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怪異・妖怪伝承データベース
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検索対象事例

カミ,ユメ,オツゲ
1967年 青森県
青森県中津軽郡のある女性は15歳のとき結婚し17歳で子持ちとなる。結婚以来姑などとの間で苦労が多く、部落の八幡様に行っては拝んで泣いていた。その上親の身代が傾いたためひどい貧乏に苦しみ28歳で信仰を始めた。板柳の人に板柳の高増神社の話を聞いたあと、悩み事があり夢で板柳へ行けとお告げがあったのがきっかけという。その後10年間高増大神にお祈りした結果、ある日神が自分に来たと確信した。祈祷をして胸にサトリがあるとそれを信者に伝える。又難問の場合はサンゴを使って占う。

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カミサマ,ゴミソ
1967年 青森県
青森県八戸市のある女性は14歳で養女に出され、17歳で結婚し12年間に9人子供をなした。29歳のとき授乳中に突然具合が悪くなり失神状態となり、急に「カミサマだ」と叫びだした。それ以後彼女はカミサマとなった。それ以来言うことが良く当たり、大勢の人が相談に来るようになった。しかし妬む人もいるので修行をした。様々な相談が持ち込まれるが、祈祷をすると神が彼女の口を借りて喋る。
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(ケッコンニカンスルキンキ)
1956年 宮城県
正月に結婚話はしない。嫁をもらう年は煤掃きをしてはいけない。結婚祝儀の食べ物を山盛りにしてはいけない。丙午生まれの女性との結婚は避ける、あるいは結婚すると夫が不幸になる、などの禁忌がある。
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ミコ
1981年 東京都
Dミコは17歳のときランニングをしていて急に息が苦しくなり、体がしびれて舌がもつれ、気が遠くなる。小笠原のミコにきくと神信心しないといけないと言われ、信心したが時々カミシブレになった。22歳で大賀郷へ来て結婚、長女が生まれまたカミシブレが激しくなる。27歳で大病をし死にかかったが、Bミコが拝むと「島で大急ぎで祈祷せよ。神の道に入れば助けてやる。3日猶予をやる」と神の指示があった。神の言葉どおり3日目に床起しができたという。それ以後Bミコらについて修行をし、カミソーデを受けた。
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トシガミ
1937年 島根県
歳神が歳魂くばりをしていると、ひとつ余ったので竹やぶに捨てたら、歳を取るのが嫌で逃げて潜んでいた男の頭に落ちたので、彼は余儀なく歳を取った。
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(ゾクシン)
1974年 宮城県
厄年に関する俗信。女性33歳と男性42歳・62歳・88歳には、正月過ぎに厄落としをするという。正月の15日には紅白の重ね餅を近所の人にもらう。3人からもらうといいという。
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ゴミソ,カミサマ,カミノチカラ
1967年 青森県
T・Sは結婚後間もなく体が弱く医者に見離された主人のために神信仰をはじめたことによる。当時は石ころを神体として拝んでいた。主人の病気を28日で治そうと決めて祈祷をしたところ、28日目に起きることが出来た。
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ヤマイヌ,オオカミ
1993年 静岡県
話者が17歳のとき、炭木を切りに行ったら、連れて行った犬が切り株に頭を擦り付ける。そこに山犬の糞があった。何となく納屋において、忘れていた。29歳のとき百日咳が流行り、祈祷してもらった際、法印が「この家にはえらいお守りがあるから狐がつくことはない」と言った。山犬の糞の事だと思って見に行ったらなくなっていた。
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カミサマ,ウンサダメ
1967年 新潟県
昔、大工がお宮に泊まっていると、夜中頃、村で生まれた娘は泊まっている大工と結婚すると神々が話しているのを聞いた。結婚が遅くなるのを嫌って大工が娘を殺そうとしたが果たせなかった。結局20年後にその娘と結婚した。
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(ゾクシン)
1972年 岐阜県
上神原では女性33歳・男性25歳の厄年にお産をすると良くないという。
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(シジュウニノフタツゴ),タタリ
1979年
いつの頃からか言い始めたのか、「四十二の二つ子」といって、親が42歳になった時にその子供が2歳ならば、親子のいずれかに祟りが起きるという。
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イヌガミ
1975年 高知県
犬神党だと言われる家は2、3軒あるが、土地の人にには相手にされず、よその人と結婚することが多い。
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ヘビ
1928年 鳥取県
松江城主のお姫様が10歳のときに参詣した折、赤松が池に入って蛇体になった。そのため、今でも10歳の子には参詣させない。
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(ゾクシン)
1973年 三重県
女性が33歳のときの子供は、親孝行をするといわれている。
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トシガミサマ
1943年 山梨県
あらぶく(親の忌みにある者)は、歳神様の下を通る事ができない。
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ゴミソ,カミサマ,ユメノオツゲ,ジゾウサマ
1967年 秋田県
秋田県大仙市(旧・大曲市)のある男性は23歳のときカミサマとなった。表具師をしていた彼は大正14年に四ッ屋村に襖修繕に出かけたが、3晩目にどうしても帰宅したくなり、午後12時ごろに家に帰った。夢に数珠と錫杖を持った地蔵様が現れ、「人を助ければ自分も助かる」といって、人を助ける術を話してくれた。このころ彼は生活の苦労がひどかったという。神が授けられたのが3月23日で、3月26日には長野に住む人が「夢のお告げで知らされた」といって訪ねてきた。この人を救ってから次第に人が来るようになった。66通りの法を授けられているという。
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ネコ
1958年 岐阜県
歳を経た猫は主人を狙うので、猫の歳を聞かれたら必ず「3つ」と答えなくてはならない。
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ダサイコウジン,タイサイシン,タイサイサマ,トシノカミ,イナサクガミ,タノカミ
1983年 岡山県
ダサイ荒神にはしばしば太宰の文字があてられることもあるが、太歳神の荒神であって、県南地方では、これを太歳様と呼ぶことが多い。これは祟りやすい神で、祀ってあるところの落ち枝を拾っただけでもお咎めがあるのだという。この神は田や畑の中に祀られていることが多く、田の神の性格を持つもののようである。
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(ゾクシン)
1973年 三重県
厄年に関する俗信。厄年は男性17・25・42・61・88、女性19・33・61・77・88である。この年のときは結婚を避けるという。17歳は元服、25歳は八方ふさがりという。この年のときに家から出て行くのは良くないが、嫁をもらうのは良いとされているという、など。
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オイナリサマ
1968年 佐賀県
占いの上手な人がいて、お稲荷様を信仰していた。漁の神、商売の神といわれ、漁師の信仰が厚い。1960年頃までは2月初午に5,60人の人がお参りしていた。祈祷師にお稲荷様が乗り移り、3度震えて鼻声になり、お告げをする。指示通りにして大学受験や公務員試験に受かった人も多いという。お稲荷様は祈祷師以外に、17,8歳以上の乗り移り易い人にも憑く。憑かれた人は鼻声になり知らない祝詞を唱えたり、文盲の人が書けないはずの字を書いたりするという。
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カミカクシ
1984年 新潟県
20歳くらいになったムラの女性が「神かくし」になって、村中で探したが見つからなかったが、後で自分で出てきた。
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シロギツネ
1941年 大阪府
ある男が結婚した相手は、実は白狐であった。
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