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検索対象事例

オシンメイサマ
1988年 福島県
正月の遊びとして男女の別なくオシンメ踊りを行った。ある家のオシンメイサマは布でまいた木の棒で、それを借りてきて若い娘に目隠しさせて持たせ、一座のまんなかに坐らせる。若い男女がとりかこんで「ついた、ついた・・・」とはやしたてると手がふるえだすので、神がのりうつったとわかる。「嫁さまもらうべ、どこの方にあっぺ」などと尋ねるとしかるべく答えるという。

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オシンメイサマ
1988年 福島県
1人の女が目隠しして両手にオシンメイサマをもって、まわりの男女が「つき山・・・」と繰り返すと、ぶるぶるふるえて神がのりつく。「米がとれるか」などと聞くとはっきり答える。背中をたたくとふるえがとまって元通りになる。
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オシンメイサマ
1988年 福島県
昭和36、7年頃まで、女の人たちが集まってオシンメ遊びが行われていた。車座になってオシンメイサマで背中を叩いたりしてオシンメイサマをあそばせた。集まった女の人にオシンメイサマが憑く人と憑かない人があるという。
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オシンメイサマ
1988年 福島県
3月15日に人々を集めオシンメイサマを遊ばせた。各自順にオシンメイサマを手にし、額の辺りにあて一心に祈るとオシンメイサマが憑依して座ったまま部屋中を飛び跳ねる人が現れる。
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オカマサマ
1969年 福島県
若い娘を目隠しし、笹とヘラを持たせて中央に座らせる。大勢の女が周りで唱え言を唱えるとオカマ様がのり憑く。囃し立てると歌に合わせて何でも踊ってくれる。思いきり踊らせてから「休んでください」というと眠ってしまい、顔に水を吹くとハッと目を覚ます。
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サンマイタロウ
2000年 石川県
子供をしかる時、サンマイタロウが来るぞと言ってよく驚かせたものだ。他に、狐やムジナが来ると言って驚かせたこともあったという。
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タヌキ,ワカイオトコ
1978年 和歌山県
昔、娘が紙を梳いていると、若い男が呼ぶのでそこへついていった。帰りが遅いので村人が探しに行くと、娘は木の株のところでぼけっと座っていた。狸が若い男に化けて娘を騙したのだろうといわれた。
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ジゾウサマ
1969年 福島県
明治末の話だが、正月に若い女ばかりが宿に集まり、1人に目隠しし笹と幣束を持たせる。周りで唱え言を繰り返すとがさがさ震えて地蔵様がのり憑く。それに向って何でも聞きたいことを聞いた。
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サンマイタロウ
2000年 石川県
子供をしかる時、サンマイタロウのところへ連れて行くと言ってよく驚かせたものだ。
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キツネ
1995年 愛知県
狐は化かして同じところをくるくる歩かせて、人を帰れなくさせる。
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イヌガミ
1996年 徳島県
集落に1・2件は犬神筋の家がある。嫁が持っていればついてくる。憑かれた人に太夫が御幣を持たせるとピョンピョンとんで、ばたっと倒れ仮死状態になった。憑かれるのはおっちょこちょいの人が多い。憑くと目つきが変わる。太夫が拝むとどこから来たか答える。予防には出雲大社がよく効くという。持っている人と喧嘩をすると追いかけられる。その家で生まれた女性は全部持っており、その家に嫁に行くとうつる。何か特別の神を祀っている。先祖のようだがよくわからない。
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カマナリ
1979年
釜が鳴り出したら、男に女装させて拝ませたら止む。また、女性を男装させて拝ませてもよい。
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ヤマノカミ
1963年 群馬県
山の神は男だとも、女だとも言われる。一方、男女どちらでもなかろうという者もある。
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オシンメイサマ
1988年 福島県
11月15日をオシンメイサマの年越しと言って、この日の午後からこれを祀る家では子供達を集めてオシンメイサマを遊ばせた。集まった子供の中にはこれに憑かれる子もいた。
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キツネ
1962年 神奈川県
市間の下ニワでは稲荷講の際に富士の行者が招かれて祈禱する。その時宿になった家の地所に必ず狐がいるといわれていて家の男の家人がよりましになり目隠しして幣束を持ち、狐をのりうつらせ、年の豊凶や病気のことを質問する。狐がのりうつる状態を稲荷踊という。
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オシンメサマ
1977年 福島県
和田家の庭の辺りにホイト小屋のような場所があり、オシンメ様という人が住んでいた。オシンメ様は門付けのようなことをしてお金を稼いでいた。あるとき、ある人がオシンメ様が金を数えているところを見て、刀で殺してしまった。後に殺した人に祟りがあったので、鎮めるために祠を作って供養をしたという。
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カマナリ
1979年
釜が鳴ったら、男に女の格好をさせて拝ませると止む。女に男の格好をさせて拝ませてもよい。
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キツネ
1985年 埼玉県
1人に目隠しをし幣神を持たせ中央に座らせる。周囲から子供たちが唱え言を言う。誰か1人に憑くとすぐ戻して別の人に憑けたが、10人に1人くらいしか憑かなかった。なかなか元に戻らず、御嶽の行者に祈ってもらったこともある。
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オシンメイサマ
1988年 福島県
旧暦11月15日にオシンメイサマを遊ばせるといって小学生位の子供を呼び集める。タユサマに頼んで祝詞をあげてもらうと集まった子供の一人にオシンメイサマが憑依して座ったままで部屋中をピョンピョン跳ねる。
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オシンメイサマ
1988年 福島県
オシンメイサマを祀る3戸の家の主婦が旧暦11月15日の午後一つの家に集まる。呪言を繰り返すと3人の主婦の中にオシンメイサマが憑依するものが現れる。来年の作柄について尋ねると答えてくれる。
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オシンメイサマ
1988年 福島県
旧暦11月15日に主婦が集まりオシンメイサマを遊ばせる。太夫に祝詞をあげてもらうと集まった人にオシンメイサマが憑依してピョンピョン飛び跳ねるものがでる。憑依した人はお告げをする。
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ベンザイテン,ヘビ
1935年
昔、ある弁才天の神官の家にひとりの娘がいた。近所の百姓が多忙の時期には娘の手を借りることもあった。ある時百姓が養蚕のために手が不足したのでその娘を頼みにいくと、神官の家に出産があり手がいるので娘を借りることができなかった。しかし百姓が家に帰るとその娘が来ており、都合がついたという。それから娘は毎日その百姓の手伝いをした。仕事に区切りがついたので、娘を返すため神官の家まで送ると、娘はお参りをさせてくださいと言って神社に入ったきり帰ってこない。神官の家を訪れると娘はちゃんといて、手伝いには行っていないという。そこで百姓と神官が弁才天の前まで行くとその娘そっくりの頭を持った蛇がいた。神官が礼を述べると蛇は姿を消した。
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