(ゾクシン) 1942年 高知県 喪のある者が漁に出かけると不漁だという。
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(ゾクシン) 1942年 宮城県 喪の忌みをシニビ(死火)といい、サンヒ(産忌・産火)のときと同様に、7日間、乗船を遠慮する。
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(ゾクシン) 1942年 宮崎県 喪の忌みがある者をホトケマツリといい、網曳きには出るが、モチアバ(もち網端・袋網につけた浮き木)の上を越えぬように気をつける。
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イミ,ブッコミ 1964年 福島県 正月・5月・9月は忌みのかかることを嫌う。ことに正月の松の内(15日まで)の忌みは、ぶっこみといい、忌みのある家からは家族も親類も出られない。
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(ゾクシン) 1938年 新潟県 漁に出る道で、漁師が蛇に会うと不漁だといって忌むという。このときは蛇に唾液をかけて三歩後ずさりしてから改めて前進するといい。漁具を女性が跨ぐことを忌み、やむをえない場合は跨がずに踏むという。漁に出る道で、女性に会うと豊漁だという。
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チノイミ 1964年 福島県 産の忌みは7日間で、この間は海へ出ない。お産のときのおむし飯を食べても海に出てはならない。
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リョウドメ 1939年 島根県 盆の16日はフナダマサン(船のこと)に乗るものではないと言って、絶対に下ろさないという。昔、この日に漁に出て大漁だったが、帰ってくると皆茄子になっていたという。8月1日と15日は漁止めの日だが、凪なら漁に出ても良いという、など。
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(ゾクシン) 1942年 漁夫が、産火を忌み、赤不浄と言う。乗船して漁に出る事を禁じられる。
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カメ 1985年 静岡県 漁の間に亀にあうと漁があがった。ときどき亀が流木にとりついて漂っていることがあるが、その木をひろいあげて船にある木を投げてやると漁があがるという。漁が悪くなるので漁の間亀を見つけてもつかまえて食ってはいけない。
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(ゾクシン) 1939年 新潟県 正月5日間のうちに、トロロを食べると、中風にかからないといわれている。
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(ゾクシン) 1935年 鳥取県 妊婦が兎を食べると三口の子が生まれるのでこれを忌む。また、牛肉を食べると四つばいの子が生まれるのでこれも忌む。油気のものも忌むというが、理由は述べられていない。
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(ゾクシン) 1968年 愛媛県 お産と月経は禁忌であった。お産に使用したものや後産は日光に当てることを忌んで、夜に海辺に埋めたりした。お産の忌みは7日間で晴れ、床払いをした。また、月経のときは、家の座敷に入ること・神前に額ずくこと・火を使うこと・井戸水を汲むことが忌まれていたという。
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オニ 1975年 福岡県 斉明天皇が治世6年目に死んだ後、朝倉山の上に大きな笠をかぶった鬼が喪儀を見ていたという。
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(ゾクシン) 1982年 宮城県 漁に関する俗信一束。
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(コクソンノカミノタタリ) 1991年 高知県 黒尊川で漁をする時には尻の穴を洗い、川へ潜って石を取ってきてお許しが出てから漁をする人がいた。
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(ゾクシン) 1938年 徳島県 ハテノハツカは、山へ入ることを忌む日だといわれている。
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(ゾクシン) 1984年 新潟県 カラスと漁に関する俗信。カラスがムラの堂の上の高石にとまって、沖に向いてガァガァはしゃいで鳴くと、漁があるといった。それを漁ガラスというところもある。巻
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(ゾクシン) 1942年 高知県 棺に入れて、死者と共に葬った6文銭を拾っておいて、漁に持っていくと、必ず漁がある。
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カナヤゴガミ 1947年 島根県 金屋子神は女の神で、女をとても嫌う。月経中で穢のある女は7日間鑪に入らない。出産した女は33日間鑪に入らない。その夫は17日間鑪に入らず、33日間女と同じ火で作った飯を食わない。出産のあった家のものは17日間鑪に入らない。
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(ゾクシン) 1992年 宮崎県 田植えを忌む日に関する俗信一束。
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キツネノナキゴエ 1951年 石川県 石川県鹿島郡では、家の漁を守る狐がおり、この狐が鳴くと翌朝はかならず漁があるとされる。昨冬に2,3回来たが、その翌朝は鰯が大漁だった。
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