メオトイシ 1987年 長野県 この石にあがると怪我をする。
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バトウカンノンサマ 1995年 愛知県 豊橋市小松原の観音様に願掛けに行った目の見えない人の夢枕に観音様が立たれ、もっと近くに本尊があると告げた。その人が西尾市西幡豆町松原の馬頭観音を訪れたら、目の病気が治ったという。実は小松原の観音と松原の観音は同木で作られているという。
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チンショウ 1974年 長野県 鐘ケ渕では泳いで沈鐘の上にゆくと底へひきこまれるという。
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チンショウ,アマゴイ 1974年 長野県 釣鐘渕の沈鐘は引き揚げられて寺におさめられており、日照りが続いて畑の作物が枯れるというときに、その鐘を渕に沈めて雨乞いすると必ず雨が降ると言われている。
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テンニョ 1936年 静岡県 三保松原には天女の羽衣伝説がある。
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クダギツネ 1913年 長野県 波多の松原を越えようと歩いていた小学校の教員が急に狐に憑かれ、「波多へ帰ろうか、新しい村の方へ行こうかと思って、松の木の上にあがって考えていた」と口走った。管狐に憑かれる人は男より女、特に神経質な人である場合が多いといわれている。
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リュウトウ 1967年 茨城県 赤い火の玉が水の上から空に舞い上がり、川に沿って神社の参道口にある松のこずえで消える。次の火の玉が次の川から上ってくるというように、一晩中竜燈があがっては消え、あがっては消えていく。
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オウカガイ 1985年 山梨県 Aさんの小さい頃、観音寺のそばにあるお地蔵様のようなもののなかの、首のないもので一部の年寄りがオウカガイをたてることがあった。自分のことを占うのだが、願い事がかなうときは軽くあがり、かなわないときは重くてあがらない。
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ミサキ,ミサキバナシ 1983年 岡山県 新墓供え物を烏がとらないとミズノコ(鉢に水を入れて野菜などを浮かべたもの)があがらないという。ムズノコがあがらないのは亡者にミサキが憑いているからであると考えられ、僧や法印に拝んでもらってミサキバナシをする。
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ウジガミサマノヘビ 1987年 長野県 昔,諏訪様を祀る氏神様の境内に蛇が多かった。近くに住む寺の和尚様に蛇封じのお経をあげてもらうと,不思議なことに蛇は現れなくなった。
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チンショウ 1974年 新潟県 西光寺の鐘が毎晩、海へゆこうか、川へゆこうかと鳴るので、住職が海なり川なり好きな方へゆくがよい、というと、龍頭が切れて転がりだし、下の鐘が渕に入って沈んだという。
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ニンギョ 2002年 鹿児島県 ずっと昔,井之川で実際に人魚があがったことがある。下側は魚,上は人間であった。
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ヤマノカミサマ 1983年 山梨県 昔、Aさんの先祖が1月17日に山に入って斧をふりあげたところを、山の神様が止めて、その斧があがったまま下がらなかった。それで山の神様を祭ってある。
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オハルキツネ 1937年 福井県 新保の松原に住むおはる狐は大金持ちで、法事や祝儀の時に村人がお椀を借りに行くと、その日までには必ず届けてくれる。
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リュウトウ 1964年 福島県 往生山には毎年6月24日に竜燈があがるという。
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タヌキ 1989年 静岡県 松野の松原寺に寄付金集めの僧が来た。江戸に行く途中に犬に食い殺され、正体を現して狸になった。
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(ゾクシン),ネコ 1933年 福島県 死人には屏風を逆さに立て着物は裾を頭の方にかけ箒をあげておく。猫にあがられると死人が起きあがって歩き出すからだという。
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セイカツニカンスルイゲ 1944年 福井県 イゲ(穢れ)がある者が守らねばならない禁忌は多い。また、産や死のイゲがあるものは嫌われる。ある時、葬式団子を懐に入れた者が囲炉裏にあたっていたが、その側だけ餅米が蒸しあがらない。変に思って帰らせたところ、すぐ蒸しあがったこともあった。
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ヒョウスボ,セコ 1965年 宮崎県 ヒョウスボは陸にあがるとセコになる。赤蜂が好物である。
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タマガイ 1970年 沖縄県 ヨウカビーには山の上に登って火の玉(タマガイ)が上がるかどうかを見た。火の玉があがった時は、あがった所の家に不幸が起こるとして、神人に申し入れ、魔よけのウガンをかけてもらった。ウガン日は10日から15日である。現在は行なわれていない。
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(ゾクシン) 1986年 埼玉県 猫が舟の中で粗相をすると天気が荒れる。亀が上にあがると大水が出る。
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