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怪異・妖怪伝承データベース
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検索対象事例

ゴミソ,カミサマ
1967年 青森県
大正末頃、青森県弘前市のある女性は娘の体を心配し、ゴミソに相談に行き、そのとき勧められて赤倉山に行くようになった。鼻和村のウブスナさまに3年3ヶ月の願をかけて神信仰している間に成田の不動様の姿が入った。翌年正月から赤倉に行き大石神社で3日の行をしているうちに霊感を得てゴミソになった。

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ヤマヒト
1993年 秋田県
山で行方不明になった人をゴミソに見てもらうと、「山人になって嬶をもらって暮らしているから心配するな」と言った。
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シンダヒトノタタリ
1995年 秋田県
死人を土葬にして供物をあげないで放っておくと、小さな子供に取り憑いて「物が食べたい」と言って台所などを走り回った。空腹で仕方ないせいだとゴミソに言われた。
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(ゾクシン)
1982年 新潟県
眼にゴミが入ったときの呪的療法。眼をあけてツバキを3回する。「俺の眼にはなんでもない。鳥の目にはゴミ一杯。仏様のクマンザレで掻き出しておくれ」と唱えながら目を拭くと出る、など。
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トラジュマル
1934年 鹿児島県
昔あったことである。子供のない夫婦が3年3ヶ月神様にお願いを立てると、妻が妊娠して、3年3ヶ月胎内にいた。虎寿丸と名づけられた子は17、8歳で修行に出て、殿様の子を嫁にもらい、親を呼んで殿様の養子に入った。
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シ,(ゾクシン)
1915年 和歌山県
3人に3度廻られると死ぬという。
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カブソ
1977年 富山県
カブソ(かわうそ)は、人が通ると川に飛びこみ驚かしていた。
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ボチデコロブ,(ゾクシン)
1915年 栃木県
墓地で転ぶと3年のうちに死ぬといわれている。
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レイ,レイカン,カミ,カミサマ
1967年 青森県
青森県黒石市のある女性は11歳頃から霊感を覚えた。神から教えられたり、神の姿を見ることがあったので主人の死後は山に入った。断食の行中に神に会えるようになったが、逆に神に疑問をもち、善神、悪神を教えよとご神体を川に流した。神体は戻ってきたが、今度は神体を灰にせよと神に教えられたので焼いて川に流した。「物食うな」という声で断食もした。2週間しても神の許しがないので神社に篭って滝に打たれた。悪神について聞くと周りに恐しいものが出た。許しは1週間後に出た。ミヤは全て神の声の命ずるままにやってきたという。
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ゴミソ,カミサマ,ユメノオツゲ,ジゾウサマ
1967年 秋田県
秋田県大仙市(旧・大曲市)のある男性は23歳のときカミサマとなった。表具師をしていた彼は大正14年に四ッ屋村に襖修繕に出かけたが、3晩目にどうしても帰宅したくなり、午後12時ごろに家に帰った。夢に数珠と錫杖を持った地蔵様が現れ、「人を助ければ自分も助かる」といって、人を助ける術を話してくれた。このころ彼は生活の苦労がひどかったという。神が授けられたのが3月23日で、3月26日には長野に住む人が「夢のお告げで知らされた」といって訪ねてきた。この人を救ってから次第に人が来るようになった。66通りの法を授けられているという。
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(ゾクシン)
1974年 滋賀県
年中行事に関する俗信。子どもが産まれてくる予定の正月には、最初に男性が入ってくると男児が生まれるといわれ、女性が入ってくることを嫌うという。2月の初午にお稲荷さんに油揚げを二枚供えると、金持ちになるという。5月節供の日には、蛇が男に化けて娘を嫁に連れて行くから、屋根にヨゴミしょうぶをさして蛇除けにするという、など。
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イズナ
1988年 岩手県
イズナは不景気になると流行するといわれ、明治末年から大正にかけて流行し、3、40年前までは話をよく聞いた。
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テング
1977年 東京都
小石川伝通院山内にいる岱雄という者は、僧とともに出かけたが帰らず、2日後、寺の寮で昏倒しているところを発見された。気が付いて語るには、供をしている時に、体が自然に空へ昇り、それから成田不動へ参詣し、大樹の間にいた出家者たちと相撲をしたり、食事をとったりし、7日ほどいたという。天狗の仕業でも趣あるものだ。また天狗は、再び参詣したければ、東を向いて不動を念じろと言った。そうすると再び天狗が現れ、成田山へ連れていかれた。帰りに諸々の土産ももらった。
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ハカバ,シ,(ゾクシン)
1916年 和歌山県
墓場で転ぶと3年の間に死ぬという。
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カッパ
1989年 群馬県
吾妻川で百姓が馬を洗っていたら、尻尾に河童がくっついてきて「馬のソがほしい」というので、諦めさせるつもりで「1晩で家の周りに石垣を積め」と言ったら、河童はその通りにしたのでしかたなく馬のソをくれてやった。その石垣を河童の石垣という。
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キツネビ
1971年 福島県
昔は狐火があって、ピンカピンカピンカピンカと見える。10ぐらいになっているのが3つぐらいになり、ずーっと行くと20ぐらいになったりする。
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テング
1977年 神奈川県
明神岳の下のモミソの木には天狗がいるといわれており、太鼓を叩いたり笛を吹いたりする音がしばしば聞こえたのだという。
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カキノキ,(ゾクシン)
1916年 千葉県
柿の木から落ちると3年たたないうちに死ぬ。
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ナガモノ,ジジ,バア
1968年 奈良県
大きな岩穴に鉈を落としてしまった。中に入ったら爺さんと婆さんがいて、3日いただけなのに帰ってきたら3ヶ月たっていた。なお、岩穴の主はナガモノだという。
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(ヤマノカミサマ)
1987年 岐阜県
これまでには、山に入ってはいけない日に山に入って死んだ人が2、3人いた。
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リュウグウ
1982年 群馬県
斎藤氏の先祖の阿感坊が、竜宮様へ藤蔓切りに行き、川に落とした鉈を追いかけて竜宮に着いた。竜宮に3日いて、瑪瑙は宮子神社に、観音様は竜宮様へ、玉手箱は斎藤家に持って行けといわれて、3品を貰って帰って来たら、3年経っていた。口止めされていたが跡部の殿様から責められて喋り、3日後に死んだ。殿様は気の毒に思い、コウガン寺(現在廃寺)の殿様の墓の前に葬った。
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ベンザイテンニョ
1937年 埼玉県
弁財天の木像に3拝して3日目、思いもかけない利益にあずかった。
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