(ミガワリダイシ),オマモリサマ 1973年 岐阜県 4歳の子供が先日自動車の下になり大変危険だったが、身に付けていた身代のお守り様のおかげで怪我もなく無事だった。
類似事例 |
|
ノガマ 1941年 徳島県 何もないものの大怪我をした時に、ノガマに喰われたという。
類似事例 |
|
(ミガワリダイシ),オマモリ 1973年 広島県 この夏、ある人が数間の谷間に転落した時、怪我も何もないので身代わりのお守りを拝すると、二つに割れていた。
類似事例 |
|
(ゾクシン),(ワルイバショ) 1935年 奈良県 奈良駅の西南へ3丁ほどいった、関西線の第二という踏切では、犬、猫、鼠などがよく轢かれる。そしてその後できっと人が轢かれる。
類似事例 |
|
クビナシウマ 1975年 愛媛県 毎年大晦日に、首なし馬が鈴音をさせて、神子の森から日の峰を通って奈良ノ木の旧道沿いに鴨部へ走っていった。神様のお守りがあれば首なし馬にあっても安全だが、お守りはむしりとられているという。首なし馬の通り道を縄目という。ここに炭かまを作るとかまの天井が取れないという。また、首なし馬にお守りなしで出会うと3日以内に死ぬという。
類似事例 |
|
〔フナジゾウ〕 1980年 岐阜県 船地蔵は、高原川の上流から船に乗って流れ着いた。交通安全の地蔵である。この向かいで自動車が落ちても、自転車から落ちても、怪我をしたことがないといわれている。
類似事例 |
|
タヌキ 1981年 和歌山県 話者の家の裏山ではよく狸が化かす。夜、自動車で来た人が、後ろから自動車が来るので先に行かせようとして横道に入って待ったが、車は来なかった。狸の仕業。
類似事例 |
|
コウシン(ゾクシン) 1966年 栃木県 庚申様は血を嫌う。特に出産の血を嫌う。庚申の日に出来た子供は8本の手をもつといわれた。お産のあった家の人は75日間庚申様の宿に立ち寄ることが許されなかった。
類似事例 |
|
コウシンサマ,コウシンクヨウトウ,コウシンマチ,コウシンマツリナド 2001年 青森県 七庚申の年とは、十干十二支の組み合わせによって庚申待ちが通常年に6回、旧暦の場合は7回行われる年を言うが、南部地方では、この年について「ケガジがない」とか「豊作の年」であるとか言う。現在の信仰形態については、その庚申講の組織、宿となる家、庚申の晩に行われる勤行などについて報告されている。上北町上野では、この神様は子供の神様でもあるとされており、墓参りの際には、お申様(オサルサマ・庚申塔)にも供え物をする。
類似事例 |
|
(ゾクシン) 1976年 大阪府 当寺(四天王寺)の庚申堂は、大宝元年正月7日の庚申の日、僧に感徳があった霊場で、本朝最初の庚申とされる。昔、12月の庚申の日を仕舞庚申と俗に言い、その日に庚申堂へ裸体で参詣すれば遺尿が治ると言って、裸に褌のみで参詣する者が多かった。
類似事例 |
|
(ゾクシン) 1977年 和歌山県 庚申さんに関する俗信。庚申の晩に産まれた子は、盗人になるという、など。
類似事例 |
|
テングサン 1983年 山梨県 天狗さんという人は急にいなくなって立派な成年になって帰ってきた人だ。その天狗さんが駄賃つけに馬を引いていって、須走の食堂でお金を持っていなくて貸しておいてもらいたいといったが、食堂のお婆さんに怒られた。そこで、外に出て天に向かってお金を貸してくれといったら、天からお金が降ってきたので、お婆さんはびっくりしてお金を取れなかった。
類似事例 |
|
オコナイサマ 1964年 福島県 福島県野田の行(おこない)神社はおこないさまと呼ばれている。(おこないさまとは、修験者のこと)
類似事例 |
|
テング 1983年 東京都 お天狗さまの岩にはカリグラのお天狗さまがいる。不幸や何かで立ち合ってからすぐそばを通ると、お天狗さまは腰をたてるか何かして通りかかった人の首を曲げるそうである。
類似事例 |
|
モリサマ 1975年 山口県 内山家の裏山の中腹にある森さまは、きちんと掃除をしてきれいにしておくと、お金に困らないといわれていた。これは家の鎮守様だという。森さまの近くにある松の木を切ったら、切った人が怪我をしたという。
類似事例 |
|
コウシンコウ 1968年 群馬県 庚申様は家の神様で、庚申の日に庚申講をする。宿は12月にくじを引いて決める。やらずにいるとその時期に災難があるといい、実際にやらずにいたところ、ある家が火事になったことがある。
類似事例 |
|
フナユウレイ 1975年 長崎県 船幽霊はあまり信じられていないが、切れものと水を持っているといわれ。猟師は大抵、佐賀のユウトクのお守りか、四国の金毘羅様のお守りをもっているということである。
類似事例 |
|
コウシンサン 1960年 宮城県 庚申さんを信仰していた船主の子は、船に遊びに行ったときやかましくしたので船から突き落とされてしまった。人々は子供が死んだと思ったが、子供は生きており、庚申さんが助けたのだと言われた。
類似事例 |
|
ヘビ 1937年 愛知県 蛇に足があると信じている者が村には1人か2人いる。馬車に轢かれて足を出して死んでいたという。雞の足のような形をしているとも言う。
類似事例 |
|
コウシン(ゾクシン) 1972年 岐阜県 庚申さんに関する俗信。庚申さんを念じると、お産が軽くなるという。お産で死ぬと血の池地獄に落ちるというが、庚申さんが髪を捕まえてくれるという。
類似事例 |
|
ナニカオモシロイモノ 1992年 鹿児島県 俊岡自動車工場の先のあたりでは、年中何かおもしろいものが見えたたという。
類似事例 |
|