ大王と共に並置され、形相が恐ろしい守護神として畏敬されている。
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ネコ
1986年 大分県
猫は魔性の生き物であるから猫を殺すと憑かれる。
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ネコ,(ゾクシン)
1915年 群馬県
猫を殺すと8代祟る。その間は子猫が育たない。打ち殺すときには、どんなに堅固な棒でも必ず折れるといわれている。
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ネコ,タタリ,(ゾクシン)
1915年 群馬県
猫を殺すと8代祟る。その間は子猫が育たない。打ち殺すときには、どんなに堅固な棒でも必ず折れるといわれている。
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クジラ,タタリ
1999年 長崎県
出産をするので捕獲しないでほしいと言う鯨の願いを聞かず、海で鯨を獲った深沢家の子孫には不幸が続いた。深沢家の墓を取り壊した際に出た石垣などを持ち帰った人たちの家にも不吉なことが起こった。これは鯨の祟りだろうとみんなが恐ろしがった。
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タヌキ
1962年 徳島県
タヌキが人間の赤子の泣き声を真似て人をだます。その声を聞いた家には必ず死人が出る。
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シヌカミサマ
2001年 鹿児島県
シぬカミ様(火の神)は、怒らせると子供に火遊びをさせて家に火を点けさせるという。
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コンピラサマ
1985年 香川県
妊婦を金毘羅様へ連れて行ったため、子が死んだことがある。金毘羅様は女神といわれ、女を嫌うのである。
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キツネ
1983年 茨城県
狐を夫婦の片方だけ殺すと、子どもを囲炉裏に落とすなどよくないことが起きる。
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